2025年大阪・関西万博 オランダパビリオン - 120万人と築いたコモングラウンドの6ヶ月‐大盛況で閉幕
オランダ王国は、2025年4月13日から6ヶ月間開催された2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、共に分かち合い、共に新しい価値を生み出すという意味の『コモングラウンド』をテーマに、サーキュラリティ(循環型)の発想に基づいて設計された再利用可能なパビリオンを展開しました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、160を超える国と国際機関が集結した2025年大阪・関西万博の会期中、オランダパビリオンは120万人以上の方にご来場いただいた他、140を上回るイベントとオランダ本国より6回に及ぶ経済使節団の来日を通し、国際ビジネスとイノベーションの交流拠点としての役割も果たしました。万博終了後、本パビリオンは淡路島に移設され、第二の命が吹き込まれる予定です。
■コモングラウンド:自然とテクノロジーが融合する体験型空間
オランダパビリオン来場者体験のハイライトは、建物中心部の約11メートルある球体内で展開した、AI生成による360度のドーム型映像。革新的なAI映像を用いて国際協力の重要性を伝える他、来場者は自然の力を活かしたオランダの最新イノベーションなどに触れることができました。コモングラウンドというテーマには、オランダと日本の425年に及ぶ友好関係、そして持続可能な未来に向けた協力の意志が込められおり、国境を越えた共創とサステナブルな未来へのアイディアが交わる場として、来場者に強い印象を与えました。
■ ビジネスと国際連携のハブとして
オランダは、パビリオン内外で行われた140件以上のイベントを通じて、35万人を超える来場者と交流を深めました。
また、テクノロジー、ヘルス、ヘルシーフード、園芸技術、エネルギー分野を中心に、オランダから6回の経済使節団(経済ミッション)の来日プログラムを実施し、日本との新たなビジネスチャンス、そしてパートナーシップを築く機会を提供しました。


■6ヶ月間行われた文化プログラム『コモングラウンドの活性化』
万博会期中、多様性、協働、そして継続性を文化プログラムの基本原則とし、オランダから100名を超える参加者が、日本の関係者と共に、ダンスパフォーマンスやワークショップ、ジャズアルバム、ドキュメンタリー、味噌工場、音で体験する文化遺産のインスタレーション、都市研究など多彩な活動に取り組みました。『コモングラウンドの活性化』と題した文化プログラムは、文化が常に国境を越えて営まれるものであり、私たちの今と未来の生活に新たな想像力を生み出す力を持つことを示してくれました。
■未来を見据える循環型パビリオン
オランダパビリオンは、オランダの建築事務所RAU、エンジニアリング会社DGMR、デザインスタジオTellartによって設計され、日本の株式会社淺沼組によって建設されました。持続的に利用可能なクリーンエネルギーと日の出を表す光る球体「man made sun - 次世代への太陽」が中央に浮かぶ、再利用可能な素材で設計された循環型のパビリオンです。万博閉幕後は、株式会社パソナグループが淡路島での再活用を予定しており、万博後もその理念と価値が継続されていきます。
▼オランダパビリオンのセカンドライフ(再活用)プレスキット
https://medianlexpo2025.stack.storage/s/TLWAMbZ5rbDAOgrD/nl/files/3083

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