高齢ドライバーの80%、家族からの“運転の心配“はポジティブに受け取れる 孫世代が免許取得し「三世代免許」になったら家族で逆走や運転の話し合いを
~専門医朝田隆先生「高齢ドライバーの運転も、免許取りたての孫の運転も心配しあう。家族がお互いに“同じドライバー”として話し合うことが大切」~
NEXCO東日本(東京都千代田区)は、2018年より「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」を他人ゴトにせず、「自分の家族にも起こりえること」だという意識を持つことを呼びかける「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトを実施しています。
本年度のプロジェクトテーマは「三世代免許」です。「三世代免許」とは祖父母世代・親世代・孫世代の三世代全てが車の運転免許を持つタイミングを意味する言葉として提案しています。
いつもは話題に出しづらい、感情的になってしまいやすい「高齢ドライバーの運転や逆走」について、「三世代免許」になったら、同じ“ドライバー”として家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
【祖父母世代(65歳以上ドライバー)/親世代(40・50代ドライバー)/孫世代(18~24歳ドライバー)】
■10月公開の調査結果はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000038550.html
<トピックス>祖父母世代「車の運転に対する自信」、半年間で5ポイント減少
<「三世代」調査結果のポイント>
1. 高齢ドライバーの80%、家族からの“運転の心配”は、「素直に聞ける」「うれしい」「ありがたい」とポジティブに受け取れる
2. 孫世代の運転免許取得、祖父母世代の約半数が「気を付けて運転してほしい」と孫を心配。自分の安全運転を考えるきっかけにも!
3. 「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」は知っているが、世代間での話し合いは少ない?
4. 孫世代が免許を取得し「三世代免許」になったら、「運転ここに注目リスト」「スマヌ法」を活用し、家族みんなで運転や逆走の話し合いを!
■「運転ここに注目リスト」「スマヌ法」https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
なお、「親世代/孫世代から運転を心配されたときの気持ちはどうだったか」あるいは「もし親世代/孫世代から運転が心配だと言われたらどのような気持ちになるか」を聞いたところ、「そうだなと素直に聞けた/聞けそう」(親世代34.9%/孫世代33.0%)、「心配してくれてうれしいと思った(思いそう)」(親世代24.2% /孫世代27.0%)、「心配してくれてありがとうと思った(思いそう)」(親世代24.2% /孫世代20.0%)と、8割以上がポジティブな感情を抱くと回答しました。
祖父母世代は運転の心配をする家族の言葉を嫌悪するよりも、ポジティブに捉えている人が多い結果となりました。
祖父母世代にとって孫の運転免許取得は、成長がうれしいと思ったり、運転が心配だと思うと同時に、自分の運転を見直すきっかけにもなることが分かりました。
是非、同じドライバーとなった孫世代から、祖父母世代と逆走防止や安全運転について話すきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」を知っているかを聞いたところ、三世代ともに9割超(祖父母世代98.0%、親世代94.7%、孫世代92.7%)が知っていると回答しています。
一方、この半年間における家族での話し合いについて確認したところ、祖父母世代で54.3%、親世代で57.9%、孫世代で70.4%が家族と話したことがあるという回答になりました。
このように、三世代ともに「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」の認知度は非常に高い結果となりましたが、家族での話し合いは認知に比べると低い結果となりました。
そのために、親・孫世代は日常会話の中で祖父母世代の体調を心配すると同時に、加齢に伴い身体・認知機能が衰えることを伝え、祖父母世代はベテラン・ドライバーとして運転について孫世代にアドバイスしたりするなど、家族で安全運転や逆走防止について、話し合っていただきたいと思います。
孫世代が運転免許を取得する時こそ、家族において車の運転への関心が高くなるタイミングとも言えます。是非、三世代が同じ“ドライバー”という立場で、高速道路での高齢ドライバーの逆走、交通安全について、家族みんなで話し合いましょう。
「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの監修者である朝田 隆先生(メモリークリニックお茶の水院長で筑波大学名誉教授)は、「世代関係なく“同じドライバー”として、お互いの運転に注意を配ることができることが大切」とおっしゃいます。
NEXCO東日本では家族みんなで話し合いを持つきっかけのひとつとして、「運転ここに注目リスト」や、ゲーム感覚で皮膚感覚をキャッチできる脳力の衰えをチェックできる「スマヌ法」などをご紹介しています。三世代での話し合いのきっかけにご活用ください。
また、家族での話し合いのポイントも朝田先生からアドバイスをいただいていますので併せてWEBサイトをご覧ください。
■運転ここに注目リスト/スマヌ法
