吉野石膏、リサイクルせっこう100%を実現したせっこうボード「タイガーR100」を新開発
循環リサイクルシステムで実現する”エコ”なせっこうボード: 建設業界の循環型社会を支える新製品
せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売事業等を展開する吉野石膏株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:須藤 永作)は、原料せっこうにリサイクルせっこうを100%使用したせっこうボード「タイガーR100」(タイガーリサイクルボード100)を商品化しました。
近年、新築現場や解体現場などから出るせっこうボードのリサイクルは、二酸化炭素排出量削減を目指して循環型社会の実現に向けた重要な課題となっています。この度、当社は「リサイクルせっこう」を100%使用し、製造における二酸化炭素排出量が千葉第一工場品で0.9㎏-CO2eq、三河工場品 0.8㎏-CO2eq(※1)と革新的に小さい値を実現した「タイガーR100」を販売致します。
当社は1995年に建材業界で初めて再生活用事業の個別指定を受け、リサイクルせっこうの活用を推進してきました。近年、分別回収技術が進歩し、安定的な量のリサイクルせっこうを確保できるようになったことで、本年8月に「タイガーR50」の発売開始を発表しました。その後、リサイクル100%を求める市場の要望が高まってきました。その中で中間処理業者からのリサイクルせっこうの持ち込み量も増すことができており、この度「タイガーR100」の供給の目処が立ったため発売となりました。
「タイガーR100」は、千葉第一工場および、三河工場で製造を開始します。二酸化炭素排出量削減とリサイクルを軸に、カーボンニュートラルと循環型社会の実現に寄与する製品が、「タイガーR100」です。
※1 LCAにおける、原料調達・原料輸送・製品製造時の1㎡あたりの二酸化炭素排出量(気候変動 IPCC 2013 GWP 100a)を社内で計算した、厚さ12.5mmのタイガーR100の値
※ 主要な規格:JIS A6901せっこうボード製品、エコマーク認定番号 24123004
◆吉野石膏株式会社について
吉野石膏株式会社は、山形・吉野鉱山での石膏原石採掘を起源として、1901年に創業した石膏ボード製造のリーディングカンパニーです。「タイガーボード」を中心とした製品群は、耐火・遮音・耐震性に優れ、国内シェア約80%(2024年1月現在)を誇り、消費地に近い製造拠点と広範な製品ラインナップで様々なニーズに対応しています。
「安全で快適な住空間を創る」ため、時代の変化に合わせた商品開発を行いながら、愛、変わらず人々の暮らしに寄り添い、快適かつ安全な暮らしの実現を目指していきます。
【企業概要】
社名:吉野石膏株式会社
本社所在地:東京都千代田区丸の内3丁目3番1号(新東京ビル)
代表取締役社長:須藤 永作
設立:1937年(創業:1901年)
事業内容:せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売など
公式サイト:https://yoshino-gypsum.com/
【SNS情報】
Instagram:https://www.instagram.com/yoshino.gypsum
【本リリースに関するお問い合わせ先】
吉野石膏株式会社 品質保証部 電話:03-3890-2063
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