サウナ業界の総合アワード「ととのう! にっぽんサウナ大賞2025」受賞施設、受賞者が決定!
2025年、もっとも注目すべきサウナ施設、人物など、全6部門で表彰

日本サウナメディア協会(東京都中央区)は、2025年に最も注目、話題を集めたサウナ施設や人物等などを表彰する「ととのう!にっぽんサウナ大賞2025」(https://sma-jp.com/)を、2025年12月26日(金)、発表いたします。
「ととのう!にっぽんサウナ大賞」は、全国的に盛り上がりを見せるサウナ文化のさらなる成長と、サウナユーザーの拡大・発展を目的として、2024年に創設いたしました。当協会の会員による投票と厳正なる集計により、2025年、最も注目すべきサウナ施設、取り組み、人物などを選出し表彰いたします。
投票は日本サウナメディア協会に加盟するメディアによって行われます。
昨年3部門でスタートした本賞、今回より新たに3部門を追加(全6部門)し、バージョンアップして表彰を行います。
また、大賞の題字は、総合格闘家、レスリング指導者、ダンスパフォーマーなどで知られ、生粋のサウナーでもある元参議院議員の須藤元気氏に揮毫していただいております。
第2回目となる今回は、以下6部門の表彰を行います。
■表彰部門
1. にっぽんサウナ大賞
対象 全てのサウナ施設
選考基準「サウナ界の顔」としてふさわしい総合力を評価。多くのサウナーに愛され、施設の体験・サービスにおいて高い満足度を提供した現存のサウナ施設を表彰します。
2. 新サウナ賞
対象 2024年12月1日〜2025年11月30日までにオープンしたサウナ施設
選考基準「未来のサウナを予感させる革新性」を評価。コンセプト、設計、集客、ユーザー満足度などにおいて特に高い評価と話題性を獲得した新施設を表彰します。
3. 銭湯サウナ賞
対象 サウナを設置している「銭湯」
選考基準「地域密着のサウナ文化継承と工夫」を評価。低価格ながらもサウナの質を維持・向上させ、地域住民の生活に根ざしたウェルビーイングを提供している施設を表彰します。
4. プライベートサウナ賞
対象 個室サウナ、貸切サウナを主なサービスとする施設
選考基準「究極のパーソナルなサウナ体験」を評価。個室ならではの自由度(ロウリュ、音楽、アロマなど)の高さ、デザイン性、プライバシーの確保、そして個人のニーズに応える質の高いサウナ体験を提供している施設を表彰します。
5.サウナ人賞
対象 メディア(テレビ、ラジオ、雑誌等)、SNS、YouTube等でサウナに関する情報を継続的に発信している人物
選考基準「発信力と文化啓発への貢献度」を評価。サウナの魅力や正しい知識を広く、かつ魅力的に発信し、サウナ文化の健全な普及と発展に貢献した人物を表彰します。単なるフォロワー数だけでなく、発信内容の質や影響力も重視します。
6.特別賞
対象 サウナに関連する取り組み、イベント、グッズ、自治体の活動など
選考基準「サウナ文化の拡大に貢献した功績」を評価。施設以外で、サウナブームの社会的な広がりや文化の深化に大きく貢献した、革新的かつ影響力の大きい取り組みや製品などを表彰します。
栄えある2025年の受賞施設、受賞者は以下になります。
◆にっぽんサウナ大賞
なにわ健康ランド 湯~トピア(大阪府東大阪市)

創業から長きにわたり愛され続ける「なにけん」が、2025年ついに頂点へ。老舗のあぐらをかかない「飽くなき進化とホスピタリティ」が評価されました。サウナブーム以降も、ウィスキングの常設や女性エリアの爆発的な充実化、そして畳スペースでの外気浴など、利用者の「あったらいいな」を次々と具現化。男性エリア・女性エリア合わせて常時7種類ものサウナが存在し、その数は年を重ねるごとに増え続け、設備は絶えずアップデートされています。また、もはやサウナファンのアイコンともなった「なにけんポーズ」を生み出すなど、業界を牽引する発信力は唯一無二。大阪ならではの個性あふれる熱波師や活気あるイベントは利用者満足度も高く、エンターテインメントと癒やしを完璧に両立させています。マニアを唸らせる一方、地元のお年寄りから若者まで老若男女問わず愛される「実家のような懐の深さ」。ハード、ソフト、人、全てにおいて「サウナの楽しさ」を体現した点も評価されました。
◆新サウナ賞
SATOYAMA TERRACE(千葉県富津市)

2025年のトレンドでもある「原点回帰」と「体験型コンテンツ」を見事にアウトドアサウナへと落とし込んだ施設です。日本の原風景である里山を借景にしたこのサウナは、単に汗を流すだけでなく、四季の移ろいを五感で味わう「体験型アウトドアサウナ」の完成形と言えます。地元産の間伐材を使用した薪ストーブの柔らかい熱、そして飲用可能なほどの清冽な天然水掛け流しの冷水浴は、自然との一体感を極限まで高めてくれます。室内に木が生える斬新な作りの「山サウナ」と、富津の天然水が流れる「滝サウナ」。木と水、そして火の熱こそが、人間の活力の根源だと再認識させてくれます。サウナ室から望む棚田や山並みの景色は、現代人が忘れかけている生物としてのリズムを取り戻させてくれるかのよう。サウナを単なる観光資源としてだけではなく、地域の生態系の一部としてデザインした点が高く評価されました。
◆銭湯サウナ賞
松本湯(東京都中野区)

