現地での支援活動で見えた課題を備えに活かす

7月28日(日)に親子で尻活!“いろんなトイレ展”を開催

泉大津市

能登半島で課題 自宅のトイレが使えない

泉大津市では、能登半島地震が発生した翌日の1月2日から6月1日まで、延べ25人の職員を派遣し、給水活動や避難所の運営支援など、被災者の生活に密着した支援活動を実施してきました。現地での活動で見えた課題、感じたことを、今後の防災対策に活かせるよう、現在、さまざまな取り組みを進めています。その中で特に課題と感じたのは“自宅のトイレ対策”です。能登半島地震では断水が続き、自宅のトイレが使えず、不便な状況が続きました。災害時のトイレ問題は命に関わります。そこで、トイレについて親子で話し合い、自宅のトイレ対策に取り組むことができるよう、7月28日(日)に「親子de尻活!いろんなトイレ展」を開催します。

親しみにくいを親しみやすいに

「いろんなトイレ展」は、関空泉大津ワシントンホテルが主催する「親子deフリマ!」にブース出展します。令和4年度に実施した市民アンケートでは、災害に備え、食料や生活必需品などの「備えをしていない」人の割合は、44.9%でした。今年度調査の速報値でも同じ傾向にあり、中でも子育て世代が多い20~30歳代の約6割が「備えをしていない」と回答しています。
今年度は、被災地支援の経験を活かし、災害用トイレの備え方や使い方も学べる防災出前講座を9回開催してきました。合計412人に受講いただきましたが、内容が固く、親しみづらいためか、親子連れでの参加はごく稀です。
そこで、トイレ対策を広めるための楽しい仕掛けづくりとして、災害協定を結ぶ同ホテルの「夏休み親子イベント」に参加します。

派遣した職員も現地で使った 家庭で使えるトイレ

プラスチックトイレと自動ラップ式トイレ

いろんなトイレ展では、自分でつくる「DIYトイレ」「プラスチック」「段ボール」でできたトイレ、在宅介護やキャンピングカーにも使われる「自動ラップ式トイレ」など、“家庭で使える”いろんなトイレを紹介。いずれも、能登半島地震の避難所で用意されていたもので、中でも自動ラップ式トイレは、避難所でも好評で、本市から派遣された職員も活用していました。
イベントでは展示するだけでなく、実際に簡易トイレを「つくる」、水や凝固剤を使って「試す」などの体験を提供します。

ホテルとの取組を活かし、液状化ベビーカー避難体験も

同ホテルは、津波から命を守るため、緊急的に一時避難する津波避難ビルに指定されています。また、客室は要配慮者である妊産婦専用の福祉避難所にも指定されており、毎年1月には同ホテルで、「乳幼児・妊産婦避難所お泊り体験会」を開催しています。そこで、日頃からの同ホテルとの取組を活かし、液状化ベビーカー避難体験、妊産婦ホテル避難制度やホテルに常備している赤ち
ゃん用備蓄品の紹介なども実施します。

乳幼児・妊産婦お泊り避難所体験
同ホテルで常備している赤ちゃん用防災グッズ

親子deフリマ 概要

  • 日時 令和6年7月28日(日)午前11時~午後4時

  • 場所 関空泉大津ワシントンホテル2階「シンフォニー」

  • 内容 親子で参加できる体験イベント。フリーマーケットではこども店長としての販売体験や、モノを買う体験を通してリユースの楽しさや喜びを学びます。イベント内では地域で人気の飲食店ブースやホテルレストランも出展。遊びから自然と学びにつながる環境を提供します。

泉大津市について

泉大津市
所在地:大阪府泉大津市東雲町9番12号
市長:南出賢一
HP:https://www.city.izumiotsu.lg.jp/

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URL
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/index.html
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
大阪府泉大津市東雲町9番12号
電話番号
0725-33-1131
代表者名
南出 賢一
上場
未上場
資本金
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設立
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