独自構造で、折りたたみ時の厚さ35mm、使用時の直径107cmを実現し、軽量性も兼ね備えた革新的折りたたみ傘「ALTERNA SLIM60」登場。

雨傘でありながらUVカット率95%以上を実現。独自構造で折りたたみ傘に求められる性能を高いレベルで両立した「ALTERNA SLIM60」が、2025年6月9日より公式オンラインストアにて販売開始。

アンベル株式会社

2025年6月9日 14時00分

高い技術力をもって、携行性能に優れた折りたたみ傘の開発を続けるアンベル株式会社（代表取締役：辻野義宏／本社：名古屋市中区）。

この度当社は、独自のフレーム構造設計と高密度極薄生地の採用により、傘の常識を覆す折りたたみ傘「ALTERNA SLIM60（オルタナスリム60）」を開発しました。

「ALTERNA SLIM60」は、2025年6月9日より、公式オンラインストアにて一般販売および法人向け卸売を開始いたします。

近年は地球温暖化に伴う異常気象により、突発的な雨に見舞われる機会が増え、手軽に持ち運べる折りたたみ傘は現代を生きる私たちの生活必需品となっています。

しかし、従来の折りたたみ傘は「軽いけれど頼りない」「持ち運びやすいが小さい」といった不便さがあり、長傘の安心感に取って代わるアイテムではありませんでした。

広げた際の大きさや、また骨組みの頑丈さを売りにした折りたたみ傘も多く販売されてきましたが、どうしても重量感やかさばりが出てしまい、バッグの中の大きなスペースを占めてしまうことになります。

そうなると折りたたみ傘ならではの携行性の良さが根底から覆され、「大きさや安定感」を取るのか、それとも「軽さやスリムさ」を取るのかといった、二者択一の傘選びしかできないのが消費者の現状でした。

また折りたたみ傘を必要とするシーンは、雨天時だけではありません。近年の記録的な猛暑日や、肌を焼くような強い日差しから身を守るために、性別や年齢に関係なく日傘を使用することが、過酷な天候から身を守るスタンダードとなりつつあります。

そのために、折りたたみ傘に求められるのは雨傘としての機能だけでなく、日傘としての機能も同様であり、UVカット性能を備えた"晴雨兼用タイプ"の傘にニーズが集まっています。

このような現代社会で、折りたたみ傘は人々のニーズに真摯に応えられているのかどうかと、当社は根本に立ち返って考えました。

傘をせっかくバッグに入れてきたのに、急な雨では肩や荷物が濡れ、頑丈な傘ではかさばってストレスになる。そうした折りたたみ傘にありがちな"あきらめ"を、そろそろ見直す時期が来ていると、私たちは考えたのです。

そこで私たちは、「スリムに持ち運べて、しっかり守れる傘があってもいいじゃないか」というごくシンプルな発想から、ALTERNA SLIM60の開発に着手しました。

体の大きな方々や、かさばる荷物やノートPCを日々持ち運ぶビジネスパーソン、必然的に荷物が多くなりがちな子育て中の方々、ひいては旅行やレジャーシーンなど、想像しうる様々な場面において「傘のある安心感」を感じていただけるように、新商品の開発を進めました。

その実現には、これまでの折りたたみ傘の構造的常識を覆す必要がありました。私たちは、親骨構造の再設計と、生地選定・加工技術の刷新に挑みました。

その結果、わずか厚さ35mmというスリムな形状でありながら、直径107cmという折りたたみ傘としては最大級の直径107cmを確保し、長傘に近いカバー力を発揮します。さらに、0.05mmの極薄高密度生地と特殊PUコーティングにより、UVカット率95%以上（※1）の晴雨兼用性能も備えるなど、携帯性・機能性・守備範囲を高いレベルで融合することに成功しました。

スリムだから、日々持ち歩ける。大きいから、しっかり守れる。天候も季節も問わず、傘選びにもう妥協しない。 ALTERNA SLIM60は、「傘の常識を変える」ために生まれた、新しい選択肢です。

※1 JIS L 1925に準拠した試験において、UVカット率95%以上が確認されています。

特徴①　独自フレーム構造が生んだ、35mmのスリム収納と107cmの大きなカバー力

ALTERNA SLIM60は、独自設計のフレーム構造により、折りたたみ傘の"携帯性"と"雨よけ性能"の両立というジレンマを解消しました。

通常の折りたたみ傘では、親骨が3段階で折りたたまれる際、各段の骨が直線上に重なるため、一定の厚みが生じてしまいます。しかしALTERNA SLIM60では、各段の骨の位置を緻密にずらすことで、重なりを最小限に抑える設計を実現。これにより、収納時の厚みをわずか35mmまで抑えることに成功しました。これは多くの折りたたみ傘と比較して、格段にスリムで、バッグの中のスペースを取りません。

その一方で、展開時には直径107cmの広々とした傘面を実現。一般的な折りたたみ傘よりも約10cmも大きなサイズで、大きな荷物を持った時でも、しっかりと雨を避けることができます。

この「スリムさ」と「頼もしさ」の両立を可能にしたのは、従来の設計を根本から見直し、親骨の位置を微調整するという発想の転換によって生まれた、アンベルの技術革新です。

さらに、カーボンファイバーを使用した骨組みにより、ALTERNA SLIM60は驚くほどの軽量性を実現。わずか約162g（※2）という重さは、長時間の携帯でも手や腕への負担を最小限に抑えます。

※2 平均重量約162g（カラーによって±3g程度の差があります）。傘袋を含む重量です。製品によって、表記サイズに1%程度の誤差が生じる場合があります。

特徴②　高密度極薄生地と特殊コーティングによる「UVカット率95%以上」の紫外線対策性能

近年、紫外線は単なる"日焼け"ではなく、肌の老化や健康被害の要因として問題視されています。しかし、ビジネスにおける外回りや通勤・通学のシーンでは、日傘を使いたくても荷物になる、面倒、との理由で使われていない現実があります。

ALTERNA SLIM60は、この問題に独自の技術で挑みました。わずか0.05mmの極薄生地を実現するため、15デニールという超極細糸を使用。この極細糸を高密度に織り上げることで、生地の薄さを保ちつつ、高い強度と耐久性を確保しています。

さらに、生地の裏面には特殊なポリウレタンコーティングを施すことで、UVカット率95%以上を実現。このコーティングは、紫外線を効果的に反射・吸収し、生地を通過する紫外線の量を大幅に削減します。一般的な雨傘には搭載されていないUVカット機能を備えており、日傘としても安心して使用できる高い遮蔽性能を発揮します。

この極薄生地と特殊コーティングの組み合わせにより、ALTERNA SLIM60は、軽量でコンパクトでありながら、高性能な紫外線対策を可能にしました。これは、アンベル社が長年培ってきた生地開発の技術と知見の結晶です。