IIJのセキュリティ本部長が兵庫県警より感謝状を受贈
サイバーセキュリティ対策アドバイザーとして10年間サイバー犯罪対策に貢献
当社の執行役員 セキュリティ本部長の齋藤 衛(さいとう まもる)が、兵庫県警察サイバーセキュリティ対策アドバイザーとして、10年にわたって兵庫県のサイバー犯罪対策に貢献したことが評価され、この度、兵庫県警 本部長より感謝状を受贈したことをお知らせします。また、IIJで行っている兵庫県警へのサイバー捜査官育成支援に対して、同警備部長より感謝状を受贈いたしました。
兵庫県警は巧妙化するサイバー犯罪やサイバー攻撃に対応するため、アドバイザー制度を設置し、専門的な知識を有する民間の技術者や研究者に委嘱しています。齋藤は、2015年6月より委嘱を受け(※1)、サイバーセキュリティ動向についての情報提供をはじめ、サイバー犯罪・サイバー攻撃の対策、ならびに事案対応への助言を行ってきました。また、専門的な見地から県警および県内の関係者への講演や研修を実施するなど、サイバーセキュリティ対策を支援してきました。
さらにIIJでは、人材育成支援として同県警察本部警備部公安第一課から捜査官を研修生として受け入れ、IIJセキュリティオペレーションセンター(SOC)の業務を通じて、マルウェア解析・デジタルフォレンジック等のスキル習得を支援し、サイバー関連事案の捜査に有用な知識や技術の向上に貢献しています(※2)。
このような活動が、サイバー犯罪の脅威から県民の安全を守るためのサイバーセキュリティ対処能力の向上に大きく寄与したとして、この度の表彰に至りました。
なお、サイバーセキュリティ対策アドバイザーの委嘱は今後も継続されます。
(※1) 2015年5月28日付報道発表資料:兵庫県警察より「兵庫県警察サイバーセキュリティ対策アドバイザー」を委嘱:
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2015/0528.html
(※2) 2017年3月8日付報道発表資料:IIJ、兵庫県警察サイバー捜査官の育成を支援:
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2017/0308.html
2025年7月10日に行われた授与式の様子


齋藤より受賞のコメント
この度は大変光栄な賞を頂戴し、心より感謝申し上げます。これまで警察の皆様と情報通信の分野は、直接的な関わりが多くはありませんでしたが、インターネットの普及が進むにつれ、サイバー空間で発生する犯罪行為などへの対応において、両者はより密接な連携が求められるようになってきました。そうした中で、特に変化の激しい情報通信分野の動向をお伝えすることが、警察の皆様の活動のお力になっていれば幸いです。また、警察の皆様との連携は一方通行ではなく、私どもにとっても異なる立場の方々との交流を通じて、多様な視点や考え方に触れる貴重な機会となっています。今後も、相互に力を合わせ、サイバー空間がより安全な場となるよう、引き続き努力してまいります。
IIJは、今後もインターネットを誰もが安心して安全に使える社会インフラへとさらに発展させるべく、活動してまいります。
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