「世界の平和を担う次世代に平和を考える機会を」立命館大学国際平和ミュージアム 平和バッジキャンペーンを開催

広く愛好されている「缶バッジ」を復刻

学校法人立命館

 国際平和ミュージアムは平和を願う象徴として広く愛好されている「缶バッジ」を復刻し、10月1日より小中学生を中心とした来館者に配布いたします。

 

 

 世界には今なお、戦争や暴力が存在していますが、平和を求める動きもまた活発です。1960年代以降、戦争、差別、人権抑圧、環境破壊などと日常生活との関係に注視し、市民一人一人がそれを解決しようとする生活や生き方を選びとる動きが盛んになりました。現在、そのような市民の動きは平和をつくり出す力のひとつになっています。日本でこうした平和を求める動きが定着する契機となったベトナム反戦運動では、特定の政治的な思想に導かれるのではなく、個人個人が様々な価値観のもとで戦争という目の前の問題に反対する意思表示を行い、行動をすることで大きなうねりとなりました。
日本で最初の平和の缶バッジは、アメリカの反戦缶バッジをみた「べ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)の小田実の発案によるものでした。以降、日本でも平和のメッセージを載せた缶バッジは多くの人に広まっています。

 国際平和ミュージアムでは戦後70年の節目を迎え、戦争を振り返り教訓化するとともに、若い世代に平和の尊さを伝えていくための企画・展示に取り組んでいます。年間来場者数約5万人のうち、約2万千人が小中学生で、見学の受け入れだけでなく、平和に関する授業で使用できる教材キットの貸し出しなど、平和教育に特に力を入れています。今回、その一貫として缶バッジを復刻し、配布することといたします。
缶バッジは、19種類(14,500個)制作しました。当館の学生スタッフたちにより、平和学習に参加した小中学生に配布します。また、バッジの配布とともに「平和に対して自分たちが出来ること」を考えてもらい、カードに記入してもらいます。集めたメッセージは、順次館内に掲示していきます。
国内最大級の大学立の平和博物館として、世界の平和を担う次代の育成への貢献としてこの活動に取り組みます。

「立命館大学国際平和ミュージアム・平和バッジキャンペーン」
期間:2015年10月1日(木)~バッジがなくなり次第終了
場所:立命館大学国際平和ミュージアム

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

学校法人立命館

10フォロワー

RSS
URL
-
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市中京区西ノ京朱雀町1
電話番号
-
代表者名
長田豊臣
上場
未上場
資本金
-
設立
1922年09月