みらいリレーションズと東工大 大橋研が連携し「トランジションデザイン 」を用いた新たな事業開発方法論の構築を目指す
持続可能な未来像をデザイン、逆算し、急激な社会・環境変化に対する企業の挑戦を促す新事業創造・人材育成アプローチを共同研究
株式会社みらいリレーションズ(本社:東京都太田区、代表取締役社長:齋藤 康平、以下「みらいリレーションズ」)と、東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 大橋匠准教授研究室(以下、「東工大 大橋研」)は、持続可能な社会への変革に向けた「トランジションデザイン」の方法論を、日本における産業構造変革や企業変革、新規事業構築に向け、体系化・形式知化を推進する共同研究を開始しました。
「トランジションデザイン」とは、2000年後半から世界的に注目され始め、2012年にカーネギーメロン大学Terry Irwin教授を中心としたグループが提唱し、気候変動、高齢化社会、フードロス、教育へのアクセス不足などの多くの『厄介な問題 (Wicked Problems) 』に取り組み、持続可能な未来への移行に向けて、システムレベルでの変革を目指すデザイン実践、方法論、研究のことです。現在、世界中のアカデミアが地域や企業と連携しながら研究を進めています。
みらいリレーションズは、東工大大橋研との共同研究における理論をベースとし、複雑化する社会環境・市場環境変化などを踏まえ、企業が実現を目指す具体的な持続可能な未来像をデザインし、その未来像から逆算し事業シナリオをデザインすることで、新事業を生み、世の中に浸透させていく新たな方法論を構築し、2024年度内に10~15社程度を対象とした先行事例の創出を目指していきます。
東京工業大学 環境・社会理工学院 大橋匠 准教授について
東京工業大学 環境・社会理工学院 准教授 融合理工学系エンジニアリングデザインコース。博士(工学)、技術経営修士(専門職)。専門は、トランジション デザイン、人間中心デザイン。持続可能な社会の実現に向けて、畜産、防災、半導体教育システム、介護など多様な分野において、学際的・超学際的なアプローチで研究を進めている。ステークホルダーとの緊密な連携を通じて、各分野の課題解決と持続可能な実践への移行プロセスの形式知化に取り組んでいる。米国・スタンフォード大学客員助教(2019〜20年)。中国・北京師範大学Honorary Mentor(2024年)。タイ・チュラロンコン大学Affiliated Researcher(2024年〜)。技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)人材育成検討委員会(2023年〜)。
URL:https://ohashi-research-group.com
株式会社みらいリレーションズについて
東工大関連VCみらい創造機構からのスピンオフにより設立。新規事業推進体制やスタートアップ/ベンチャー経営体制をパラレルキャリア高度専門人材と連携して構築する、事業開発“半”内製化OneTeamサービスを展開。
会社名:株式会社みらいリレーションズ
代表者:代表取締役社長:齋藤 康平
所在地:東京都大田区羽田空港1-1-4 HICity ZoneK 201
設 立:2020年1月
事 業:産官学金融コラボレーションによる協創型新規事業開発
資本金:1,490万円(準備金含)
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