リニューアルから数年を経てもなお、「銭湯サウナの最高到達点」として君臨し続けています。混雑時でもストレスを感じさせない計算された導線、深さと水質にこだわった水風呂、そして薄暗くジャズが流れる瞑想的なサウナ室。これらすべてが、銭湯という限られたスペースと料金設定の中で奇跡的なバランスで成立しています。特筆すべきは、清掃の徹底とスタッフのオペレーション能力の高さです。常に清潔で、常に最高のコンディションが維持されているため、利用者の満足度が極めて高い水準で安定しています。地域住民にとっては「日常の中の非日常」であり、遠方からの利用者にとっては「非日常の中の日常」。それらが絶妙に融合し、コミュニティとしての機能を高め続ける姿勢が高く評価されました。
◆プライベートサウナ賞
サウナ×スナック『かなこ』(東京都品川区)

個室サウナが増加する中、「人情と孤高」を掛け合わせた唯一無二の業態がサウナーの心を掴みました。本格的なフィンランド式個室サウナで己と向き合い、極上の孤独を味わった直後、併設のスナックで酒と料理と会話に癒やされる。この「静と動」「個と集」のギャップこそが、現代人の抱える孤独感を最も優しく解消する処方箋となっています。 仲間と楽しむも良し、独りで楽しむも良し、誰にも邪魔されないプライベート空間の贅沢さと、昭和レトロなスナックの温かみ。一見ミスマッチな両者を、スタッフの方々が見事に繋ぎ合わせています。心身のデトックスに加え、心の隙間まで埋めてくれる「あたたかいサウナ」であるとともに、プライベートサウナの新たな可能性を提案した部分が高く評価されました。
◆サウナ人賞
ケンドーコバヤシ

メディアを通じて「男の美学としてのサウナ」を発信し続けてきた功績を称えます。 昨今のブーム以前から、サウナを単なる健康法としてだけでなく、大人の嗜み、あるいは一人の時間を楽しむダンディズムとして体現されてきました。同氏のビジネスホテルを探訪する番組では、決して押し付けがましくなく、自身のスタイルで淡々と、しかし情熱的にサウナや水風呂の良さを語り続けています。その姿は、ブームに流されない「真のサウナ愛好家」の在り方を多くのファンに示してくれました。改めて同氏の飾らない姿勢が、サウナ本来の「自由で、気持ちいいだけでいい」という本質を再認識させ、ブームとしてのサウナではなく、習慣としてサウナを楽しむ姿を示してくれた点が評価の決め手となりました。
◆特別賞
万博サウナ『太陽のつぼみ』

大阪・関西万博に合わせて出現した期間限定にしてサウナ史に残るモニュメントです。「サウナの歴史の教科書」があるとするならば、2025年のページは間違いなくこのサウナでしょう。「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博テーマをサウナで表現。バイオマスエネルギーを活用した熱源や、最新のミスト技術による発汗体験は、まさに未来のウェルビーイングを体現しています。木を一切使わず、熱に強い膜で構成されたサウナ室は、従来の常識を覆す革新性で多くのサウナーたちに衝撃を与えました。モノもヒトも消費ばかり増えていく現代社会において、工夫と応用で上質な空間を創造。ほっと一息ついて上を向いたその先に、サウナの新たな可能性を示してくれました。パビリオンの建築美と一体化したサウナ室は、光の入り方も計算し尽くされており、まるで太陽の胎内にいるかのような神秘的な体験を提供しました。世界中から訪れる人々に、日本独自の「ととのう」文化を強烈に発信し、サウナを国際的なコミュニケーションツールへと昇華させた功績に対して特別賞を授与します。
2025年 受賞者一覧
にっぽんサウナ大賞 なにわ健康ランド 湯~トピア
新サウナ賞 SATOYAMA TERRACE
銭湯サウナ賞 松本湯
プライベートサウナ賞 サウナ×スナック『かなこ』
サウナ人賞 ケンドーコバヤシ
特別賞 万博サウナ『太陽のつぼみ』
ととのう! にっぽんサウナ大賞 ▶ https://sma-jp.com/
日本サウナメディア協会(https://sma-jp.com/)について
日本サウナメディア協会は、サウナ文化の普及と発展を目的とし、サウナを専門的に扱う4つの媒体・メディアによって2024年に設立されました。
近年、サウナは「健康」や「癒し」の視点から多くの人々に支持され、生活の一部として浸透しつつあります。当協会は、サウナ文化を社会的に広めるための橋渡し役を果たすことを目指しています。
サウナは単なる入浴施設ではなく、心身のリフレッシュ、コミュニティの場、さらには地域活性化の手段としても多くの可能性を秘めています。「ととのう」という言葉が象徴するように、サウナは心と体のバランスを整え、忙しい現代社会において大きな癒しを提供する存在です。
当協会は、フィンランドのように、サウナに入るのが当たり前の世の中を目指すべく、メディアを通じてサウナの魅力を伝え、日本にその恩恵を届けることを使命としています。
■ 日本サウナメディア協会 会員

(アルファベット順)
Saunassa (https://saunassa.net/)
SISU (https://kimoty.com/)
SpaWorks (https://spaworks.jp/)
フロサウナ (https://furosauna.com/)
MAPPA(https://nihon-ichi.co.jp/)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
