マンスリーレポート(5月)『次世代会議』の提案を合宿に生かしてみた(日本パラ・パワーリフティング連盟)

日本パラ・パワーリフティング連盟(JPPF)は、選手の活躍が社会に感動と勇気を与え、『身体で生きるすべての人をエンパワー』する力になるとの想いを持ち、この競技の魅力を多くの方に届けるため、月ごとの活動報告として、
・未来を拓くための試み
・アスリートの素顔が垣間見えるエピソード
・SNSの注目トピックス・・・ 等、ご紹介していきます。
【5月のトピックス】
トピックス1:次世代会議について
① 4月の次世代会議での提案を合宿で実践(盛り上がるトレーニングをしよう!)
② 5月の次世代会議を開催 (理想の合宿/SNSで発信したいこと)
トピックス2:選手の声を聞く 「個別インタビュー」 2名の選手と実施
◇ フレンドリーところにもご注目 | 光瀬智洋 選手
◇ アスリート語録がたくさん | 大堂秀樹 選手
トピックス3:5月のSNS 振り返り(人気の投稿 )
トピックス1:次世代会議
強固なチームワークが競技力向上の鍵となると考え、2025年度は、選手、コーチ、スタッフ間の垣根を越えたコミュニケーションの活性化を重要目標に掲げ、選手の個別インタビューをスタート。さらに個別インタビューをきっかけとして月に1度の『次世代会議』が始まりました。
□「次世代会議」の狙い
選手・スタッフの主体的な成長と連盟の未来を築く場にする、立場や世代を超えた自由な意見交換の場を作る、コミュニケーションアップからチーム力アップ、そして競技力アップにつなげることです。
① 4月の次世代会議での提案を5月の合宿で実践しました
4月の次世代会議では「選手とスタッフ間のコミュニケーションをもっと活発化したい」、という共通項を見つけました。そこから、まず「できること」を抽出し、自分たちの関わり方次第でもっと有意義な合宿を作ることができるのでは、と京都合宿(5/10~5/11)でトライしたい提案をまとめました。
<合宿の目標> 活気あるトレーニングを!
<やること> ・メインセットを行う選手をみんなで注目し、全員で声を出して盛り上げる
・新人選手に「パワーリフティング楽しい、合宿楽しい」と感じてもらえる盛り上がった合宿にしよう


合宿後、ヘッドコーチからは「とても活気のある合宿だった。次世代会議での提案、良かった」とのコメントもあり、今後につながる取組みとすることができました。
② 5月の次世代会議を開催
5/27に第2回の次世代会議をオンラインにて開催しました。議題は主に、5月の合宿でトライをしたことの振り返りと、今後、さらに良い合宿にしていくための提案、SNSで発信していきたいことについてでした。次回は7月に海外コーチを招聘しての合宿が予定されています。ミーティングを充実させるためのアイデア、テンポよくトレーニングを行い、ますます盛り上がるトレーニングをしていくためのアイデアをトライする予定です。
また、SNSの発信案に加え、SNSリテラシーについて自分事として考える機会になるような対話の場も設けたいという話をしました。成果については7月レポートにてお届けします。
トピックス2:選手の声を聞く 「個別インタビュー」 2名の選手と実施
■光瀬智洋 選手(男子59Kg級 所属:株式会社エグゼクティブプロテクション)

フレンドリーなところにもご注目
個別インタビューの時間にも、より有意義な合宿にしていくためのアイデアを話してくれたことで、5月の次世代会議での議論が深まりました。競技を盛り上げていきたい気持ちが強く伝わるインタビューでした。動画コンテンツ作りでは、今後、光瀬選手発アイデアを取り入れていく予定です。
また、注目してほしい自身のポイントは「フレンドリーな面」とのこと。試合で見せる気合と気迫たっぷりな姿と、普段のギャップが魅力であることを、ここでもお伝えします☺
■大堂秀樹 選手 (男子80Kg級 所属:SMBC日興証券株式会社)
飛び出す「語録」
現役選手の中で競技歴が最長、今年で29年目。
北京・ロンドン・リオ、3大会連続パラリンピック入賞、しかも、試合ではこれまで一度も失格なし、など様々なエピソードを持つ、伝説級の選手。今回のインタビューでも様々な「大堂語録」が
飛び出しました。そこで、5/23のラブレターの日にちなんで、
パラ・パワーリフティング愛という視点からピックアップした言葉をInstagramで紹介しました。

5/23ラブレターの日の投稿「 試合が好き、ベンチプレスが好き 」
大堂選手自身の競技に対する深い愛情とプロ意識を示す内容が、「ラブレターの日」というテーマと結びつくことで、他の関連投稿よりも高いエンゲージメント率を獲得した投稿となりました。
トピックス3:5月のSNS
5月はInstagramで強化合宿の様子や選手のパーソナルな部分に焦点を当てるリールを活用した投稿を増やしました。Xでは広報活動の基盤を強化しつつ、情報発信を安定的に継続しました。
5月のフォロワー数
Instagram フォロワー数1051→1063(前月比+12)
エックス フォロワー数 1678→1685(前月比+7)
「いいね!」、再生数ともに、No.1だったのは今年度初の強化合宿の一場面を紹介した投稿でした。
(Instagram)いいね 53|再生数 1602
5/12の投稿「ベンチプレス以外のトレーニング風景、合宿ならでは」
以前、どんな投稿が見てみたいか?との投げかけにベンチプレス以外のトレーニング風景というリクエストをいただき、今回の投稿となりました。
Pick Up … 日野雄貴 選手(シンプレクス・ホールディングス株式会社)
愛知学院大学ウェイトトレーニング部の外部コーチも務めている経験から、「言語化」することの重要性に気づき、全国の仲間ともトレーニングについて語り合い、共に成長したいと考えるようになり、「オンライン合同トレーニング」の提案がありました。

