交通領域カーボンクレジット認証を行う株式会社Spatial Pleasure、プレシードラウンドの資金調達完了及びアドバイザー就任のお知らせ
デジタルガレージグループ、DEEPCORE、G-STARTUPの3社から資金調達を完了。
デジタルガレージグループ、DEEPCORE、G-Startupの3社から資金調達を完了。
Spatial Pleasureでは「エリアの脱炭素化に寄与する交通事業者に対してカーボンクレジットの認証・計測を行うDMRVソフトウェア」を開発しています。バスやシェアサイクル事業者様と連携し、各交通事業者様の環境便益の定量化によるカーボンクレジット発行を通して、地域全体の脱炭素化を目指しています。
現在の都市は40%が交通インフラ、つまり道路や駐車場が占めており、私たちにとって何の意味も価値も生み出さない空間です。交通カーボンを基軸とする外部性の定量評価を通した都市再最適により、駐車場が公園に、道路が喫茶店やバーに、私たちの生活にとって意味のある空間へと変容します。
投資家一覧 ※順不同、敬称略
Open Network Lab・ESG1 号投資事業有限責任組合
DEEPCORE
G-STARTUPファンド
今回の資金調達により、アジア圏を中心とした海外展開、交通事業者の環境便益評価に係るアルゴリズム開発、ま人材採用等の強化に取り組んでまいります。
採用 : Bizdev (COO候補)募集中
Spatial PleasureではBizdev (COO候補) を募集しています。日本に加え、ジャカルタ・ベトナムなどへの海外進出が始まる楽しいタイミングであり、都市計画・アルゴリズム・エンジニアリング・ファイナンスそれぞれのに強みを持つ素敵なメンバーが揃ったチームです。都市・交通・カーボンクレジット・外部性評価などのキーワードにピンとくる方はぜひ一度お話しましょう!(詳細ページ : https://www.notion.so/placycity/Spatial-Pleasure-Bizdev-COO-d772c4d7a4f44974a70f6b33b37e2415)
小柳 治氏のアドバイザー就任につきまして
(小柳 治氏 ご経歴)
東京大学教養学部教養学科卒業後、日本開発銀行(現在の(株)日本政策投資銀行)入行、民営化時の当局対応担当などの要職を経て、エネルギー部門の投融資を統括、常務執行役員に就任。在籍中は、日本初のカーボンクレジット投資ファンド日本温暖化ガス削減基金、その運営会社日本カーボンファイナンス(株)の経営に関与。同行役員退任後、2018年(株)グッドアットを創業し、カーボンニュートラルに貢献する企業の経営、特にカーボンクレジットに関連した新規事業推進のコンサルティングを中心にビジネスを展開している。
(小柳 治氏 コメント)
株式会社Spatial Pleasureがビジネス展開する交通領域のカーボンクレジットの分野は、京都議定書時代のCDM(Clean Development Mechanism)として発展途上国で認証された事例が既にありますが、日本のような先進国では新しい分野です。本来、カーボンニュートラルの実現には、国民の一人ひとりが、生活スタイルを切り替えてゆく必要がありますが、そういう個人レベルのミクロな取り組みによるカーボン削減効果を計測する手法としてオーソライズされたものはありませんでした。同社のソフトウエアはそれを交通分野で実現しようとする初の取り組みです。これを使えば、個々人の公共交通機関の利用が、どれほどのカーボン削減効果があるのか計測可能となり、それをカーボンクレジットとして認証獲得できれば、個々人の生活スタイルの変更に、新たな経済価値を付与する画期的なものに発展する可能性があり、人類共通の課題であるカーボンニュートラルの実現に貢献できる技術となります。
現在、Spatial Pleasureでは、次のシードラウンド調達に向けて動いています。ご興味をお持ちいただける投資家様、事業会社様は是非ご連絡を頂けますと幸いです。
■Spatial Pleasure 事業概要
事業内容 : 交通領域に特化したDMRVソフトウェア開発
運営会社 : 株式会社Spatial Pleasure
代表者:代表取締役 鈴木 綜真
所在地:〒155-0032 東京都世田谷区代沢4丁目10−4 Orbit302
設立:2019年 5月
公式HP:https://spatial-pleasure.xyz
すべての画像