https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
■運転ここに注目リスト
運転操作が衰えていないか?運転時の判断力が適切か?などを家族みんなで確認できるチェックリスト
■スマヌ法
背中にカタカナの「ス」「マ」「ヌ」の3文字のどれかを指で書き、どの文字が、書かれたのか答える。皮膚感覚をキャッチする脳力の衰えをチェックできる
【調査概要】
■調査名 :車の運転に関する意識調査
■調査対象:
①18~24歳で自動車運転免許取得3年以内、もしくは取得のため教習所に通っている男女110名(男性61名/女性49名)
<内訳>
・18~24歳の自動車運転免許取得3年以内の男女ドライバー109名
・18~24歳の自動車運転免許取得のために教習所に通っている9名
<スクリーニング条件>
・18~24歳で「自動車運転免許取得3年以内の方」もしくは「自動車運転免許取得のため教習所に通っている方」
・「40・50代の両親のいずれかが自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している」かつ「65歳以上の祖父母のいずれかが自動車運転免許を持っており、現在も日常的に自動車を運転している」
②40・50代で自動車免許を持っており、日常的に車を運転している男女150名(男女75名ずつ)
<内訳>
・男性75名(40代23名・50代52名)
・女性75名(40代33名・50代42名)
<スクリーニング条件>
・40・50代で自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している方
・「両親のいずれかが65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している」かつ「自動車運転免許を取得している18~24歳の子どもがいる」
③65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している男女100名(男性50名/女性50名)
<内訳>
・男性50名(65~69歳20名・70代25名・80代5名)
・女性50名(65~69歳15名・70代30名・80代5名)
<スクリーニング条件>
・65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している方
・「子どものいずれかが40.50代で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している」かつ「自動車運転免許を取得している18~24歳の孫がいる」
※子どもが複数いる場合は、それぞれに対して回答いただいています。
■対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。
最新情報はNEXCO東日本のHPをご覧ください。
https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
■「家族みんなで 無くそう逆走」3つのアクション
①家族みんなで逆走を知ろう ②家族みんなでチェックしよう ③家族みんなを逆走事故から守ろう
■孫から祖父母への感動の「恩返しドライブ」 THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許~(2020年1月公開)
NEXCO東日本は、高齢ドライバーによる高速道路での逆走防止のため、孫世代が運転免許を取得し「三世代免許」になったら三世代で話し合うことを提案することを目的に、今年1月、WEBムービー「THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許 ~」を公開。
「THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許 ~」 https://youtu.be/PTyqeMmqAOU
本年度のプロジェクトテーマは「三世代免許」です。「三世代免許」とは祖父母世代・親世代・孫世代の三世代全てが車の運転免許を持つタイミングを意味する言葉として提案しています。
この度、三世代に対して、運転や逆走について家族で話すことについて調査を実施しました。調査結果より、高齢ドライバーの80%が家族に“運転を心配される”ことは「素直に聞ける」「うれしい」「ありがたい」といったポジティブな感情を抱いていることがわかりました。
いつもは話題に出しづらい、感情的になってしまいやすい「高齢ドライバーの運転や逆走」について、「三世代免許」になったら、同じ“ドライバー”として家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
【祖父母世代(65歳以上ドライバー)/親世代(40・50代ドライバー)/孫世代(18~24歳ドライバー)】
■10月公開の調査結果はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000038550.html
<トピックス>祖父母世代「車の運転に対する自信」、半年間で5ポイント減少
<「三世代」調査結果のポイント>
1. 高齢ドライバーの80%、家族からの“運転の心配”は、「素直に聞ける」「うれしい」「ありがたい」とポジティブに受け取れる
2. 孫世代の運転免許取得、祖父母世代の約半数が「気を付けて運転してほしい」と孫を心配。自分の安全運転を考えるきっかけにも!
