「メタバース空間を利用したラーニングシステム」 2カ月無料体験受付中
~2025年度東京都「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」 静岡県「しずおかバーチャルスクール」にて本格運用を開始~
大日本印刷株式会社(DNP)のXRコミュニケーション®事業では、メタバース空間を活用して新しい教育機会を創造し、探究的な学びを支援しています。この取り組みでは、没入感が高く、現実に近いコミュニケーションを可能にする3Dメタバース空間を採用した「メタバース空間を利用したラーニングサシステム」を提供しています。
2025年4月には、さらに充実した体験を提供するために、いくつかの新機能を追加しました。これに伴い、これらの新機能を含むサービスを体験できる無料体験版の提供を開始しました。

【無料体験概要】
無料体験版では、実際のサービスと同じ空間やアバターを利用できます。
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体験版利用期間:利用開始から2ヵ月間
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利用可能なアカウント数:管理者用アカウント10名まで、児童生徒用アカウント:40名まで
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利用費用:無料
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お申込方法:下記ページの問い合わせフォームよりお申込みください
https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail_sub/20176877_4991.html
【「メタバース空間を利用したラーニングシステム」特徴】
① 楽しい学びを促す新機能を搭載
画面共有による学習支援や、アトラクション機能など児童・生徒のアイデンティティの表現やコミュニケーションを促進する従来の既存機能に加え、新たに38種類の3Dアバターが登場し、児童・生徒の多様なアイデンティティを自由に表現できるようになりました。さらに、コミュニケーションを促進する「ホワイトボード機能」や「ライブカメラ・画面共有機能」を搭載し、学びのサポートを強化いたします。従来の3Dアバター操作体験とともに、新しい学びの世界を利用いただけます。(「3Dアバター」は18種類のみ無料体験版に適応しています)

②3Dメタバースならではの、心理的ハードルの軽減
3Dアバターを通じた対話の場を提供することで、対面での交流が苦手な方も安心してコミュニケーションに参加できる環境を整えています。PCから簡単にアクセスでき、GIGA端末にも対応しているため、学校や自宅を問わず、子どもから大人まで利用しやすいです。
さらに、「意志」や「感情」を上手に伝えられない児童・生徒でも、ガッツポーズや同感、わからないといったリアクションを3Dアバターで表現することで、能動的な行動を促進します。バーチャル空間内でのやり取りや活動を通じて、他者とのつながりや小さな成功体験を積み重ねることができ、社会との関わりを支援します。
➂安全でクローズドな利用環境
登録したユーザーのみが利用できるクローズドな環境を提供します。個人情報と紐付けない方式で、入室用のIDとパスワードを発行し、安心してご利用いただけます。経験豊富なオンライン支援員が、不登校支援に特化したNPOグループの指導を受けており、学びの伴走を行います。
さらに、文字チャット機能では、事前に登録したNGワードを自動で検知・削除することで、誹謗中傷を未然に防ぎます。支援対象や地域の方針に応じて、柔軟な設計が可能であり、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)と、ISO/IEC27017:2015(JIS Q 27017:2016 )を取得しており、安心・安全な学びの場を提供いたします。
※ DNPは、個人情報保護マネジメント資格を保有しており、安心・安全な環境を準備致します。
【最後に】
「メタバース空間を利用したラーニングシステム」は、3Dメタバースでの新しい体験活動や、デジタルツールを用いたメタバースと現実空間の両方を行き来する学習活動など、新しい学びの場を提供しています。
2025年度東京都の「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム事業に係るプラットフォーム構築・運営組織」、静岡県の「令和6年度バーチャルスクール構築等業務委託」では、3Dメタバース内でのコミュニケ―ションによって、ボイスチャットで自分の気持ちや意見を伝えるようになった子供や、再び学校へ足を運ぶきっかけとなった子供など、子供たちの変化を促す場としてサービス提供しています。
このようなポジティブな子供の変化の場を、ご活用をご検討されているより多くの自治体・企業にご体験いただきたいと考え、無料体験版の提供を開始します。
※「無料体験版」は、以下リンク先(外部リンク)よりお申込みください。
https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail_sub/20176877_4991.html
【ご参考】
■「メタバース空間を利用したラーニングシステム」とは

「メタバース空間を利用したラーニングシステム」は、時間と空間を超えたコミュニケーションツールです。
本ツールを活用することで、3Dメタバースでの新しい体験活動や、デジタルツールを用いたメタバースと現実空間の両方を行き来する学習活動など、新しい学びの場を実現可能にします。
例えば授業や面談、グループワークなどを3Dメタバース上で行うことができます。
これにより、外国との交流授業への活用/不登校支援/外国ルーツの児童・生徒向け日本語指導など、新しい教育機会の構築を支援します。小学校、中学校、高等学校と、すべての学校種類で対応可能です。
■【導入事例】
現在都内34の自治体などと静岡県に本サービスを導入しています。東京都では、導入した自治体にアンケートを実施した結果、2023年の提供開始から現在まで、ログインした児童・生徒の約9割が2回目以降の継続入室をしていることが確認できました。また、コミュニケーションが図れた児童・生徒の約9割にポジティブな変化があったとの回答がありました。「家に引きこもっていた児童・生徒が適応指導教室に通えるようになった」「高校受験合格のモチベーションにつながった」「将来の夢を考えるきっかけになった」などの変化が見られています。
また、 「しずおかバーチャルスク―ル」でのアンケートでは、回答した児童・生徒の約95%が「利用してよかった」と回答。保護者からも子供たちの変化や対応への安心感など、高い評価が寄せられました。
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東京都「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)」
令和5年度は、都内8つの自治体と高校生向けの居場所事業が利用し、令和6年度からは、30の自治体などに拡大して利用いただいています。令和7年度は、東京都の34自治体などに拡張し展開しています。 -
静岡県「令和7年度バーチャルスクール構築など業務委託」
令和7年1月に、静岡県の全35自治体の約800校を対象として、不登校の児童・生徒に3次元(3D)メタバースを活用した居場所と学びの場の提供を開始。
本事業は、2025年1月に始まった試行運用を経て2025年4月より本格運用に移行したもので、DNPは、試行運用の段階から携わっています。
■DNPのXRコミュニケーション®事業について
あらゆる年齢・性別・言語等の人々が互いに分け隔てられることなく、リアルとバーチャルの双方を行き来できる新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」を2021年より展開し、メタバースを活用した教育支援や、自治体の地域活性化、「メタバース役所」等の行政サービス向上と窓口業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。
DNP独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みである表現技術や、安全・安心に大量の情報を処理する能力、リアルとバーチャルを融合するXR技術を活かし、多くのパートナーの強みなどを掛け合わせて、多様な価値を創出します。
DNPのXRに関する取り組みはこちら:https://www.dnp.co.jp/biz/products/maintag/xr.html
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