【イベント事後レポート】粋響株式会社、ミラノコレクション 2025 秋冬にて日本の伝統技術を活かしたジュエリーを発表
ヨーロッパ市場での手応えとブランドの可能性

日本の伝統文化を次世代に伝える活動を展開する粋響株式会社(所在地:静岡県富士宮市 代表:佐野 翔平 以下、「粋響」)は、2025年2月25日〜3月3日にかけてイタリア・ミラノで開催された、世界最高峰のファッションイベント「ミラノコレクション」にジュエリーデザイナーとして初出展いたしました。
本イベントでは、粋響のコンセプトである「伝統と革新」を体現したジュエリーが注目を集め、ヨーロッパのファッション関係者やバイヤーから高い評価をいただきました。

日本の伝統技術が、ミラノのランウェイで新たな輝きを放つ




今回のコレクションでは、日本の職人技が生み出すジュエリーの美しさを、世界の舞台で表現。ランウェイでは、黒・赤・金をテーマカラーとしたかんざしや帯留め、ブレスレット、ピアスが、伝統的な技術とモダンなデザインの融合を象徴するアイテムとして披露されました。

特に注目を集めたのは、日本刀の素材としても知られる「玉鋼(たまはがね)」や、越前和紙を取り入れたジュエリー。
繊細な職人技が織りなす独特の質感や光沢に、多くの来場者が足を止め、ジュエリーが持つストーリーに耳を傾けました。
現地での反応 〜伝統に込められた意味への関心〜




ヨーロッパの来場者の多くは、単なるデザインの美しさだけでなく、「このジュエリーは誰が作っているのか?」「どのような技術が使われているのか?」「その技術にはどんな意味があるのか?」といった、背景にある職人の技や歴史に強い関心を示しました。


特に印象的だったのは、「これは素晴らしい、だからこの値段がするのですね」と納得してくださる声が多かったこと。伝統技術の価値が正しく伝わることで、価格の背景を理解し、共感してくださる文化が根付いていることを実感しました。
日本の美とヨーロッパの感性が響き合う〜ブランドの新たな可能性〜




今回の出展を通じて、日本の伝統技術とヨーロッパの文化との親和性の高さを改めて実感しました。歴史や文化に価値を見出し、その背景にある技術や哲学を尊重するヨーロッパの風土は、粋響のブランドコンセプトと深く共鳴しています。
ミラノコレクションを終えて〜代表メッセージ〜
ミラノは、歴史や文化のストーリーに価値を見出す風土があり、日本の伝統技術との相性の良さを改めて感じました。今回の出展を通じて、粋響のブランドが持つ可能性をさらに広げるきっかけを得ることができました。
粋響株式会社は今後も、日本の伝統技術を次世代へと継承しながら、『伝統と革新』の想いを世界に伝えてまいります。
伝統屋 暁について

世界に誇れる日本の伝統や文化、技術をより多くの方に伝えていきたい!という想いで立ち上げました。伝統屋 暁という屋号は「職人や技術が再び陽の目を見ていく」という意味で名付けています。『技術を活用し、職人に還元する』を理念とし、失われつつある日本独特の技術や文化を応援することと、お客様ひとりひとりの暮らしに寄り添えるような商品をお届けすることが目標です。
商品には職人のこだわりや、貴重な伝統技術が詰まっています。ぜひ手に取っていただき、その素晴らしさを感じてみてください。
代表 佐野 翔平

佐野翔平(1990年生まれ・静岡県出身)
日本の伝統文化の継承と発展に尽力する実業家であり、火縄銃射撃競技の選手としても活躍。国内大会での優勝経験を持ち、日本武道館をはじめ全国各地で演武を披露している。伝統技術の魅力を現代に生かすべく、「伝統屋 暁」を立ち上げ、国内外で商品展開を行うほか、粋響株式会社 代表取締役としても活動。近年では、世界的デザイナー・コシノジュンコ氏との協業や、ミラノコレクションへのジュエリー出展を果たし、デザイン業界からも高い評価を受けている。伝統と革新を融合させる独自の視点で、美と文化を未来へとつなぐ。
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