史上初!介護美容がケアプランに導入。美容を介して高齢者の社会参加に貢献
〜保険外サービスが高齢者のコミュニケーションを支える〜
日本初の介護美容専門スクール【介護美容研究所】を運営する、株式会社ミライプロジェクト(代表取締役:山際 聡 以下、当社)は、これまで施設や個人宅で行ってきたサービスを本格的にケアプランの一つとして導入するプロジェクトを1月より開始しました。これを機会に、より多くの方に介護美容を知っていただき、これからも高齢者の皆様のQOL向上を目指します。
ケアプラン設計には、ケアマネージャー、ヘルパー、理学療法士、作業療法士などの方々が関わり作成することが一般的です。保険外サービスの選択は個人に委ねられている事や、美容はレクリエーションの一環として捉えられていることもあり、ケアプランへの記載がされることはありませんでした。定期的な美容の提供が、個人の暮らしにどう変化を与えるのかなど、サービス担当者会議にケアビューティストが参加し協議するという今回の機会は、介護業界・美容業界、双方にとって大きな一歩となると考えています。
- 導入の背景
※史上初利用根拠について
・自社調べ
・2022年11月時点
・日本国内における「介護美容(高齢者への総合的な美容)」提供事業者として調査
- ご家族からのコメント 上地様
コロナ禍での卒業課題の実施が難しくなり、「だったら、私の母に施術してもらえませんか?」というお話をして、施術していただきました。始まってから驚いたのは、娘の私でも知らないような情報をケアビューティストの皆さんが引き出していたり、家で寝て過ごすことが多かった母が、化粧やネイルをしていただくことで、女性らしさを取り戻したように見え、とても感動しました。また、介護保険内のサービスではどうしても決まった時間の中で多くの事をこなすため、一人ひとりに向き合ったサービス提供というものが難しいものですが、介護美容は保険外サービスということもあり、決まった時間の中でも、きめ細やかな対応もしていただけますし、社会参加の一つにもなると考えています。
離れて生活していることや、母の介護を姉に任せていることもあり、「私の知識を活かしながら親孝行が出来ればいいな」という想いは常にありました。また、生活の中で楽しみを見つけて欲しいという気持ちもありましたし、介護美容研究所のプロジェクトを経て、母の最期までケアビューティストの方々と一緒に母に寄り添いたいと思える内容だったからこそ、今回の選択に繋がりました。期間の定めなく介護美容を受けられる環境になった今、どんな変化があるのか、私自身も楽しみにしています。
- 株式会社ミライプロジェクト 取締役事業本部長 大倉武彦より
自立した生活を送ることを目的として「身体介護」「生活援助」を実施する「介護保険サービス」だけでは賄いき
れない「美容」というコンテンツを、ケアプランに組み込む今回の取り組み。ただ自費サービスとして美容施術を定期利用するだけでなく、ケアマネージャーを中心としたチームケアの一員としてケアビューティストが参加することは、とても意義深いと考えます。経過観察からプランの見直しを定期的に行うことで、「生活の質」の向上はもちろんのこと、もしご本人様が「自分でもできることを行ってみたい」「キレイになったので人に見てもらいたい」と思ってもらえたら、それがプランに反映され、次のサービスにつながっていく…。とてもステキな好循環がケアサービスの中に生まれる可能性を秘めていると思います。
介護保険受給者の多くが「いくつになってもキレイでい続けたい」世代となってきた昨今、自立支援に向けた取り組みを、チームケアの一員として「美容」という側面から促進し、元気だった時に当たり前だった「キレイを楽しむ」ことをケアの一部として取り入れていく。「キレイが当たり前である」という理解を、ぜひこの取り組みから広げていきたいです。
- 株式会社ミライプロジェクトについて
<会社名>
株式会社ミライプロジェクト
代表取締役:山際 聡
<業務内容>
日本初となる介護美容を提供するために人材の育成〜提供までをワンストップで提供。
・介護美容専門スクール「介護美容研究所」の運営
・訪問型介護美容提供「care sweet」
・介護職専門紹介「B&Cキャリアパーク」
web:https://www.mirapro.net/
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