フリック入力を加速する「ターンフリック」&「トリムフリック」
新しい入力設定でフリック入力が素早く簡単に!
Android用のキーボードアプリ『アルテ日本語入力キーボード』および『アルテ日本語入力 先行版』では、「ターンフリック」と「トリムフリック」という、フリック入力にプラスして入力効率を伸ばす仕組みを搭載しています。
この度ターンフリックに新しい設定を設け、簡単に習得できて、特に漢字入力に効果を発揮する入力方法を実現しました。またトリムフリックとの併用で一層の効果を発揮します。
この度ターンフリックに新しい設定を設け、簡単に習得できて、特に漢字入力に効果を発揮する入力方法を実現しました。またトリムフリックとの併用で一層の効果を発揮します。
ターンフリックでは最大で3文字をワンアクションで入力できるようになるので、従来のフリック入力より圧倒的に速く、そして楽に入力できます。たとえば図のように「き」の方向にフリックして逆Z型に指を動かすと「きょう」と入力できます。
今回、このターンフリックに新規入力設定 TFBi(Turn Flick Basic input)を設けました。
<概要>
◆TFBiで入力操作を手軽に
今回新設したターンフリックのTFBi(Turn Flick Basic input)では、「きょう」と入力してから濁点のキーにタッチして「ぎょう」と入力できます。
これにより「商業(しょうぎょう)」など、濁音を含む場合でも簡単に入力できるようになりました。
◆トリムフリックによる濁点の入力
トリムフリックとは、文字キーエリアに向かって、上部の変換候補エリア(および左右の機能キーのエリア)からフリックして、濁点「゛」や促音「っ」を入力する方法です。
初期設定では促音「っ」の入力になっていますが、今回の新規設定として、上部からは濁点、左右からは促音にする切替えができるようになりました。
*この図は、上部からフリックして濁点を入力する様子を示しています。
このトリムフリックを使うと指の移動量が少なく、変換候補エリアのどこからフリックしても良いので、タッチ位置を見ることすら不要になります。
またフリックした先は、文字キーのエリアの上空なので、次の入力操作にスムーズに繋がります。
TFBiと合わせて、ぜひこのトリムフリックもお試しください。(初期設定は促音なので、設定を切替える必要があります)
<これまでとの違い>
ターンフリックでは、開発当初より入力効率を最大限高める方向で開発してきました。
これまでもターンフリックを拡張型の設定にすると、「ぎょう」など濁音が含まれる入力をする際、図のような操作によって、ワンアクションで入力することは可能でした。
ただし、その前段階として、図のようにフリックの軌道を緩くカーブさせ、「き」を「ぎ」にする濁音の入力操作を覚える必要があります。
そして「が・ぎ・ぐ・げ・ご」など、あ段〜お段の全ての濁音の入力を習得するには、ある程度、練習を要しました。
そのため濁音入力の習得が十分でないと、「九州(きゅうしゅう)」など清音の場合は楽に入力できても、「商業(しょうぎょう)」など、濁音を含む場合に手間取ることになって、結局、濁音入力に慣れるまでの期間は、ターンフリックを十分に活用することが難しいという側面がありました。
◆もっと簡単に
そこで今回新設したターンフリックのTFBi(Turn Flick Basic input)では、濁音入力の ”フリックの軌道をカーブさせる” という操作を省くことで、習得に時間がかからず、複数の文字をワンアクションで入力できるターンフリックのハイライト機能を最初から活用できるようにしました。
またラフにフリックしても、 ”意図せずフリックがカーブを描いて濁点がつく” といった誤入力が起きないため、これまで通りのフリック操作を完全に保持した上で、そこに加えて複数の文字をワンアクションで入力できる機能が実現します。またこれによって ”濁音の入力で習得につまずく" といったことも無くなりました。
一方、濁点入力の度に最下段にある濁点キーにタッチするのは煩わしい面があります。そこでトリムフリックによって濁点入力が楽にできる方法も用意しました。
<漢字の入力に効果を発揮>
以上のように今回新設したTFBiでは、清音か濁音かを問わず、簡単に拗長音(○ょう・○ゅう)や連母音(○う)を入力できます。そして、こうした文字は漢字の音読みに相当するため、東京(とう・きょう)や、工業(こう・ぎょう)など、多くの漢字熟語を効率的に入力できます。
逆に「ございます」などの平仮名の濁音については通常のフリック入力と同じ手数になるので、TFBiの特徴は、漢字(漢字熟語)の入力に効果を発揮するという点に集約されます。
これまでのターンフリックは、入力の速さに注目される反面、いわば「ゲームコントローラの早打ち」のように(趣味的な事柄として)スマホの早打ち手法と思われてしまう場合がありました。また、濁点入力の練習段階で習得を止めると、その先のワンアクションでの入力に進めず、習得の間口が狭いという状況がありました。
しかし、漢字の入力は(趣味の範囲というよりも)仕事や学習に深く関わります。そして仕事や学習に使われる入力機能において、習得の間口が狭いと多くの人が活用する上で普遍性を欠くことになります。
今回新設のTFBiは、漢字入力にかかる手間の負担と、入力操作を習得する負担を軽減します。このことにより、漢字入力のしやすい入力環境を実現し、仕事や学習においてより多くの人にご活用いただけること目標としています。
* 次のブログの記事もご覧いただけますと幸いです。
「漢字入力の改善」https://uminekokobo.blogspot.com/2020/02/blog-post.html
【TFBiの使い方】
https://uminekokobo.blogspot.com/p/41016-8-e-813-linesnsline-131114-11.html
【アプリのダウンロード】
・アルテ日本語入力キーボード
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.uminekodesign.mozc.arte
・アルテ日本語入力 先行版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.uminekodesign.arte.mozc
【会社概要】
会社名 : 合同会社Umineko Design
所在地 : 千葉県千葉市
代表 : 中川 圭司
Email : umineko.design@gmail.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像