レスター、生成AIを活用した議事録自動生成ツールを開発グループでDX推進
株式会社レスター(本社:東京都港区、代表取締役 社長COO:林 眞一)はこの度、生成AIを活用した議事録自動生成ツール(以下「本ツール」)を開発しましたのでお知らせします。今年9月より当社グループ約1,700名を対象に本格運用を開始しております。グループをあげてDXの加速を図り、業務の効率化と質の向上に取り組みます。
当社は、2027年3月期までの中期経営計画を支える基盤として「DX推進による情報プラットフォームの整備」を目指し、グループ全体でDX推進に取り組んでいます。この度開発した議事録自動生成ツールは、生成AIを活用することで音声データから議事録を自動生成し、議事録作成業務の負担を軽減します。開発においては、現場ニーズの高かった資料取込機能を搭載し、議事内容と会議資料を統合した詳細で正確な議事録生成を実現しました。また、SFA(営業支援システム)との連携機能により、顧客対応やデータ分析などの業務の高度化も可能となります。
生成AIの基盤にはアマゾンウェブサービス(AWS)の「Amazon Bedrock(*)」活用しています。「Amazon Bedrock」は、高度な暗号化技術によるデータ保護とユーザーデータを学習に使用しない仕組みを持つことで、情報漏洩リスクを極限まで低減しています。蓄積された議事録データは組織のナレッジとして活用することもできます。
当社グループにおける運用では、議事録作成業務の自動化により、アクションアイテムの確認や共有すべき報告資料の作成時間を短縮し、業務効率の改善に繋げました。例えば、約30分を要していた議事録作成業務が5分程度に短縮され、空いた時間を企画立案や市況分析といった業務に活用するなど業務の質向上も可能となりました。
今後はグループ内で本ツールの活用を一層推進するとともに、2025年11月より予定する外部販売に向けた準備を進めます。当社は引き続きデジタル技術を活用した業務効率化により、持続的な生産性向上に取り組んでまいります。

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