3. 「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」は知っているが、世代間での話し合いは少ない?
4. 孫世代が免許を取得し「三世代免許」になったら、「運転ここに注目リスト」「スマヌ法」を活用し、家族みんなで運転や逆走の話し合いを!
■「運転ここに注目リスト」「スマヌ法」https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
- 1:高齢ドライバーの80%、家族からの“運転の心配”は、「素直に聞ける」「うれしい」「ありがたい」とポジティブに受け取れる
なお、「親世代/孫世代から運転を心配されたときの気持ちはどうだったか」あるいは「もし親世代/孫世代から運転が心配だと言われたらどのような気持ちになるか」を聞いたところ、「そうだなと素直に聞けた/聞けそう」(親世代34.9%/孫世代33.0%)、「心配してくれてうれしいと思った(思いそう)」(親世代24.2% /孫世代27.0%)、「心配してくれてありがとうと思った(思いそう)」(親世代24.2% /孫世代20.0%)と、8割以上がポジティブな感情を抱くと回答しました。
祖父母世代は運転の心配をする家族の言葉を嫌悪するよりも、ポジティブに捉えている人が多い結果となりました。
- 2:孫世代の運転免許取得、祖父母世代の約半数が「気を付けて運転してほしい」と心配。自分の安全運転を考えるきっかけにも!
祖父母世代へ孫が運転免許を取得した時の気持ちを聞いたところ「運転免許を取れるほど成長してうれしい」55.0%、「運転が心配、気を付けてほしい」51.0%に続いて、「孫が運転免許を取れるほど自分も年を取ったので、車を安全に運転することを考えたい」36.0%という結果となりました。
祖父母世代にとって孫の運転免許取得は、成長がうれしいと思ったり、運転が心配だと思うと同時に、自分の運転を見直すきっかけにもなることが分かりました。
是非、同じドライバーとなった孫世代から、祖父母世代と逆走防止や安全運転について話すきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
- 3:「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」は知っているが、世代間での話し合いは少ない?
平成30年に全国の高速道路で発生した逆走は200件(平成29年は207件)、発生件数は減少しているものの、ほぼ横ばいです。また、逆走の約7割が65歳以上のドライバーによるもの(平成23~30年)となっています。
「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」を知っているかを聞いたところ、三世代ともに9割超(祖父母世代98.0%、親世代94.7%、孫世代92.7%)が知っていると回答しています。
一方、この半年間における家族での話し合いについて確認したところ、祖父母世代で54.3%、親世代で57.9%、孫世代で70.4%が家族と話したことがあるという回答になりました。
このように、三世代ともに「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」の認知度は非常に高い結果となりましたが、家族での話し合いは認知に比べると低い結果となりました。
- 4:孫世代が免許を取得し「三世代免許」になったら、「運転ここに注目リスト」「スマヌ法」を活用し、家族みんなで運転や逆走の話し合いを!
