結び手がデリーの商工会にてインド日系企業へ呼びかけ
NPO法人結び手福岡、デリー商工会100社超に対し団体紹介とCSR予算活用の呼びかけを実施
NPO法人結び手(代表:福岡 洸太郎)は、インドのデリー商工会に所属する100社を超える企業に対し、団体紹介とインドの貧困地域での課題についてのプレゼンテーションを実施しました。結び手は、教育が不足していることによる詐欺や汚職被害の現状を伝え、インドの法律で定められたCSR(企業の社会的責任)予算を活用し、共にこれらの課題に取り組むことを呼びかけました。
プレゼンテーションのハイライト
1. 団体紹介:
結び手は、日本とインドを中心に活動するNPO法人であり、インドの貧困地域での教育支援や女性の自立支援を行っています。団体のビジョンとミッション、これまでの実績について紹介しました。
2. インドの貧困地域での課題:
- 教育の不足: インドの多くの貧困地域では、基礎教育が十分に行われておらず、子どもたちが基本的な読み書きや算数を学ぶ機会が限られています。
- 詐欺や汚職被害: 教育が不足していることで、詐欺や汚職の被害に遭いやすくなっています。詐欺の手口や汚職の実態について具体例を挙げて説明しました。
3. CSR予算の活用提案:
結び手は、インドの法律で定められたCSR予算を活用して、貧困地域の教育支援や女性の自立支援プロジェクトに参加することを企業に提案しました。具体的なプロジェクト例として、以下の取り組みを紹介しました。
- 基礎教育プロジェクト: 未就学児から小学生相当の子ども向けに毎日勉強できる機会を提供し、リテラシーの向上、自ら身を守ることを目指します。
- 子ども新聞プロジェクト: 未就学児から小学生相当の子ども向けに新聞を発行し、無料で配布。識字率向上を目指します。
- ブロックプリント封筒の製作: 教育を受けていない女性たちが家庭内で仕事を得られるよう、回収した子ども新聞を再利用し、封筒やバッグを製作、販売。
- バナナチップス販売: 栄養価の高いバナナチップスを現地で販売し、女性の雇用創出と地域社会の栄養状態改善を図ります。
今後の展望
結び手は、今回のプレゼンテーションを通じて、多くの企業がCSR活動に参加し、共にインドの貧困地域の課題に取り組むことを期待しています。また、結び手は引き続き、インドの貧困地域での教育支援や女性の自立支援に注力し、持続可能な社会の実現を目指します。
企業の皆様には、ぜひ結び手の活動にご賛同いただき、CSR予算の活用を通じて、社会に貢献する活動を共に進めていただければ幸いです。
お問い合わせは、結び手の公式ウェブサイトをご覧いただくか、直接ご連絡ください。
NPO法人結び手とは
NPO法人結び手は、「世界から外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」をミッションとして2021年に設立され、インド国内7地域で20団体以上と共に活動を展開するNPO法人です。ビハール州・ラジャスタン州を中心に1,400名の子ども達に勉強する機会を提供しています。インド在住の代表福岡を初めインド国内で国籍を問わず課題解決することを目的とするNGO団体です。
NPO法人結び手 ウェブサイト
NPO法人結び手 問い合わせ先:
代表 福岡 info@musubite.org
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