製造業DXが日本を変える!「STATION Ai」オープニングセレモニースペシャルセッションに、FACTORY X 代表・神谷登壇
STATION Ai オープニングセレモニースペシャルセッション「製造業DXが日本を変える!」に代表・神谷が登壇しました。3日間で来場者数・約4,000人のイベントの様子をあわせてお届けします。
2024年10月31日、日本最大級のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」でオープニングセレモニーが開催されました。
セレモニー直後のスペシャルセッションのひとつである「製造業DXが日本を変える!」にFACTORY X 代表・神谷が登壇し、豪華登壇者の方々と製造業×スタートアップの未来をお話しました。
また11月1日・2日に開催されたオープニングイベントでは、展示会・ピッチにも参加しました。
STATION Ai のグランドオープンの様子を含めた事後レポートをFACTORY X 目線でお送りします。
オープニングセレモニースペシャルセッション「製造業DXが日本を変える!」
< ディスカッションテーマの一覧 >
A. 地域におけるDXの重要性とポテンシャル
B. DX推進に必要な「共創」の進め方
C. 共創に向けてSTATION Aiに期待すること
製造業における人手不足を補うためにはDXが必要不可欠な現在において、スタートアップと共創することで業務効率化や成長の可能性があります。特に製造業のポテンシャルとスタートアップの勢いを活かすことが重要です。
スタートアップが製造業と協業する際の課題として製造業の厳格な文化や安全基準とのバランスを取る必要があったり、企業の担当者のコミットメントや組織内の関係構築が成功の鍵となるのでは?
そんな話題でセッションは幕をあけました。
DXのD(デジタル)に偏りがちで、X(トランスフォーメーション)を進めるためにはトップダウンのアプローチが必要。日本の製造業では現場の改善から始めることが多いので、経営陣の意識改革が重要となります。
現場の活性化やアイデアの共有のためにデジタルツールの効果的な活用が求められ、DXを通じて企業文化が変わることで、新規事業が生まれやすくなると考えられます。
重要なのは経営者が柔軟性を持ち、現場の意見を積極的に聞くこと。特に小さな意見でも積み重ねが大切で、無意識に流さないようにすることが大切です。
スタートアップエコシステムの中では、共創の可能性がある方々を紹介される場面があります。でも「製造業」という大きな分類だけで括られてしまい、担当者が対象となる業務や課題を把握しておらず、残念なマッチングとなってしまうケースが多々あります。
効果的なマッチングのためには製造業の課題を具体的に把握することはもちろん、スタートアップが注力している具体的な領域に焦点を当てる必要があるため、今後のスタートアップエコシステムに期待したい。と意見があげられ、ディスカッションは大いに盛り上がりました。
パネルディスカッション
FACTORY X の在庫戦略モデルの発展のためには、製造ラインや人材の実力をあげることが重要であり、登壇者同士でも共創の可能性を示唆する場面がみられました。
またオーディエンスから「解像度の高いマッチングを実施するために必要な対応があったら教えてほしい」と質問があがり、FACTORY X 代表・神谷からは2つのやり方をお伝えしました。
1つ目は、スタートアップに素直に聞いてほしいということ。
スタートアップは自社に対する多くの経験を持っているため、簡単な質問に対して返してもらえる応えによって自社のお客さんとなる可能性を読み解くことができる人がほとんどだと思います。そういった私たちの経験則を伝えることができ、再現性もあると考えられるので、質問と回答の例を興味のあるスタートアップに素直に聞いてほしい。
2つ目は、製造業のオープンイノベーションの担当者は自社の課題を洗い出し、把握しておくこと。
この方法は海外を中心に実施されることが増えてきているので、ノウハウなども確立され始めています。共創のための下準備をサポートしていくことが、マッチングには重要です。
みんなで世界一へ!
登壇者たちが今日のセッションを振り返る場面で、最後を飾ったFACTORY X 代表・神谷の言葉は「みんなで世界一へ!」。
2023年5月に開催されたPRE-STATION Aiの運営1周年イベント All Members Meetupsで2022年度の「STATION Ai アワード」を受賞した際に、「FACTORY XとSTATION Aiはともに2022年から活動を開始した同期です。一緒に世界を目指しましょう」と代表・神谷はお話しました。
あれから1年半が経ち、STATION Aiのグランドオープンは多くの方々が待ち望んでいた特別な日となりました。
本セッションの登壇者・オーディエンスの方々はもちろん、STATION Ai・スタートアップエコシステムの支援者の方々、この場に居合わせた全員が今後それぞれの成果をあげていくと思います。
製造業DXが日本を変える! には多くの方々の共創が必要となります。だからこそ、「みんなで世界一へ!」とお伝えしました。
大村知事も飛び入り参加! 最後はみんなで記念撮影
セッションの振り返りをみていた大村知事はとても喜び、予定になかった登壇をされました。
登壇者全員と熱い握手を交わし、ディスカッションの締めとなる記念撮影が実施されました。
オープニングセレモニー
音楽や映像を組み合わせたパフォーマンスのオープニングセレモニー、「フランス初の産業ユニコーン企業のサクセス・ストーリー」や「地域スタートアップエコシステムについて」など豪華登壇者によるここでしか実現しないセッションで会場が盛り上がりました。
オープニングイベント - FACTORY Xのスタートアップ展示・ピッチ -
11月1日・2日はオープニングイベントが開催され、オープニングセッションに続き多くのセッションやイベントが実施されました。
FACTORY X は初めてとなる展示ブースの出展、ピッチの登壇と楽しい時間を過ごすことができました。
お知らせ
■ 採用
フルタイム・副業を問わず、事業開発・システムエンジニアを募集しています。
その他の職種も随時採用を開始していきますので、事業に共感いただける方は気軽にご連絡ください。
詳細:https://www.factory-x.com/recruit
■ ポテンシャライト【STATION Ai現場レポート】FACTORY Xさんに突撃 掲載
ベンチャー企業の採用ブランディング・人事採用支援を行うポテンシャライトのSTATION Ai現場レポートとして、オープニングイベントのFACTORY Xの様子が事業内容を含めて掲載されました。是非ご覧ください。
詳細:https://www.factory-x.com/241113
■ 愛知県岡崎市「第7回 ものづくり岡崎フォーラム」 FACTORY X 代表・神谷 登壇
テーマ:既成概念、大崩壊。 〜新たなる世界観、共創イノベーション〜
12月13日(金)に愛知県岡崎市で開催される「第7回 ものづくり岡崎フォーラム」にて、スタートアップのピッチタイムにFACTORY X 代表・神谷 喜穂が登壇します。
詳細:https://www.factory-x.com/241211
会社概要
会社名:株式会社FACTORY X(ファクトリーエックス)
代表取締役:神谷 喜穂
設立日:2022年9月28日
本社:愛知県岡崎市久後崎町字宮前1番地
事業内容:在庫戦略モデルの開発・展開
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