日程調整の「めんどくさい」をなくす。Lynx、ワークスペース機能β版を無料リリース

別組織でも自然に予定がそろう、新しい時間のインフラを目指す

株式会社タイムラボ

株式会社タイムラボ(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:保積雄介、以下「タイムラボ」)は、複数のカレンダーをまとめて自動同期できるカレンダーアプリ「Lynx」(読み方:リンクス)の新機能であるワークスペース機能のβ版を、2025年12月11日(木)に提供を開始したことをお知らせいたします。

広がる協働、多様化する働き方。その裏で積み重なる調整コスト

近年、働き方が大きく変わりつつあります。独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2023年5月に発表した「副業者の就労に関する調査」(※1)では、仕事をしている人の6.0%が副業を行っていると報告されています。1つの組織に閉じた働き方だけでなく、複数の企業・案件と関わる人が一定数存在することが分かります。

実際のプロジェクトでも、複数企業やフリーランス、外部パートナーが混在するケースは珍しくありません。こうしたプロジェクトの多くは、立ち上げ時にツール選定や体制づくりは議論される一方で、「スケジュール調整をどう行うか」は取り残されがちです。

異なる企業やドメインのメンバーが集まることで、社内では当たり前にできるカレンダー共有ができず、スケジュール調整のための余計な作業が日常的に発生しています。

よくあるスケジュール調整方法と課題

  • Slackや口頭で候補日を出し合う

  • メンバーが各自のGoogleカレンダーを「予定あり」に個別設定する

  • 定例会議を組んでも、リスケジュールのたびに再調整が発生する

  • 少人数のクイックな会議でも「いついけますか?」の往復が発生する

プロジェクト型ワークでは、組織の枠を越えたやり取りが増えるほど、日程調整のためのコミュニケーションは増大し、結果としてプロジェクト進行のスピードに影響するケースも少なくありません。

(※1)https://www.jil.go.jp/press/documents/20230519.pdf

調整の「めんどくさい」をなくす、別組織連携の新体験

複数企業やフリーランスが混在するプロジェクトでは、スケジュール調整の手間や情報共有の難しさが常につきまといます。

カレンダーアプリ「Lynx」は、そんな課題を解決する、異なるドメインのメンバー同士でも社内のカレンダー共有と同じ感覚で予定を調整できる「ワークスペース機能(β版)」を公開しました。プロジェクト型ワークを安全かつシームレスに進められる新しいソリューションとして、来春に予定する正式版公開に先がけ、β版として無料で提供を開始いたしました。

①調整コストを大幅に削減

Lynxのワークスペースでは、メンバー全員の予定あり・なしを一覧で確認できます。社内でカレンダーを共有するのとまったく同じ感覚で、別組織のメンバーとスケジュール調整が可能になります。

ポイント

  • 候補日の出し合いが不要

  • 少人数のクイックミーティングも即時設定

  • 定例会のリスケも全員への個別確認不要

これにより、プロジェクトにおけるスケジュール調整のコミュニケーションが軽量化され、時間的・心理的コストを大幅に削減できます。

②安心・安全な情報管理

Lynxは、ユーザーの予定内容(タイトル・詳細など)はもちろん、「予定が入っているかどうか」という最小限の情報さえ、サーバーやデータベースに保存しません。その都度、空き枠があるかどうかだけを確認できる仕組みのため、Lynxの中に予定データが残ることはなく、アプリ側から情報が漏れてしまう心配は構造上起こりません。

ポイント

・ワークスペース内で共有されるのは「空き枠」のみ

・予定内容が相手に見えることは一切ない

・プロジェクト終了後は、ワークスペースやメンバーを簡単に削除可能

期間限定のプロジェクトや外部パートナーとの協働でも、安心して利用できる設計です。

③メールアドレス or 招待リンクですぐに利用可能

ワークスペースの作成はシンプルで、メール招待または招待リンクの共有だけで参加が可能。Lynxアカウントを持っていないメンバーも、その場で簡単に登録できます。プロジェクト型ワークに関わる、あらゆる立場の人が同じ操作感で利用できるように設計されています。

