2020年4月 摂南大学農学部が新設 応用昆虫学の第一人者 石川幸男教授が農業生産学科の教授に着任決定
2020年4月に農学部を新設する摂南大学(大阪府寝屋川市、学長:八木紀一郎、以下本学)は、同学部農業生産学科の教授として、応用昆虫学の第一人者・石川 幸男教授が着任することをご報告します。
日本の食料自給率が長期的に低下傾向である中、安定した食料供給のために、現在でも多くの食物を貿易によって海外から仕入れています。その際に、本来は日本に存在しない害虫が侵入してしまうといったケースが多く見られます。また熱帯地域に生息していた害虫も、地球温暖化の影響で北方でも越冬できるようになり、日本に飛来してくるようになりました。害虫の飛来元が発展途上国の場合、日本では禁止されている強力な殺虫剤や大量の農薬を使用していることも多く、害虫が耐性を持ってしまっており、日本が使用している農薬では駆除できないという問題が発生しています。そこで、最近では農薬を使用せず昆虫の能力や機能を逆手にとって害虫の防除を行う害虫「管理」法の開発と実施が求められています。
今回、本学部農業生産学科に着任する石川 幸男教授は、昆虫の持つ不思議な能力を分子レベルで解明し、害虫防除に応用する研究を行っています。環境の変化に適応することで、約5億年に及ぶ生存競争を勝ち抜いてきた昆虫を研究し、防除法の開発だけでなく社会への応用を目指します。
■摂南大学 農学部 農業生産学科 石川 幸男教授
〈経歴〉
・1979年 東京大学 農学系研究科 農業生物学専攻
・2019年 東京大学 名誉教授
・2020年 摂南大学 農学部 農業生産学科
〈研究分野〉
農学、応用昆虫学
〈講義内容〉
・応用昆虫学研究室での研究
・昆虫生理生態学:昆虫の体のつくり,昆虫と植物,昆虫化学生態学,雌雄間交信,擬態
・応用昆虫学:農業害虫の生態と特性,昆虫の成功に学ぶ,外来昆虫
日本の食料自給率が長期的に低下傾向である中、安定した食料供給のために、現在でも多くの食物を貿易によって海外から仕入れています。その際に、本来は日本に存在しない害虫が侵入してしまうといったケースが多く見られます。また熱帯地域に生息していた害虫も、地球温暖化の影響で北方でも越冬できるようになり、日本に飛来してくるようになりました。害虫の飛来元が発展途上国の場合、日本では禁止されている強力な殺虫剤や大量の農薬を使用していることも多く、害虫が耐性を持ってしまっており、日本が使用している農薬では駆除できないという問題が発生しています。そこで、最近では農薬を使用せず昆虫の能力や機能を逆手にとって害虫の防除を行う害虫「管理」法の開発と実施が求められています。
今回、本学部農業生産学科に着任する石川 幸男教授は、昆虫の持つ不思議な能力を分子レベルで解明し、害虫防除に応用する研究を行っています。環境の変化に適応することで、約5億年に及ぶ生存競争を勝ち抜いてきた昆虫を研究し、防除法の開発だけでなく社会への応用を目指します。
■摂南大学 農学部 農業生産学科 石川 幸男教授
〈経歴〉
・1977年 東京大学 農学部 農業生物学科
・1979年 東京大学 農学系研究科 農業生物学専攻
・2019年 東京大学 名誉教授
・2020年 摂南大学 農学部 農業生産学科
〈研究分野〉
農学、応用昆虫学
〈講義内容〉
・応用昆虫学研究室での研究
・昆虫生理生態学:昆虫の体のつくり,昆虫と植物,昆虫化学生態学,雌雄間交信,擬態
・応用昆虫学:農業害虫の生態と特性,昆虫の成功に学ぶ,外来昆虫
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