そのために、親・孫世代は日常会話の中で祖父母世代の体調を心配すると同時に、加齢に伴い身体・認知機能が衰えることを伝え、祖父母世代はベテラン・ドライバーとして運転について孫世代にアドバイスしたりするなど、家族で安全運転や逆走防止について、話し合っていただきたいと思います。
孫世代が運転免許を取得する時こそ、家族において車の運転への関心が高くなるタイミングとも言えます。是非、三世代が同じ“ドライバー”という立場で、高速道路での高齢ドライバーの逆走、交通安全について、家族みんなで話し合いましょう。
「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの監修者である朝田 隆先生(メモリークリニックお茶の水院長で筑波大学名誉教授)は、「世代関係なく“同じドライバー”として、お互いの運転に注意を配ることができることが大切」とおっしゃいます。
NEXCO東日本では家族みんなで話し合いを持つきっかけのひとつとして、「運転ここに注目リスト」や、ゲーム感覚で皮膚感覚をキャッチできる脳力の衰えをチェックできる「スマヌ法」などをご紹介しています。三世代での話し合いのきっかけにご活用ください。
また、家族での話し合いのポイントも朝田先生からアドバイスをいただいていますので併せてWEBサイトをご覧ください。
■運転ここに注目リスト/スマヌ法
https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
■運転ここに注目リスト
運転操作が衰えていないか?運転時の判断力が適切か?などを家族みんなで確認できるチェックリスト
■スマヌ法
背中にカタカナの「ス」「マ」「ヌ」の3文字のどれかを指で書き、どの文字が、書かれたのか答える。皮膚感覚をキャッチする脳力の衰えをチェックできる
【調査概要】
■調査名 :車の運転に関する意識調査
■調査対象:
①18~24歳で自動車運転免許取得3年以内、もしくは取得のため教習所に通っている男女110名(男性61名/女性49名)
<内訳>
・18~24歳の自動車運転免許取得3年以内の男女ドライバー109名
・18~24歳の自動車運転免許取得のために教習所に通っている9名
<スクリーニング条件>
・18~24歳で「自動車運転免許取得3年以内の方」もしくは「自動車運転免許取得のため教習所に通っている方」
・「40・50代の両親のいずれかが自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している」かつ「65歳以上の祖父母のいずれかが自動車運転免許を持っており、現在も日常的に自動車を運転している」
②40・50代で自動車免許を持っており、日常的に車を運転している男女150名(男女75名ずつ)
<内訳>
・男性75名(40代23名・50代52名)
・女性75名(40代33名・50代42名)
<スクリーニング条件>
・40・50代で自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している方
・「両親のいずれかが65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している」かつ「自動車運転免許を取得している18~24歳の子どもがいる」
③65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している男女100名(男性50名/女性50名)
<内訳>
・男性50名(65~69歳20名・70代25名・80代5名)
・女性50名(65~69歳15名・70代30名・80代5名)
<スクリーニング条件>
・65歳以上で自動車運転免許を持っており、日常的に自動車を運転している方
・「子どものいずれかが40.50代で自動車運転免許を持っており、日常的に車を運転している」かつ「自動車運転免許を取得している18~24歳の孫がいる」
※子どもが複数いる場合は、それぞれに対して回答いただいています。
■対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。
- 「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトについて
NEXCO東日本は、「高齢ドライバーの高速道路での逆走」を防ぐための新プロジェクトを平成30年10月から始動し、高齢ドライバーとご家族が今すぐできる逆走防止に向けた3つのアクションを呼びかけています。また、簡単に家族が逆走防止に対して行動を起こしやすくできるよう、皮膚感覚をキャッチする脳力の衰えをチェックできる「スマヌ法」などを紹介しています。
最新情報はNEXCO東日本のHPをご覧ください。
https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/
■「家族みんなで 無くそう逆走」3つのアクション
①家族みんなで逆走を知ろう ②家族みんなでチェックしよう ③家族みんなを逆走事故から守ろう
■孫から祖父母への感動の「恩返しドライブ」 THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許~(2020年1月公開)
NEXCO東日本は、高齢ドライバーによる高速道路での逆走防止のため、孫世代が運転免許を取得し「三世代免許」になったら三世代で話し合うことを提案することを目的に、今年1月、WEBムービー「THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許 ~」を公開。
「THE FIRST LONG DRIVE~#きっかけは三世代免許 ~」 https://youtu.be/PTyqeMmqAOU
■感動サプライズに涙。父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~(2019年2月公開)
NEXCO東日本は、高齢ドライバーによる高速道路での逆走防止のため、家族で話し合うことの大切さを伝え、アクションを起こすきっかけを作ることを目的に、2019年2月、WEB限定ロードムービー「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」を公開。再生回数は80万回超となっています。
「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」 https://youtu.be/OcGQ4b6DTMo
「家族みんなで 無くそう逆走」監修
朝田 隆(あさだ・たかし)メモリークリニックお茶の水院長
1955年生まれ。
メモリークリニックお茶の水院長、筑波大学名誉教授、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。数々の認知症実態調査に関わり、軽度認知障害(MCI)のうちに予防を始めることを強く推奨、デイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。
『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。
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