愛知県扶桑町　介護予防事業「はつらつ教室」：　事業の効果計測と市民の予防意識・意欲の持続を目指し　認知機能スケール「あたまの健康チェック®」を採用

コロナ禍の長期自粛生活に伴う高齢市民のADLや認知機能低下の抑制を図る

愛知県扶桑町は２０２０年１０月1日より、町内２か所で開催する認知症予防に効果があるとされる有酸素運動と脳トレを組み合わせた運動を取り入れた介護予防事業「はつらつ教室（計14回）」の認知機能に与える影響の見える化を通じて、予防事業参加者の予防意欲維持を実現することを目指し、株式会社ミレニア（本社：東京都中央区）が提供する簡易認知機能スケール「あたまの健康チェック®」を評価指標として運用開始いたしました。

これまで認知症予防は、予防活動の成果が目に見えず実感しづらく、参加者に予防意識・意欲を持続してもらうことが難しい点が課題でした。新型コロナウイルス感染症の拡大による高齢市民の社会活動の低下に伴うADLや認知機能低下が課題となる中、扶桑町では、感染症対策を徹底した上、あたまの健康チェック®を活用して認知機能変化を目視できる環境を提供し、市民が楽しみつつ認知症予防に取り組める予防事業を推進し、コロナ禍の長期自粛生活に伴う高齢市民のADLや認知機能低下の抑制を図ります。

〇　認知機能低下予防教室「はつらつ教室」事業　概要
事 業 名：
介護予防：　認知機能低下予防教室「はつらつ教室」（有酸素系）
対 象 者：
65歳以上で認知機能・運動機能が低下している方または、そのおそれがある方で
身体を使った軽い運動ができる身体状況にある方（一般予防事業対象者）
実施場所：愛知県　扶桑町内　施設２か所
内    容：
週１回の有酸素運動と脳トレを組み合わせた教室を開催（計14回）
教室参加の前後で実施される認知機能評価で「あたまの健康チェッック®」を活用
事業実施団体：
シンコースポーツ中部株式会社 （代表取締役社長　石崎 健太）
愛知県名古屋市中区栄1丁目16-6　   052-218-7551

〇　「あたまの健康チェック®」 とは

認知機能低下の訴えのない健康な方（対象年齢30歳～99歳）から受けられる、国内では初めての認知機能スケールであり、健常域における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールで、被検者の微細な認知機能の状態を0～100の独自指標（MPI値）で分かりやすく経時評価。あたまの健康維持・増進や、疾病の予防・早期発見の意義を理解し、関心を持つきっかけとなることを目的としている。国内では、国の認知症予防事業IROOPの公式認知機能評価法に選択されたことを始め、全国の日本脳ドック学会認定施設や健診施設、自治体、大学・研究機関、食品メーカー、トラック協会等の業界団体など広域に採用。神奈川県ME-BYO（未病）ブランド認定サービス。一般的な認知機能評価法とは異なり、職能を問わず、対面実施の必要もなく、電話やビデオ通話を通じたリモート運用が可能である点が特徴。 ※ MMSE等、従前の認知症の有無や症状を評価するための神経心理検査（いわゆる認知症検査、2018年度からは保険適用）とは評価領域、目的が異なる


＜本件に関するお問い合わせ＞
セントケア・グループ　株式会社ミレニア
東京都中央区日本橋箱崎町17-1　　　TEL：[phone] 　/　 FAX:[phone]
Mail: [e-mail]
URL: www.millennia-corporation.jp