札幌市清田区と共催 ネイチャーツアー「夏」第1弾 開催レポート
〜川の生き物に触れ、環境保全を考えるきっかけに〜
株式会社アミノアップ(北海道札幌市、代表取締役会長 小砂憲一、代表取締役社長 北舘健太郎)は、2024年7月27日に札幌市清田区との共催で『清田区ネイチャーツアー「夏」第1弾』を開催し、公募によって集まった札幌市民が真栄西公園そばの山部川で川の生き物観察と、株式会社アミノアップの工場見学を行いました。2022年春にスタートしたこのツアーは、季節ごとに年3〜4回行われ、3年目を迎えました。
ネイチャーツアーの詳細
<ツアーの名称>
清田区ネイチャーツアー「夏」第1弾 〜川の生き物を観察しよう!〜
<開催日時>
2024年7月27日(土)9:00〜12:00
<開催目的>
身近な緑地で暮らす動植物の観察や専門家によるレクチャーを通じ、緑地の保全が生態系維持や生物多様性保全につながることを参加者に伝え、市民の環境保護へ向けた意識の醸成を目指す。同時に株式会社アミノアップの環境活動についても理解を深めてもらう。
<主催>
札幌市清田区役所、株式会社アミノアップ
<ツアーガイド>
<参加者>
一般公募した札幌市民15名(定員)
<ツアー内容>
株式会社アミノアップに集合し、独自の培養方法で製造するAHCC®️の工場を中心に見学ツアーを行った後、真栄緑地の裏側を流れる山部川へ移動。山部川で見られる生き物の解説や、川に入る際の注意事項等のレクチャーを受けた後、実際に川に入り、ガイドと一緒に魚取りを行いました。(事前のレクチャー講師や観察中のガイドは、株式会社エコニクスのネイチャーガイドが勤めてくれました)川の生き物は川べりの草の下などに隠れていることが多いということで、川下にたも網を固定し、川べりの草の周りを勢いよく踏みつけて水を掻き回すと、たも網の中に魚やカエルなどの生き物が入ってきます。最初はうまくいかなかった参加者たちも、回数を重ねるごとに上達し、ヤマメ、ブラウントラウト、フクドジョウ、アズマヒキガエル、ヒキガエル、ヨコエビなどたくさんの生物を捕獲することができました。捕獲した生き物は一旦水槽に移して観察。川に落ちた落ち葉を食べて川を掃除するヨコエビが、次に魚に食べられて〜と食物連鎖の勉強や、ブラウントラウトやアズマヒキガエルなどの外来種が生態系を壊してしまう可能性があることを学びました。最後は捕まえた生き物たちを川へ放流。川の生き物たちのリアルな生活環境を観察することができました。
<ツアーの成果>
川での開催は初めてでしたが、意外にも簡単に魚を捕まえることができ、参加者からも驚きの声が上がっていました。またこれまでには無かった水辺の自然環境について学んでいただくことができました。専門家の解説もしっかり聞いてもらえたことで、自然環境の大切さにも目を向けていただけました。
<参加者のコメント>
「子どもに日常で経験させられない事を経験させてあげられた」、「自分たちでは経験できないことができる喜び」、「プロのガイドさんがつきっきりで 川遊びをさせてくれましたた」と、専門家と一緒のツアーは毎回高評価をいただきます。また工場見学では「地元にこんな会社があるのは知らなかった」と驚かれる方が多く、会社を知っていただける良い機会になっています。
次回のネイチャーツアー夏第2弾は、8/3(土)「真栄の昆虫を観察しよう!」です。専門家を迎え、採集・観察を行います。
ネイチャーツアー開催の背景
2011年に株式会社アミノアップの現在の社屋(エコハウス棟)と工場(AHCC棟)を増築した際、周辺環境に配慮した様々な仕組みを取り入れ竣工しました。同時に増築とその後の企業活動による周辺環境への影響を確認するため、敷地周辺の環境調査を竣工直後から定期的に行いました。比較の結果、調査期間の10年間で動植物の生息状況に大きな変化はなく、社屋や工場が周辺環境に馴染んでいることがわかりました。また、この調査期間中、調査を依頼している株式会社エコニクスの調査員による報告会や自然観察ツアーが社員向けに行われ、社員が自然環境に目を向けるキッカケとなりました。そこで地域貢献活動の一環として、地域住民にも清田区の自然環境に目を向けてもらい、環境保全の大切さを伝えようと札幌市清田区役所と連携し2022年春にネイチャーツアーという形で実施しました。以来、季節ごとに春・夏・秋・冬と開催しています。1年目は清田区在住の小学生を持つ家族限定で開催していましたが、少しずつ参加者の幅を広げ、2024年からは、住所・年代に関わらず、どなたでも参加できるツアーとして開催しています。
株式会社アミノアップ
株式会社アミノアップは、1984年設立以来、北海道に拠点を置きグローバル展開する機能性食品・農業資材開発メーカー。独自開発した機能性食品「AHCC®」(担子菌培養抽出物)をはじめとする食品素材や、バイオスティミュラント「Dr. アミノアップ」などのアグリ事業を展開し、特許取得と論文発表に重きを置く。社内では医学・薬学・農学・理学・獣医学・工学など幅広い分野を専門とする研究チームが新製品の開発や科学的根拠の検証を続けていると同時に、世界100以上の医療機関や大学などとの共同研究を行なっている。さらに研究の促進、研究機関同士の連携などを目的として、統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)を後援するなど、自社独自のグローバルネットワークの構築・交流にも精力的に取り組んでいる。環境対策にも力を入れており、自社製品の製造1トン当たりのCO2排出量 を10年前と比較して40%削減した。
商 号 :株式会社アミノアップ
所在地 :北海道札幌市清田区真栄363番地32
代表者 :代表取締役会長 小砂 憲一
代表取締役社長 北舘 健太郎
資本金 :3億6900万円
事業内容:機能性食品・サプリメント原料および植物活力資材の自社開発・製造・販売
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アミノアップ
営業部広報担当:関野・藤堂
TEL: 011-889-2555 FAX: 011-889-2375
Mail : au_pr@aminoup.jp
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