京都大学×Co-cSが、「『無意識の感情』を探る」をテーマに「脳内メカニズムの解明」と「そのセンシング技術の開発」に迫る『京大式 Think-up Camp!』を開講！

人の『無意識の感情』を把握できれば、製品・サービスの開発・販売において大きなアドバンテージとなり得ます。その『無意識の感情』の存在とセンシング技術について、市場ニーズと結び付けながら紹介します。

 最先端研究と市場ニーズを結びつけ、その社会実装化を検討する講座です。第1回目は、佐藤特定准教授が登壇し、無意識な状態でも存在する感情を把握（計測）しようとする研究について紹介します。

■日時：10月23日（水）14時30分～16時30分
■会場：新丸ビル10F　京都アカデミアフォーラムin丸の内
■講師：佐藤弥特定准教授（京都大学こころの未来研究センター）
■テーマ：『無意識の感情』を探る~脳内メカニズムの解明とセンシング技術の開発~
■対象：
○ヘルスケア関連製品や自動運転など、人の感情に関するデバイス開発・新規事業開発等の業務を担当されている方
○食品や医薬品、アパレルや家電製品等のマーケティングなど、人の感情を読み取る必要がある業務に携わっている方
○リクルートやHRM、マッチングなど、人の感情により結果が大きく左右される業務に携わっている方

■京大式Think-up Camp!
　京大研究者が有する最先端の知見（シーズ）を、Co-cS(株)の「Tech Structure」という仕組みを使い、市場ニーズと結びつけることを探る講座です。
　第1回は、佐藤弥特定准教授（こころの未来研究センター）の「脳内メカニズム」、「そのセンシング技術」に関する最先端研究の社会実装化について検討します。
　人の感情に関するデバイスや新規事業の開発業務、人の感情を読み取る必要がある業務に従事されている方は是非ご参加ください。

■佐藤弥（わたる）特定准教授からのメッセージ
　「人間には、意識的にはもちろんのこと、無意識な状態においても感情が存在することが分かってきました。この『無意識の感情』を把握することができれば、製品・サービスの開発や販売、PRにおいて、大きなアドバンテージになります。今回は、こうした「無意識の感情」の存在とそのセンシング技術について説明します。
　前半では、心理学・脳科学研究の観点から、「無意識の感情」反応が存在し、意識的な感情反応とは異なるパターンを示しうること、「無意識の感情」処理に扁桃体が関与し、その経路は意識的な場合と異なることについて紹介します。
　後半では、「無意識の感情」のセンシング研究の知見について、生理信号を計測することで、多様な刺激に対する感情反応を説明・予測できることを紹介します。」

■詳細
◇詳細・お申し込み：https://www.kyodai-original.co.jp/?p=5171
◇日時：2019年10月23日（水）14時30分～16時30分
◇会場：京都アカデミアフォーラムin丸の内（新丸ビル10F）
◇受講費（税込）：15,000円（ネットワーキング（交流会）は、別途3,000円）
◇定員：60名程度
◇リーフレット：https://prtimes.jp/a/?f=d36466-20190910-5332.pdf

■佐藤弥特定准教授経歴
　京都大学教育学部卒業後、日本学術振興会特別研究員等を経て、2006年京都大学霊長類研究所准教授に着任。以降、白眉センター、医学研究科に所属し、2017年から現職。人の感情及び社会的相互作用の心理・神経メカニズムを研究。ここ数年、論文の被引用件数は200件/年以上となっている。

■Co-cS㈱
○「真」の共創・イノベーションを誘発するプラットフォームを提供するため、2018年に設立。
○所在地  ：東京オフィス：東京都千代田区東神田1-15-9
　　　　　 京都オフィス：京都府京都市中京区御池通東洞院東入笹屋町436
○提携先  ：関西文化学術研究都市推進機構（けいはんな学研都市）
○取引実績  ：本田技術研究所、豊田合成、現代自動車日本研究所、ヤマハ発動機など
                   様々な企業及び自治体と取引実績あり
○WEB:https://www.co-cs.net/

■Tech Structureとは
○市場ニーズ・技術シーズの情報を構造化して整理し、関係性を見える化したもの。
○これを活用することで、マーケットイン・プロダクトアウトの両方の視点から課題の明確化、複雑な技術についての理解促進、関係者間における認識の共通化などが期待できます。（※Co-cS㈱により商標出願中）
○詳細：https://www.co-cs.net/tech-structure

■京大オリジナルのその他の講座はこちら
https://www.kyodai-original.co.jp/?page_id=2180

■問い合わせ先
京大オリジナル株式会社　研修・講習事業部　担当：岡田　柳本
E-mail：[e-mail]