生和会グループ、全国すべてのグループ病院に自社開発AIアプリ「S-BOT」と診療支援ツール「medimo」を導入
生和会グループはグループ内で独自に開発した、医療現場の業務改善を支援するAIアプリ「S-BOT」と、音声認識と生成AIを活用した診療支援ツール「medimo」を、全国すべてのグループ病院へ正式導入することを決定しました。
これにより、記録作成・情報整理といった医療従事者の負担軽減をはじめ、医療の質向上と組織的なAI活用文化の定着を目指します。
■ 現場ニーズ起点で開発した自社AIアプリ「S-BOT」をグループ全病院に導入
「S-BOT」は、生和会グループのAI/DX推進部署であるSDX研究所が、臨床現場で働く医療従事者とともに開発した業務改善AIアプリです。
文章作成支援、情報整理、文献検索、業務ナレッジの共有など、医療現場の「間接業務」を包括的にサポートします。既存の生成AIでは対応が難しい「回復期リハビリテーション病院ならではの業務特性」に着目し、特化機能を順次開発しています。
さらに、医療現場の課題や声を起点に継続的なアップデートを行うことで、「医療現場の業務で本当に使いやすい」医療従事者に寄り添ったAIアプリの構築を目指していきます。

■ medimo、わずか3ヶ月で2,000時間以上の業務削減効果を確認
生和会グループでは、2023年よりmedimo社と共同で検証を重ねてきました。
2025年の第2回検証では、以下のような成果が確認されています。
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3ヵ月で2,000時間以上の業務削減効果を確認
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リハビリ専門職の記録作成時間が 約66%短縮
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主観的負担感が 約50%軽減
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「患者さまに向き合う時間が増えた」という現場からの声が多数
これらの実績を通じて、AIソリューションとしての有効性が確認され、今回のグループ病院全体への導入につながりました。

■ 全国3エリアにDX担当者を配置し、AI導入体制を強化
今回の全国導入に合わせ、SDX研究所は体制を拡大し、
関西5名・中国3名・関東1名(予定) の計9名体制でエリア担当者を配置します。
各エリア担当者は、
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AI導入の運用設計
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教育・研修の実施
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病院ごとのカスタマイズ支援
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利用データを用いた業務改善サイクル構築 など
を行い、医療現場でAIを活用しやすい体制を支えます。
さらに、全病院に「AI業務改善委員会」を設置。
医師・看護師・リハビリ専門職・事務職など多職種が参加し、病院同士で成功事例やノウハウを共有する“AI活用ネットワーク”を形成します。

■ SDX研究所について
SDX研究所は、生和会グループのDX推進部署として設立。 信頼できるAIを運用し、医療従事者の負担を減らし、共有意思決定に基づく人中心の医療を推進することをミッションとしています。
■ 本件についてのお問い合わせ
生和会グループ
MR&S有限会社 SDX研究所
所在地 :大阪府堺市堺区南向陽町2丁3番6号
代表者 :大門 恭平
Instagram:https://www.instagram.com/dx_seiwakai/
E-mail : k_omon@sdxlab.jp
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