先行ユーザーが語る活用の手応え

Lynxでは、2025年10月より一部ユーザーにクローズドでワークスペース機能を提供し、実際のプロジェクトで活用いただきながら改善を続けてきました。複数企業・プロジェクトでのテストを経て、現場の課題感に基づいた機能として仕上げています。

株式会社Sales Marker
インテントリクルーティングコンサルタント 島 桜さん

弊社Recruit Markerの顧客伴走支援において、複数のお客様と定例会等のスケジュール調整をする必要がありますが、先方のプロジェクトメンバーも複数部署・複数名に渡ることが多く、週に30分を決めるだけでも難航する状態でした。

Lynxワークスペース機能の導入により、先方側・自社側の予定を1枚で可視化。空き枠を一目で見つけられるようになりました!特にスケジュール登録している中でも対象者をチェック/除外できる機能や、繰り返し予定の登録までできる機能は便利に活用させていただいています。

その結果、毎週予定調整だけで会議中のラスト5分が失われていた現象がなくなりました。さらに、非同期で調整になった場合、Lynx利用でない時は調整完了までに数日かかることもザラでしたが、先方への都度確認が不要になったことで予定調整が1分で済むようになりました!個人的には仮スケジュール乱発が抑えられたり、先方へ何度も「予定いかがでしょうか?」をリマインドする心的コストが減ったりしたことでよりコア業務に集中できるようになったのが嬉しいです。

Lynxワークスペースは、自分自身のみならず、お仕事で関わる相手方の負担も減らせる魅力的な機能だと思います!プロジェクトの本質に向き合いたい方は、ぜひ触ってみてください!!

TOPPANホールディングス株式会社
事業開発本部 黒田貴子さん

以前は、社外の方との日程調整のために、まずは社内メンバーの予定を確認・仮押さえをし、相手からの返信を待って確定させるという、パズルのような調整業務に多くの時間を費やしていました。返信待ちの間は他の予定を入れられず、再調整が発生した際のコミュニケーションコストも大きな課題でした。

プロジェクト期間中にテスト的に使用させていただいたLynxワークスペース機能は、会議等のカレンダーの詳細を伏せたまま「空き時間のみ可視化されるプライバシー設計」が徹底されており、導入後は情報漏洩の心配なく社外の方と日程共有・調整ができるようになりました。特に、社内の他メンバーがLynxに登録していなくても、既存のカレンダーと連携するだけで、LYnX上で社内メンバーの空き状況もあわせて確認できる点は非常に画期的です。

これにより、日程調整の手間が削減されたことはもちろん、「相手に無理を言っていないか」「メールを見落としていないか」といった心理的な負担や不安が解消されたことが最大のメリットだと感じています。UIも直感的で使いやすく、導入直後から迷わず操作できる点も魅力的です。

株式会社トライグループ
チーフ H.Sさん

アプリケーション開発プロジェクトでは、複数社のベンダーさんと合同でMTGをすることが多いのですが、当時は MTG 日時の調整にかなり時間がかかる ことが課題でした。特に急ぎの案件ほど、「全員の回答が揃うまで待つ」必要があり、結果的に最速で設定できたはずのタイミングを逃してしまうことも…。とはいえ「早めに返事ください」と強くお願いするのも心理的に気を使いますし、関係構築の面でも悩ましいところでした。

いまはワークスペースに関係ベンダーさんを登録しておき、全員の空き時間を一括で確認しています。チェックボックスで参加メンバーを切り替えられるので、「この2社だけ」「今日はこのメンバーだけ」といった形でもすぐに予定が把握できます。空き時間を確認したら、そのまま Lynx 上で予定登録まで完結しています。Zoom や Teams と連携しておけば、MTG 用のURLも自動生成されるのでとても便利です。

これまで返信待ちで 半日かかっていた MTG 調整が約 5 分で完了 するようになりました。急ぎのMTGでも「皆さんから返事くるまでドキドキ…」という時間がなくなり、社外の方に急かし連絡をする必要もなくなったので、心理的負担もかなり軽くなりました。

