国際協力NGO活動の第一線で活躍し、その活動の功績が決め手に 外国語学部 甲斐田万智子教授第6回「アーユスNGO大賞」受賞

~子どもの人身売買、性的搾取、児童労働防止など子どもの権利啓発活動が評価~

文京学院大学

国際協力NGO活動の第一線で活躍し、その活動の功績が決め手に
外国語学部 甲斐田万智子教授
第6回「アーユスNGO大賞」受賞
~子どもの人身売買、性的搾取、児童労働防止など子どもの権利啓発活動が評価~
 文京学院大学外国語学部 甲斐田万智子教授が、2018年度のアーユスNGO賞に於いて、「アーユスNGO大賞」を受賞いたしました。2019年1月31日に授賞式が執り行われましたことをご報告します。

「アーユスNGO大賞」について
 
「アーユス」とは、宗派を超えて集まった仏教僧侶たちが、仏教の精神に基づき設立された、アーユス仏教国際協力ネットワークが運営する国際協力NGOです。世界で起こっている貧困・不公正・環境破壊といった、平和と人権に関わる問題点を根本から見つめ、「すべての命が尊重され生かし生かされ合う社会」の実現を目指し、活動を行っています。人々が抱える苦を生み出す原因を、人間の精神と社会構造の両面から捉えつつ、活動から得た学びを仏教者や市民のネットワークを活用し、発信しています。
 アーユスでは年一回、日本の国際協力NGO活動で多大な功績のあった方に「NGO大賞(功労賞)」を授与しています。2018年度は、本学外国語学部の甲斐田教授が「アーユスNGO大賞」を受賞しました。

受賞について
 甲斐田教授は主に子どもの人身売買、性的搾取、児童労働の防止活動に、長年携わってきました。
 今回受賞しました「アーユスNGO大賞」は、甲斐田教授の ①子どもの人身売買や児童労働の問題などを追及し、子どもの権利が守られなければならないことを一貫して訴え続けてきたこと ②子どもの権利啓発のパイオニアとしての存在と実践が、児童労働や子どもの性的搾取の問題等に携わるNGO関係者に大きな影響を与え、優れた人材を輩出していること ③「アーユス」設立時から現在に至るまで、様々な助言等のサポートを行っていること が評価され、受賞に至りました。

甲斐田万智子教授コメント

 「 アーユスNGO大賞」を受賞できたことを大変嬉しくアーユスに心から感謝しております。これも、これまで国際子ども権利センター(シーライツ)を支援してくださった多くの方々のおかげです。社会に子どもの権利を普及させること、そして、何より子ども自身が権利を知ることで、暴力や搾取から子どもが身を守ることができると信じて活動してきました。しかし、まだまだ権利について知らない子どもたちがたくさんおり、日々つらい思いをしています。先日も父親の虐待で命を落とすという痛ましい事件がありました。今年は子どもの権利条約30周年の年です。さらに多くの人が子どもの権利を伝え、アクションを起こしていくことを願っています。

【受賞者プロフィール】 甲斐田万智子(かいだまちこ)  文京学院大学 外国語学部教授 
認定NPO法人国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事、国際協力NGOセンター理事、シャプラニール=市民による海外協力の会評議員、開発教育協会(DEAR)評議員、プラン・インターナショナル・ジャパン評議員、カンボジア市民フォーラム世話人(前共同代表)。日本ユニセフ協会勤務後、ブータン、インドに滞在したあとシーライツの大阪事務所職員を経て、駐在員としてカンボジアで児童労働・人身売買防止事業に従事。2012年から文京学院大学教員 (NPO論など)。共編著『小さな民のグローバル学 共生の思想と実践を求めて』(2016年 ぎょうせい)、共著『SDGsと開発教育:持続可能な開発目標のための学び』(2016年 学文社)、共著『児童労働撤廃に向けて―今、私たちにできること』(2013年 アジア経済研究所)                         

 

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都文京区向丘1-19-1
電話番号
03-3814-1661
代表者名
福井勉
上場
未上場
資本金
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設立
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