スマートフィーチャーフォン、今後3年に渡って280億米ドルの収益を生み出す市場規模に到達する見通しに

スマートフィーチャーフォンが全世界で普及するに従い、モバイルバリューチェーンの中で新しい事業及び収益機会が創出

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、今後3年に渡って、3億7000万台のスマートフィーチャーフォンが全世界で出荷される見通しが判明した調査結果を含む、自社のMarket Monitorサービスによる最新市場調査を発表致しました。
スマートフィーチャーフォンが全世界で普及するに従い、潜在顧客層へ高速インターネット接続、アプリ、サービスなどが提供されることで、全く新しいモバイルバリューチェーンが創出され、新たな事業及び収益機会が創出される見込みです。
カウンターポイント社のリサーチディレクターであるNeil Shah氏は、スマートフィーチャーフォン市場は、売上額が上昇し、今後3年間で280億米ドルの収益を生み出す市場規模となる見込みであると市場調査の結果を発表しました。

「その収益は、2021年の終わりまで、全世界で3億人以上の潜在的なスマートフィーチャーフォンユーザーによってもたらされる見込みです。その収益拡大に伴い、ソフトウェア及びサービス単体だけで、この中期的な収益の71%である200億米ドルを占めるでしょう。」

別紙1: 全世界におけるスマートフィーチャーフォンの収益機会 (単位:USドル・百億)

スマートフィーチャーフォンは、従来のフィーチャーフォンの形状とデザインに、高速インターネットアクセス等の洗練されたスマートフォンのような機能をサポート可能なチップセットとオペレーティングシステムを備えたデバイスを指します。スマートフィーチャーフォンは、フィーチャーフォンとスマートフォンの間の中間地点として完璧に機能することで、デジタル世界にアクセスする際の様々な障壁を軽減します。

スマートフォンへ移行する傾向は未だに強いですが、技術に精通していないユーザーや初めてのユーザーとっては、機能的な携帯電話としての形状及びユーザーインターフェイス(UI)を好む傾向があります。多くのアフリカ諸国やインドでは、識字率は70%を大きく下回っており、そのような国々のユーザーにとって、スマートフォンへの移行は急激な習熟曲線を描きます。世界中にフィーチャーフォンのアクティブユーザーがまだ20億人いるのはこのためであり、また、スマートフィーチャーフォンが入り込む空き市場であると言えます。

カウンターポイント社のアソシエイトディレクターTarun Pathak氏は、次のように述べています。
「世界のスマートフィーチャーフォンの需要は、低いベースですが、2018年には前年同期比で252%増加し、フィーチャーフォンの総販売量の約16%を占めました。インドがこの需要への最大の貢献者である一方、スマートフィーチャーフォンの販売を牽引している主な市場には、米国、英国、東南アジア、およびアフリカが含まれています。スマートフィーチャーフォンは、2021年までに世界のフィーチャーフォンの数量の半分以上を超えると予測しています。」

スマートフィーチャーフォンのこの成長を牽引してきた主要企業の1つがKaiOS Technologiesです。同社が提供するKaiOSは、携帯電話のこの新しいセグメントを強化し、3G / 4Gネットワーク、および精巧なアプリとサービスのエコシステムをネイティブでサポートしているソフトウェアプラットフォームです。このプラットフォームを用いて、フィーチャーフォンユーザーのデジタル世界への接続を支援しています。過去1年半の間に、8機種のKaiOS搭載デバイスが複数のモデルと共に、2019年第1四半期に発売された発売され、北米、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジア、インドで発売されました。

Reliance Jioは、KaiOS搭載の4Gスマートフィーチャーフォンを使用して、何千万もの2Gフィーチャーフォンユーザーを4Gネットワークに接続する機会を見出しました。同社のJio Phoneは、世界をリードするVoLTE対応のKaiOSベースのスマートフィーチャーフォンです。これは20米ドルの価格で発売され、スマートフィーチャーフォンの価値提案と実行の世界的なスタンダート機種となっています。2017年後半にJio Phoneが発売されて以来、Reliance Jioによってもたらされた1億人を超える加入者のうち、KaiOS搭載4Gスマートフィーチャーフォンは、これらの純増数の半分近くを占めています。

スマートフィーチャーフォンの成長による最大の利益受益者は、ネットワーク事業者になるでしょう。既存の2Gのユーザーは、より効率的な4Gネットワークに移行できます。その後、ネットワーク事業者は2Gスペクトラムを解放し、4G、今後5G、または低電力無線アクセス(LPWA)IoTネットワーク用に再ファームすることができます。さらに、顧客が4Gネットワークに移行するにつれて、通信事業者は音声とデータの収益を促進し、ユーザー1人当たりの平均収益(ARPU)を増加させることができます。

カウンターポイント社リサーチアナリストのVarun Mishra氏は、次のように述べています。

「4Gスマートフィーチャフォンを事業者が採用することの最大の利点は、2G / 3Gネットワークよりも4G / 5Gネットワークの方が、はるかに低いコスト/ビットメトリクスの為、より効率的にテクノロジーの採用を促進することが可能となります。さらに、通信事業者は音声だけでなくデータ収入も促進できる可能性があり、その過程で4G ARPUが増加します。これは、通信事業者が4G機器とネットワークのロールアウトで収益を上げるのに役立ちます。コネクティビティサービスの収益は、累計で2019年から2021年の間に150億米ドル近くになると推定しています。」

カウンターポイント社Market Monitorサービスのスマートフォン関連に関する調査は、各社のIR情報に基づく出荷台数推計、販売店での裏付けも含めた各メーカーへの聞き取り、部品メーカーの調査、および各種二次調査に基づいています。

【カウンターポイント社 会社概要】
Counterpoint Technology Market ResearchはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/
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