モルゲンロート、持続可能な医療の実現を目指し、DX推進セクションを立上げ!

3名のエンジニアを核とした医療のデジタルトランスフォーメーションを推進する先鋭部署を設立

医療法人社団モルゲンロート

医療法人社団モルゲンロートは、医療の現場の抱える3ム(ムリ・ムダ・ムラ)を無くす為、DX開発部・IT統括部を設立しました。

AIアバター問診

 DX開発部は、AI事前問診アバターの開発における特許『診療の管理装置及び診療システム』(特許番号7519145号・出願人:小暮裕之)・『問診システム及び問診用端末』(特許番号7629240号 発明者:小暮 裕之・遠藤 慎也)等医療のDXに繋がる知財の開発をメインとし、新たなシステム開発を行っております。

 IT統括部は、即効性のある業務支援やITインフラの整備を通じて、クリニックの日常運営を支える部署、RPAの導入等々各院のIT環境やシステム運用を現場に即した形でサポートし、迅速な対応を提供しております。

 以降、主たる開発実績4つをご紹介致します。

■ 電子カルテ操作マクロツールの導入(改善効果:15秒→1秒)

従来、電子カルテで処方を入力した後に処方箋を印刷するには、画面操作を複数回行う必要があり、1件あたり15~20秒程度の時間を要していた。

現在は、マクロツールの導入により 「F19キー1回で印刷完了」 まで自動化。1日あたり数十~数百件の処方処理を行う現場において、大幅な時間短縮とスタッフ負担の軽減を実現しました。

■ 新規患者情報 自動登録ツールの導入(改善効果:自動読込)

従来、新規患者の氏名・生年月日・住所・保険情報などは、すべて手入力で対応していた。

現在はマイナンバーカードリーダーを活用し、カード読取後に必要情報が 自動でカルテに登録されるシステム を導入、入力ミスの削減と受付対応時間の短縮につながっています。

■ 電子カルテ・予約システムのクラウド化(改善効果:端末縛り無し)

従来は、院内ローカルPC上の電子カルテ・予約システムを使用していたため、特定端末からしか参照・操作できず、患者情報の同時確認も困難だった。

現在は、クラウド化によりインターネット環境があればどの端末からでもアクセス可能となり、業務の柔軟性と情報共有の即時性が大幅に向上しました。

■ 院内チャットツールの導入(改善効果:移動不要)

従来は、受付からドクターへの確認事項がある場合、スタッフが直接診察室に向かう必要があり、移動時間や業務中断のロスが課題となっていた。

院内チャットツールを導入したことで、問い合わせ内容はその場でメッセージ送信でき、ドクターも診察の合間に確認・返信が可能に、無駄な移動や待機が発生しない効率的なコミュニケーション体制が整いました。

◎エンジニアの横顔

左から冨田、遠藤、釼内(たちうち)

○管理本部長 冨田 直哉

茨城県出身。大学は大阪で学び、学生時代はサッカーに励む。現在もマラソンやトライアスロンに挑戦し、常に自己研鑽を続けるアクティブな一面を持つ。

大手メガバンクにて金融システムの企画・開発、人事管理システムの導入などに従事。2022年よりモルゲンロートに参画し、経営管理および事業運営の最前線で手腕を発揮。

前職の大手銀行では、銀行間決済システムのマネーロンダリング対応、全社的なシステム企画、海外展開を含む人事管理システムの開発。

当社団入職後は、新設クリニックの立ち上げ、既存クリニックの改修、電子カルテのリプレース、事務業務の自動化推進など、法人全体の経営効率化を推進。

○DX開発部長 遠藤 慎也

東北地方で生まれ育ち、大学卒業後に東京へ上京。システム開発の設計領域を専門とし、金融業界で豊富な経験を積む。2024年、モルゲンロートのDX推進を担うべく入職。

前職大手システムベンダーでは、大手金融機関向け人事管理システム開発・運用に従事し、プロジェクトマネジメントを通じて業務の効率化と迅速なシステム提供を実現、また、債権管理システムや決済システムの立ち上げにも貢献。

当社団入職後は、医療現場のフロント業務(医療事務・診療業務)およびバックエンド業務(人事・給与)におけるIT導入・サポートを主導し、法人全体の業務効率向上を推進。

○IT統括部長 釼内 士門

北陸地方で育ち、大学卒業後に東京へ上京。金融業界でのシステム開発・運用を経験し、2024年にモルゲンロートに入職。

前職では、メガバンクの外国為替市場向けシステムや人事管理システムの開発・運用に携わり、金融業務の効率化に貢献。過去には着メロ配信システムの構築にも関与。

当社団入職後は、医療事務・診療業務におけるIT導入・サポートを担当し、医療現場の業務効率向上とシステム改善を推進。

■部署設立の背景
近年、高齢者の増加に伴う医療需要の高まりや、生活習慣病・悪性腫瘍治療を中心とする医療ニーズの変化、患者さんの生活や健康状態に合わせた総合的な医療の提供による長時間の診察・手術対応など、医師の長時間労働が問題視されています。2024年4月からは医師の働き方改革の新制度が施行され、時間外労働の上限規制が設けられました。

厚生労働省の第18回 医師の働き方改革の推進に関する検討会「医師の勤務実態について」(※1)によると、今回の新制度の時間外労働の上限である960時間を超える医師の割合は全体の21.2%となりました。また、日本医師会総合政策研究機構のリサーチエッセイ(※2)によると、人口1,000人あたり医師数は、日本は2.4人と、世界38ヵ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)の平均3.5人と比較し、少ないことが指摘されています。

【参考資料】

※1:厚生労働省「医師の勤務実態について」(令和5年10月12日)

   https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001232021.pdf

※2:日本医師会総合政策研究機構のリサーチエッセイ(令和元年9月17日)

   https://www.jmari.med.or.jp/download/RE077.pdf

○有明みんなクリニック×有明こどもクリニック 理事長 小暮裕之 医師 コメント

当法人は、患者さんが笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創造することをミッションに掲げています。今回の部署設立によって、より効率的かつ高度な医療サービスの提供を目指します。DXの推進、クリニックの経営効率化、業務の自動化などを加速させ、患者様にとってより快適な医療環境を実現するとともに、スタッフの働きやすさの向上にも取り組んでまいります。医師の働き方改革を支援することで、医療従事者の健康と働きやすさも向上させていきます。これからも革新的な取り組みを通じて、医療の質の向上と効率化を目指していきます。

 

○医療法人社団モルゲンロートの紹介

「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」をミッションに掲げ、有明をはじめとする豊洲・勝どき・田町芝浦の都内湾岸地域および千葉県柏にクリックを展開。医療×ITをキーワードに、地域社会と連携した包括的な健康促進を、AI技術を用いた診断および治療プロセスの向上や、従業員の満足度と多様性を尊重することで、クリニックのデジタルトランスフォーメーションのパイオニアとして、走り続けております。

○本プレスリリースの問い合わせ先

マーケティング担当 城 浩文(じょう ひろふみ) h-jo@child-clinic.or.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
医療・病院
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

医療法人社団モルゲンロート

1フォロワー

RSS
URL
https://child-clinic.or.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都江東区豊洲5-5-18 ルミレイス豊洲1604
電話番号
080-8732-4958
代表者名
小暮 裕之
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年08月