「カーボン・オフセット第三者認証プログラム」プログラム管理者業務 開始のお知らせ

一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会

一般社団法人炭素会計アドバイザー協会(愛知県名古屋市、代表理事:鈴木 修一郎)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、企業・自治体・NPO/NGO等によるカーボン・オフセットの取組を支援するため、カーボン・オフセットラベル認証事業「カーボン・オフセット第三者認証プログラム」の管理者業務を2026年1月26日(月)より開始いたします。

本プログラムは、環境省のカーボン・オフセット指針及びオフセットガイドライン等に準拠し、信頼性の高いカーボン・オフセットおよびカーボンニュートラルの取組の普及を図り、第三者認証基準に基づいて認証された案件に認証ラベルが付与される制度です。

【認証ラベル】

●カーボン・オフセットラベル          ●カーボン・ニュートラルラベル

■本事業開始の背景

我が国では、国内外の排出削減・吸収プロジェクトを支援することを目的として、環境省主導のもとで2017年3月までの間、カーボン・オフセットの取組を認証する「カーボン・オフセット制度」が運用されてきました。環境省による本制度の運用は既に終了し、2017年4月以降は、環境省の「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)」及び「カーボン・オフセットガイドライン」に準拠した、民間主導の取組に移行しています。

この流れを受け、当協会は環境省より当該認証事業のプログラム事業者として承認を受け、この度「カーボン・オフセット第三者認証プログラム」を開始することとなりました。

■カーボン・オフセットと取組みの必要性

カーボン・オフセットとは、市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府などの社会の構成員が、自らの温室効果ガス排出量を把握し、削減努力を行ったうえで、削減が困難な排出量について、クレジット等の他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。

企業がカーボン・オフセットに取組むときには、「(排出量を)知って」 →「減らして」 →「( 残る排出量を)オフセット」の3つのステップによって進めていきます。

●カーボン・オフセットの概念図         ●カーボン・オフセットの3つのステップ

地球温暖化の進行を抑えるためには、温室効果ガス排出量の削減に向けた取組を、社会全体で進めていくことが重要です。省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入など、排出削減に向けた取組は各地で進められていますが、現状では、すべての排出を削減することは困難とされています。

こうした中、削減が難しい排出量について、温室効果ガスの削減・吸収プロジェクトを通じて埋め合わせる仕組みとして、カーボン・オフセットが活用されています。個人や企業、自治体など、誰もが参加できる仕組みとして、社会全体で温暖化対策を進める手段の一つとなっています。

■カーボン・オフセット第三者認証プログラムの概要

カーボン・オフセット認証プログラムは、カーボン・オフセット制度に基づき、有識者で構成される第三者委員会等が運営します。個別のカーボン・オフセットの取組については、環境省の「カーボン・オフセット第三者認証基準」に適合して認証された案件に認証ラベルが付与されます。本プログラムは、信頼性の高いカーボン・オフセットの取組の普及を図り、プログラムを利用する事業者等が温室効果ガス排出量を正しく把握するとともに、さらなる削減努力を促進することを目的としています。

本プログラムでは、以下の認証区分を設けています。

▶カーボン・オフセット認証

▶カーボン・ニュートラル認証/計画登録

認証を受けた事業者は、所定の手続きを経ることで、環境省により商標登録された認証ラベルを用いて、製品・サービス、イベント、組織活動等を実施・発信することが可能となります。

▶ カーボン・オフセット第三者認証プログラムの特設サイトURL:

  https://www.caai.or.jp/carbon-offset-pg/

■本プログラムを活用するメリット

本プログラムを活用することで、企業・自治体・NPO/NGO等は、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 第三者認証を通じて、カーボン・オフセットの内容や算定方法、クレジット活用の妥当性が客観的に確認され、取組の透明性・信頼性を確保できます。

  • 取組の水準が客観的に示されることで、消費者、取引先、投資家等のステークホルダーに対して、分かりやすく説明することが可能となります。

  • 環境省のガイドラインに準拠した認証ラベルを製品・サービス、イベント等に使用することで、環境配慮の取組を「見える化」し、企業価値の向上や他社との差別化につなげることができます。

  • 排出量の把握・可視化を通じて、業務プロセスの見直しや無駄の削減につながる場合があり、中長期的なコスト削減や効率化のきっかけとなることも期待されます。

  • 第三者認証に基づく情報発信により、グリーンウォッシュ等のリスクを回避し、公正で適切な環境コミュニケーションを実現します。

認証ラベルは、単なる表示ではなく、取組の信頼性・透明性を担保する重要なコミュニケーション手段としての価値を有しています。

本プログラムの運営を通じて、カーボン・オフセットの取組に対する信頼性の確保と社会的理解の向上を図り、公正な市場形成および排出削減・除去プロジェクトの促進に貢献してまいります。

■参考:環境省による関連情報

<お問い合わせ先>

一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会 

カーボン・オフセット認証プログラム事務局  Email:ninshouprogram@caai.or.jp

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会社概要

URL
https://www.caai.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル16階 株式会社ウェイストボックス内
電話番号
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代表者名
鈴木 修一郎
上場
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資本金
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設立
2022年07月