図書館利用についてのアンケート調査2024 集計結果を公表
1640名が回答、図書館利用の頻度や目的、デジタル資料の利用についての意識調査を実施しました
こちらでも掲載中。
https://www.careerpower.co.jp/topics/2024/07/23/topics240722/
【実施期間】2024年6月7日~6月24日
【対 象】当社登録スタッフおよび一般の方(無作為)
【実施方法】WEBアンケート
【回答人数】1640名
[概況]
図書館の利用目的は、家庭や日常生活のための情報収集。無料で気軽に利用できる反面、障壁や課題も発生。
図書館では、様々なイベントを開催。本を読むだけではない機能性のある図書館が求められている。
デジタル資料の利用経験者は少数。利用に関するサポートや機能の改善が必要。
[図書館の利用頻度や目的]
【図書館の利用目的は、家庭や日常生活のための情報収集。無料で気軽に利用できる反面、障壁や課題も発生】
図書館利用についての質問を行いました。図書館を月に複数回以上利用するユーザーは全体の42%となり、家庭や日常生活のための情報収集を行っていることが分かりました。図書館を選ぶ際には、自宅や職場からの距離が近いことが重要視されており、無料で気軽に利用できる場所であることが分かります。ただし、施設の状況などによって、欲しい資料が借りられないなど、図書館を利用する際の障壁や課題もアンケートから見えてきました。
[図書館に求めるサービス]
【図書館では、様々なイベントを開催。本を読むだけではない機能性のある図書館が求められている】
図書館のイベントやプログラムに参加したことがある人は、全体の27%。図書館では作家の講演会や図書館ツアー、子ども向けの読み聞かせ会など、本に親しむきっかけとなるイベントが開催されていることが分かりました。また、図書館に追加してほしいサービスとして、カフェや飲食スペース、ワークショップやセミナーの開催が望まれており、本を読む場所だけではない機能性のある図書館が求められています。
[デジタル資料の利用について]
【デジタル資料の利用経験者は少数。利用に関するサポートや機能の改善が必要】
図書館が提供するデジタル資料(電子ブック、オンラインジャーナルなど)の利用経験がある人は、約4人に1人という結果になりました。デジタル資料は様々な機能がある反面、デジタル資料そのものや利用方法などに抵抗を感じる利用者も一定数存在することが分かりました。デジタル資料のサービス導入に伴い、各図書館では利用者が快適に利用できるためのサポートや機能の改善が必要である現状が見えてきました。
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