自分の予定の詳細は相手には見えず、"埋まっている時間だけ" 可視化される仕様がありがたいです。スケジュール共有のストレスがすごく軽いです。Lynx が自動で Zoom URL を作ってくれるので、カレンダー ⇄ Zoom の行き来がなくなり、予定登録にかかる手間が一気に減りました。MTG 調整の時間が削れた分、本来やりたかった業務に集中できるようになったのも大きいです。これからも使い続けつつ、周りの人たちも含めて、もっと効率よくストレスなく働けるようにしていきたいです!

今後の展望

Lynxが目指すのは、日程調整という作業が意識されなくなる世界です。候補日を出し合ったり、リンクを送ったり、都合を聞き合うことなく、プロジェクトメンバーが当たり前に予定を合わせられる状態をつくります。

ワークスペース機能はその第一歩です。

複数企業が関わるプロジェクトでも、必要なメンバーの空き時間が自然と出揃い、調整のためのコミュニケーションコストが限りなくゼロに近づく未来を見据えています。

調整に使っていた時間をなくし、プロジェクトの価値創造にまっすぐ集中できる世界へ。

Lynxは、そんな「新しい時間のインフラ」を目指して進化を続けてまいります。

ワークスペース機能リリース記念・無料導入相談会を開催!

今回のワークスペース機能のリリースを記念して、無料導入相談会を実施します。

「まずはどんな機能なのか聞いてみたい」

「自社のプロジェクトでどう活用できるか知りたい」

「設定や導入のイメージをもってから試したい」

といった、どんな段階のご相談でもお気軽にご参加いただけます。

ご相談内容を含め、相談会で共有された内容はすべて守秘義務を厳守いたします。現在抱えている課題や疑問点など、ざっくばらんにお話しください。Lynx担当者が丁寧にお答えいたします。

無料導入相談会 概要

無料相談会参加者限定のサポート特典

今回の相談会にお申し込みいただいた方には、よりスムーズに導入いただくための限定サポートをご用意しています。

  • 初期導入サポート(セットアップ支援)

  • 活用方法のアドバイス

  • プロジェクトでの最適な使い方を個別にご提案

「まずは話だけ聞きたい」という方も大歓迎です。プロジェクト型の働き方が増える今、ぜひこの機会をご活用ください。

「Lynx」とは

Lynxは、仕事・プライベート・副業など複数のカレンダーをまとめて自動同期できるカレンダーアプリです。GoogleカレンダーやMicrosoftカレンダーと連携し、どのカレンダーでも同じ予定が見られるように統一。同期元の予定内容は同期先には表示されないため、別の会社や組織との共有も安心です。ダブルブッキングや予定漏れを防ぎ、散らばった時間をシンプルに整えます。多様な働き方が広がる時代にフィットする、次世代のスケジュール管理ツールを提供します。

タイムラボとは

タイムラボは「時間をデザインする」ことを軸に、日々の暮らしや働き方にひそむ“時間の課題”を見つけ、より良い体験へとアップデートしていく会社です。自社サービス「Lynx」では、仕事・プライベート・副業などで使う複数のカレンダーを自動で一元化し、散らばった時間をシンプルに管理。多様な働き方を支える新しいスケジュール体験を提供しています。一方、Penguin Studioはデザインドリブン開発を土台に、試行回数を最大化しながら、高品質なプロダクトをつくるソフトウェア開発スタジオ。DX支援やアプリ開発、AI活用など、多様なプロジェクトを推進しています。

社名:株式会社タイムラボ

URL:https://timelab.jp

所在地:大阪府大阪市

設立:2018年2月1日

代表取締役CEO:保積雄介

事業内容:時間に関するソフトウェアの企画・開発・支援、ソフトウェア開発支援

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会社概要

株式会社タイムラボ

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URL
https://timelab.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12
電話番号
-
代表者名
保積 雄介
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年02月