エジプト現地情報に関して

エジプト大使館　エジプト学・観光局より、現地の最新情報をお伝えいたします。

エジプト国内の状況は日々改善を続けており、原状回復を遂げつつあります。
現在は、新たなエネルギーと前向きな姿勢を原動力に、より良い政治体制の再建と国内情勢の安定に努めております。

エジプト全土における観光機能も回復に向かい、既に、エジプト考古学博物館も再開しました。国内の全ての美術館・博物館も通常通りの開館で、土産物店や飲食店の新規開店や営業再開など、徐々に回復の兆しが見られています。多くのホテルも営業を再開し、すでにプロモーション活動を再開している施設も多くあります。エジプト国内の空港は、通常通り機能し始めています。エジプト航空およびエジプトへ乗り入れている航空会社各社は、各国の渡航制限の緩和に鑑み、運航を再開しています。

日本においては、2月28日に外務省による渡航規制のレベルが一段階引き下げられており、各国でも、次第に渡航規制が緩和されております。多くの国ではシャルム・エル・シェイクや紅海に加え、アスワンを含む南エリア(上エジプト)への渡航制限も解除され、外交官やその家族らもカイロやアレクサンドリアに帰還し始めています。

現地情報によりますと、既に各国からの旅行者がエジプトを訪れております。欧州からは、特にシャルム・エル・シェイクや紅海への旅行が活発ですが、カイロにも旅行者が戻り始めています。
観光業界関係者の方々からは、エジプトのプロモーション活動へのご支援をいただくとともに、世界最大規模の観光業界展示会の一つ、「ITB Berlin （ベルリン国際ツーリズム・マーケット展）」にてエジプトへの誘致をご表明いただくなど、各方面で観光業の回復・活性化への取り組みが始まっています。

エジプト大使館　エジプト学・観光局は、引き続き現地と緊密に連携を取り、最新の情報をお伝えすると共に、関係者と共に、皆様にご安心して再びご旅行していただけますよう尽力してまいります。そして、エジプトをこれまで以上に素晴らしい国へと導くことができると確信しております。

皆様のご理解および温かいご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。