9歳の男の子の作品が「パブロス賞」受賞。小児慢性特定疾病の子どもたちが、メタバース美術館で作品展示
日本全国からアバターとしてメタバースの「パブロス美術館」に来館、作者に温かいフィードバックが寄せられる
■ 小児慢性特定疾病の子どもたちの作品展示を通して、社会とつながるきっかけを創出
パブロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 神田昌典、以降パブロス)は、「どんな状況にいる子どもでも、自由に想いを表現し、社会とつながるきっかけを生み出す」ことを目的に、小児科医・教育学研究者・NPO代表らによる「チームWonderMeta」と連携し、長期にわたり医療的ケアや治療を必要とする小児慢性特定疾病の子どもたちを対象にしたアート展示企画「WonderMeta×PABLOS美術館」を2025年9月に実施しました。
本企画で、子どもたちの自由な発想を称える「パブロス賞」を設け、9歳の男の子の作品「ひよこばら」が受賞しました。

■ パブロス賞 受賞作品・受賞者紹介:病気と向き合う想いをアート作品と文章で表現
「パブロス賞」を受賞した男の子は、生まれつき発作を抑えるための毎日の服薬が欠かせない病気とともに暮らしています。作品とともに提出された「病気と向き合う日々で感じたこと」には、「薬が美味しくなくて毎日2回飲んでいるのに慣れる気がしない」と記されており、自身の病気と向き合う日常のひとこまを、アート作品と文章の両方で表現しきっている点が評価されました。
『服薬のつらさという、病気と生きる当事者ならではの率直な感情を作品に昇華させた「ひよこばら」の受賞は、物理的制約がある環境下でも、メタバース美術館というプラットフォームを通して、子どもたちが社会とつながり、社会に向けて自身の想いを表現できる可能性の拡がりを表しています。このような子どもたちの社会とつながる機会づくりに関わらせていただくことができ大変嬉しく思います』とパブロス美術館館長 神田昌典は述べています。
■ 「WonderMeta×PABLOS美術館」の取り組み概要
小児慢性特定疾病とは、20歳未満で発症し、生命を長期にわたって脅かす、あるいは継続的な治療や通院が必要な病気のことを指します。小児がん、腎疾患、代謝異常、血液疾患など約850の病気が指定されており、治療や入院が長期化しやすく、その結果として、学習や友人関係の機会が限られ、社会とのつながりを感じにくくなるという課題を抱えています。
展示会では、「PABLOS美術館」のプラットフォームをもとに再構築したメタバース空間に、病気と向き合う子どもたちの作品を60点以上展示。全国各地からアバターとしてアクセスした来館者からの様々なフィードバックなど、双方向の交流が行われました。9月28日には香川県高松市でリアル展示会を開催、1000名以上が来場しました。
【オンライン展示】
・テーマ:「空想いきもの図鑑」
・展示:小児慢性特定疾病の認定を受けている子どもたちを中心に、病室や自宅、治療の合間などで制作された60点以上
・特徴:全国各地からアバターとして来館し、「投票」「コメント」「リアクション」機能を通じて作者にフィードバックを送る双方向の交流を実現。コメント欄には、制作者と来場者の温かい交流が多数確認されました。
【リアル展示会】
・日時:2025年9月28日
・場所:香川県高松市(NPO法人未来ISSEY主催「ゴールドリボンフェス2025」と連動)
・内容:メタバース展示作品の原画や実物を展示。約1,000名が来場し、公式アンバサダーの岸谷蘭丸氏によるトークセッションも開催され、病気と向き合う子どもや家族に向けたメッセージが発信されました。展示作品には、作者が記した「病気と向き合う日々で感じたこと」を併せて掲示し、作品の背景にある子どもたちの日常に光を当てました。
■パブロス株式会社 会社概要 https://pablos.co.jp/
【所在地】東京都港区
【代表者】代表取締役 神田昌典
【事業内容】教育DXプラットフォーム「PABLOS」運営
パブロスは、教育成果を人的資本に変換し、社会課題解決と事業創出を加速する教育テクノロジー企業です。探究成果をデジタル資産として循環させ、挑戦が次の挑戦を呼び込む仕組みを構築。そこから社会事業や次世代ユニコーンが芽吹く──その成長エンジンが『PABLOS』です。
●独自技術 ― プロジェクト創出エンジン
価値あるプロジェクトを創出する4つの技術を持ちます。
1.創造的課題解決法「フューチャーマッピング®」
2.行動を前提としたスピード学習/読書法「リードフォーアクション®」
3.マーケティング・コピーライティング
4.内発的動機を引き出す学習設計法「アクセラメンツ®」
これらを統合し、学びを事業アイデアに転換。資金・人材・市場を呼び込み、構想から収益化までを最短化します
●ビジネスモデル
「学びへの投資が即・新しい価値と事業を生む」モデルを軸に、
1.社会リーダー向けリスキリング
2.企業パートナーとのイノベーション創出
を推進。短期成果と教育資産の両立を実現します。
●経営陣
代表神田昌典は、国内外2万社を支援した経営コンサルタントであり、100冊の著作を持つベストセラー作家。教育・企業・行政・国際機関に広がるネットワークを活かし、グローバル展開や産学官連携を牽引しています。
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