【速報】「日本フラワーデザイン大賞2025」主要各賞が決定　大賞・内閣総理大臣賞などを表彰｜「Bloomination」テーマのもと、多彩な表現が結実

「Bloomination ～光り輝く、すべての人に開かれた花の世界～」——GREEN×EXPO 2027に続くフラワーデザインの公募展

公益社団法人日本フラワーデザイナー協会

2025年12月17日 13時09分

公益社団法人日本フラワーデザイナー協会（略称：NFD、所在地：東京都港区高輪4-5-6、理事長：西村好正）は、2025年12月13日（土）、NFD花ファッションハウス（東京都港区高輪3-19-34）にて「日本フラワーデザイン大賞2025」の表彰式を実施し、内閣総理大臣賞をはじめ友好団体賞など計24の賞と副賞の受賞者を発表いたしました。（後援：文化庁、厚生労働省、農林水産省、外務省、観光庁、公益社団法人２０２７年国際園芸博覧会協会）

■主要受賞一覧（速報）

●大賞・内閣総理大臣賞　

　「Next Genesis～次なる創世～」（花束部門1位）／安藤千賀子（兵庫県）

●文部科学大臣賞　

　「花よ咲け夢よ翔べ」（アレンジメント部門1位）／師藤美名子（大分県）

●厚生労働大臣賞　

　「蝶の遣い」（プティデザイン部門1位）／安藤千賀子（兵庫県）

●農林水産大臣賞　

　「グリーンサムの指輪」（フローラルアクセサリー部門1位）／平井華子（神奈川県）

●観光庁長官賞　

　「RADIANT」（ブライダルブーケ部門1位）／長谷喜佳（栃木県）

●公益社団法人２０２７年国際園芸博覧会協会会長賞　

　「未来の花」（プリザーブドデザイン部門1位）／横山由美子（広島県）

大賞・内閣総理大臣賞／花束部門１位「Next Genesis～次なる創世～」安藤千賀子（兵庫県）

農林水産大臣賞／フローラルアクセサリー部門１位「グリーンサムの指輪」平井華子（神奈川県）

公益社団法人２０２７年国際園芸博覧会協会会長賞／プリザーブドデザイン部門１位「未来の花」横山由美子（広島県）

■友好団体特別賞

Société Nationale d’Horticulture de France（フランス国立園芸協会）賞　

　「咲縫（しょうほう）」（フローラルアクセサリー部門2位）／長末亜理沙（福岡県）

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会会長賞　
　「紡ぐ希望」　（アレンジメント部門2位）／安富由紀（香川県）

一般社団法人 JFTD（花キューピット）会長賞　
　「未来を紡ぐ」（プリザーブドデザイン部門2位）／奥山友枝（栃木県）

一般財団法人日本ファッション協会理事長賞　
　「As you like it」（ブライダルブーケ部門2位）／藤牧由香（富山県）

一般社団法人日本流行色協会理事長賞　

　「花そよぐ」（プティデザイン部門2位）／澤田美和子（兵庫県）

一般社団法人日本花き卸売市場協会会長賞　
　「春はすぐそこ」（花束部門2位）／若林希和子（石川県）

一般社団法人日本生花商協会理事長賞　
　「瑠璃色の地球」（ブライダルブーケ部門3位）／鈴木じゅんこ（岡山県）

▽その他の賞の詳細などは、NFD公式サイトをご覧ください。

https://www.nfd.or.jp/event/jfda2025/

■イベントの目的

「日本フラワーデザイン大賞」は、全国から寄せられた応募作品を対象に、デザイン画による一次審査を経て実作品を制作・展示・公開する、フラワーデザインの公募展です。プロ・アマ、年齢、国籍を問わず幅広い参加を募り、花がもつ可能性や創造性を多角的に表現・評価することで、日本の花文化の発展に寄与することを目的としています。

今回のテーマは、「Bloomination ～光り輝く、すべての人に開かれた花の世界～」。「Bloom（花開く）」と「Illumination（光の彩り）」を掛け合わせた造語で、花々が光をまといながら咲き誇る、まばゆいひとときを表現する作品が寄せられました。本コンテストには、「未来への希望の種をまく」というメッセージが込められています。

次回は、「Florescence ～希望の種から繋ぐ、幸せな明日の風景～」（予定）をテーマに掲げ、今回蒔かれた“種”が“開花”というかたちで未来へとつながっていく姿を描いていきます。

また、本コンテストのテーマは、GREEN×EXPO 2027 のテーマ「幸せを創る明日の風景」とも呼応しており、上位入賞者には、同会場内で開催予定の「日本フラワーデザイン大賞2027」へのシード権を授与しました。今後も本コンテストは、花を媒介とした創造的な表現を通じて、人と自然、そして未来をつなぐプラットフォームとしての役割を果たしてまいります。

■リアル展示とオンライン展示を併用

本大会の初の試みとして、全出展作品をオンライン上でも一般公開と並行して展示し、国内外どこからでも、好きな時間に自由にご覧いただける環境を整えました。リアル展示とオンライン展示を併用することで、より多くの方々にフラワーデザインの魅力に触れていただける機会を提供しました。（オンライン展示期間は、2026年5月末までの予定）

▽「JAPAN FLOWER DESIGN MUSEUM by NFD」は下記URLよりご覧いただけます

https://sv72.3d-gallery.net/?uid=TEs6t6PELo9bXT

■開催概要

会期：2025年12月6日（土）～12日（金）※偶数日が一般公開日、奇数日は作品制作日で非公開

会場：NFD花ファッションハウス（東京都港区高輪3-19-34）

テーマ：「Bloomination ～光り輝く、すべての人に開かれた花の世界～」

応募規模：プロ・アマ問わず全国から応募

部門：アレンジメントA・B／ブライダルブーケ／花束／プティデザイン／フローラルアクセサリー／プリザーブドデザイン

審査方法：デザイン画による一次審査後、最終出展作品を審査・評価

賞：内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、公益社団法人２０２７年国際園芸博覧会協会長賞ほか

副賞：東京堂店舗内ディスプレイ制作権（謝礼あり）、オアシス®ブラックエコ 1年分

後援・協賛：文化庁、厚生労働省、農林水産省、外務省、観光庁、公益社団法人２０２７年国際園芸博覧会協会、株式会社東京堂、スミザーズオアシスジャパン株式会社

■代表者コメント　公益社団法人日本フラワーデザイナー協会理事長：西村好正

今回のコンテストは、単に作品の完成度を競うだけでなく、SDGsや環境配慮への意識を育む大変重要な機会となりました。エコ素材やリサイクル・リユース素材を取り入れた表現も年々増えており、今年のテーマ「Bloomination ～光り輝く、すべての人に開かれた花の世界～」への深い理解が、作品の随所に映し出されていました。「GREEN×EXPO 2027」の開催を見据え、花の分野から環境への取り組みをさらに広げていくための、力強い第一歩となったと感じています。

公益社団法人日本フラワーデザイナー協会

公益社団法人日本フラワーデザイナー協会（略称:NFD）は1967年に設立。フラワーデザイナー組織として唯一の公益社団法人です。フラワーデザインの資格認定および登録を行い、その普及と広報を図ることで、日本の生活文化の向上に寄与することを目的として活動しています。全国に53の支部を持ち、会員数は約14,000名、約7,000名のNFD講師が在籍し、花に関わるさまざまな分野で活躍しています。