まずはコミュニケーションを取るところから始める、とし、愛知学院大学の部員たちと、東京で練習しているパラ・パワーリフティング選手をオンラインでつないだ交流を行いました。
1回目の様子:選手発案「オンライン合同トレーニング」始動
学び合いながら切磋琢磨できる場を提供したい!との想いを胸に、6/14(土)には、第2回のオンライン交流を予定しています。
5月の活動内容のご紹介でした。合宿や日常練習会での撮影・ご取材可能です。選手への個別取材のお問合せも受け付けております。ご質問や取材のお申込みは下記担当者までお願いします。
■直近の現場撮影 【可】 は3回
6/14(土)東京日常練習会(@味スタ)
11:00~トレーニング
14:30~愛知学院大学ウェイトトレーニング部とのオンライン合同トレーニング(対話のみ)
6/28(土)・29(日)第8回チャレンジカップ京都(取材案内6/19配信予定)
7/12(金) NTC海外コーチ招聘合宿 (取材案内配信予定あり)
※ 個別取材につきましては、ご相談承ります。
■お問い合わせ 日本パラ・パワーリフティング連盟 (広報) 吉田
TEL: 090-6650-2645 メール:596yoshida@gmail.com
補足1
(目指す共生社会)
当連盟では、インクルーシブとは「互いの得意を持ち寄ること」と定義し活動し、それにより持続的な成長ができる共生社会の実現を目指しています。このような定義のもとで行う企業や団体とのコラボレーションがもたらす可能性について、具体的なイメージをお伝えしていけるよう、マンスリーレポートでその月に行った取り組みを紹介していきたい、との想いから発行しています。
そして、AIとの協働を通じて作成したビジュアルは、選手、コーチ、スタッフ、そしてファンやステークホルダーが一体となって喜びを分かち合う、私たちの理想の未来像を表しています
(競技力向上に向けて)
JPPFは、選手の競技力向上と、それを支える事務局が一体となり活動しています。事務局は、選手の活躍が社会に感動と勇気を与え、『身体で生きるすべての人をエンパワー』する力になると信じ、日々の活動に取り組んでいます。そこで事務局では、強固なチームワークこそが競技力向上の鍵となると考え、2025年度は、選手、コーチ、スタッフ間の垣根を越えたコミュニケーションの活性化を最重要目標に掲げました。
私たちの目指す未来は、全ての選手が国内外の大会で自己目標を達成し、チーム全体が歓喜に沸く姿です。その感動はファンやステークホルダーにも広がり、明日への活力を生み出すと信じています。5月の活動も、この理想の実現に向けて歩みを進めることができました。
補足2
未来を拓く対話の場『次世代会議』
選手・スタッフの主体的な成長と連盟の未来を築くため、新たな試み『次世代会議』が発足しました。立場や世代を超えた自由な意見交換の場となることを目指し、記念すべき第1回会議を4/28に開催。2回目を5/27に開催。今後も定期的に開催していきます。
『次世代会議』とは
■定義
立場や世代など関係なく、JPPFの未来を創るための語り合いの場
■目的
チーム力アップで競技力アップ。なぜなら、選手の活躍が多くの方々に感動と勇気を与え、社会全体を元気づける力になれるから。
■背景
3月の全日本を終え、選手の闘う姿に感動したり力を貰ったという多くの喜びや感謝・感動の声をいただいたことで、選手の活躍を通して、多くの方々に元気を届けていきたいと、JPPF事務局ではあらためて強く決意。事務局として選手の活躍に貢献できることはコミュニケーションアップを図ること、という答えに。
■実施方法
月に1回程度、有志が集まって1時間ほど話をする、基本的にはオンライン、合宿では対面
■内容
「より良いJPPFの未来につながる事」の語り合い
■ルール
・考え方が違っても否定や拒絶をしない
・それぞれの想いを聞く
・自分と相手の違いを理解する
・遠慮せず自分の考えを言う
・共通点を見つける
・・・このようなことができる場にする。
『次世代会議』(5月)の概要
5月合宿の反省をふまえて 7月合宿の提案
◯参加選手のプロフィールを事前に関係者に展開したい。
◯当日は名札を着用し新しい関係者にも分かりやすくしたい。
◯ベンチ台を円形に置き、中央に監督やコーチが位置するような配置でリズムのよいトレーニング。
SNS
◯ライブ配信をするとしたら、について意見交換
◯インタビュー動画の案(いくつか7月合宿で撮って今後の投稿に生かしたい)
・簡単なパンプアップ方法
・選手による筋肉部位のトレーニング紹介
・重量級選手の一日の食事量
・スタッフ等のビフォーアフターや目標達成までの道のり
・女子選手向けのコンテンツ(軽量級選手の食事、間食について、ボディメイキングなど)
◯SNSリテラシー:研修だけでは得られない+αの効果を期待し、選手やスタッフ間でSNSリテラシーについて話し合う時間を設けては
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