EXPO PLL Talksテーマ事業「いのちを高める」シリーズVol. 8開催のお知らせ
~「学びの協奏コンテスト」探究事例から考える未来の学び・遊びの在り方~
大阪・関西万博における会期前参加型トークイベント「EXPO PLL Talks」の一環として、テーマ事業「いのちを高める」プロデューサーの中島さち子(音楽家・数学者・STEAM教育者、株式会社steAm 代表)をモデレーターとする「EXPO PLL Talksテーマ事業『いのちを高める』シリーズVol. 8 未来の学び・遊びを模索する ~学びの協奏コンテストを通して~」が、2024年5月18日(土)立命館大学大阪いばらきキャンパスにて対面およびオンラインのハイブリッド形式で開催されます。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が、株式会社steAm(代表:中島さち子)および一般社団法人steAm BAND(会長理事:鈴木寛、代表理事:中島さち子)との共催で開催する今回のイベントタイトルは「未来の学び・遊びを模索する 〜学びの協奏コンテストを通して〜」。多様な登壇者との対談を通して「未来の学び・遊び」の在り方を模索します。本イベントでは、昨年度開催された「第1回学びの協奏コンテスト」の結果報告や探究事例(アート・哲学/基礎研究/課題解決)の発表、審査員および受賞者によるパネルディスカッションなども予定しています。
●「学びの協奏コンテスト」について
2022年に第0回、2023年に第1回が開催された「学びの協奏コンテスト」は、様々なジャンルの専門家と話すことを大事にした次世代型探究コンテストです。多くの探究コンテストが中高生を対象としているのに対し、本コンテストは未就学児や小学生、さらに60歳以上の方々からの応募も受け付け、幅広い世代の参加者が互いに刺激を受け合う場を目指しています。また、「基礎研究」や「課題解決」に加えて「アート・てつがく部門」を設け、多様な分野・領域を自由な発想によって横断的に探究できる点も大きな特徴です。一番の特徴は自身の興味にあわせてさまざまな専門家からのメンタリングが受けられること!結果以上に試行錯誤の過程を重視し、互いに関与し協奏できる場を構築しています。
●大阪・関西万博テーマ事業「いのちを高める」プロデューサー 中島さち子 メッセージ
テーマ事業「いのちを高める」(シグネチャーパビリオン“いのちの遊び場 クラゲ館”)では、万人万物に多様に宿る爆発的な創造性を開いていく「創造性の民主化」を掲げています。その際、大事なことは「一人一人の“弱さ”を(心理的安全な状況で)提示でき、価値に変えていくことができる/分断を協奏・共創に変えていくための対話が生み出せる」社会を模索することだと考えています。
問いも答えも揺らぐ時代、AIが学び成長する時代の中で、人間が果たすべき役割は何か。私たちが学ぶ・遊ぶ(・働く・生きる・創る)の中で大切にすべきことは何か。
学びや遊びの環境や仕組みはどのように変わっていくべきか。
より一人一人の多様な個性や特性が生かされ、協奏できる学びとはどのようなものか。
今の社会や文化、学びの構造の課題は何か…。
今回のトークイベントでは、こういった<未来の学び・遊びの在り方>についての問いを提示し、思想と具体事例を循環させながら、多角的に、率直に、対話を深めていきます。
年齢を問わず、面白い多角的な視点を持ち、未来に向かって一歩踏み出そうとしているさまざまな登壇者や、失語症の方にとってのわずかな指先を通した交流を生み出す未来のマウス、手話絵本、片手で卵を割る方法、ネック冷ス、おじぎそうの探究他、音楽やアートを通じて死をとらえたり、バーバルとノンバーバルの融合としての音楽…などなどの具体的な探究作品とともに、時に探究の難しさや学校現場での課題などにも踏み込みながら、一緒に、未来のワクワクドキドキする学び遊びの可能性を模索し、あなたも一歩、共に踏み出しましょう!
●開催概要
日時:2024年5月18日(土)15:00-17:30 開場14:30
会場:立命館大学 大阪いばらきキャンパス フューチャープラザ(大阪府茨木市岩倉町2-150)
ライブ配信URL:後日万博クラゲ館インスタやPeatixお申し込みサイトなどを通じてご案内いたします
主催:株式会社 steAm、一般社団法人 steAm BAND、公益社団法人2025日本国際博覧会協会
協力:学校法人立命館
使用言語:日本語(手話通訳あり)
申込:https://peatix.com/event/3940568/
内容:
・学びの協奏コンテスト探究事例発表(一部音楽を交えて)
・学びの協奏コンテスト審査員たちによる、未来の学び・遊びについての提言他
登壇者:
・山極 寿一:総合地球環境学研究所所長、京都大学名誉教授(前総長)
・鈴木 寛:東京大学公共政策大学院教授(steAm BAND会長理事)
・小堀 哲夫:建築家(クラゲ館基本設計者)、法政大学教授(steAm BAND理事)
・川井 萌桜:東京都 小学三年生
・山口 慧眞:大阪市立三稜中学校
・諏訪 兼久:フロンティアマーケット株式会社
・佐藤 あかり:神戸女学院大学
モデレーター:
・中島 さち子:大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー、steAm代表(音楽x数学xSTEAM教育)、steAm BAND 代表理事
※登壇者については今後変更となる可能性があります。
▶EXPO PLL Talks | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/overview/expo_pll_talks/
なお、本イベントの会場である立命館大学は、大阪・関西万博テーマ事業「いのちを高める」シグネチャーパビリオン<いのちの遊び場 クラゲ館>への協賛団体の一つです。本トークイベントの翌日には、立命館大学大阪いばらきキャンパスで「いばらき×立命館DAY(通称いばりつDAY)」が開催され、飲食店模擬店や縁日企画、鉄道模型、スポーツや音楽企画のほか、2025年大阪・関西万博に関連する特別プログラムの開催も予定しています。
▶「いばらき×立命館DAY 2024」公式サイト
https://ibaritsu.ritsumei.ac.jp/
【2025年日本国際博覧会テーマ事業「いのちを高める」について】
大阪・関西万博のテーマ事業の一つ「いのちを高める」では、遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともに“いのち”を高めていく共創の場の創出を目指します。そのため、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」だけでなく、万人万物の創造性の民主化を目指して会期前から会期後までさまざまな活動や催事を仕掛けていきます。
今回のトークイベントで取り上げる「学びの協奏コンテスト」もそのようなムーブメントの中から生まれた活動の一つです。
▶ 2025年日本国際博覧会テーマ事業「いのちを高める」<いのちの遊び場 クラゲ館>公式サイト
https://expo2025-kuragepj.com/
クラゲ館インスタグラム https://www.instagram.com/expo2025_kuragepj/
【EXPO PLL Talksについて】
大阪・関西万博では、そのテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためのコンセプトとして「People’s Living Lab(PLL、未来社会の実験場)」を掲げ、会期前から多様な実践者や有識者によるオンライントークイベント「EXPO PLL Talks」を開催しています。中でも、テーマ事業プロデューサーの一人である中島さち子(株式会社steAm 代表)をモデレーターとして開催する EXPO PLL Talks「いのちを高める」シリーズは継続実施され、これまでさまざまな立場の方々と多角的に「いのち輝く未来社会」について対話を行ってきました。
▶EXPO PLL Talks | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
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