「情報力」がカギ!令和の受験必勝法!大阪の私立高校で7月20日から講演
国語なのに図やグラフ!?現代の大学受験事情 ~新課程受験元年の高2は夏が勝負~
「AXIV for school」は高校教師に代わり、予備校のプロ講師が進路指導や学習計画策定と進捗の伴走を行い、自走できる生徒の育成と教師の残業軽減を目指す校内予備校です。その中で、生徒が自走するためには、自分の置かれている状況を理解し、目標と今すべきことが明確になる必要があると考え、導入校である同校で講演を実施することになりました。
学習指導要領の変化に伴い、2021年度から実施された大学入学共通テストは今までの知識の習得を求めていた大学入試センター試験から、思考力、判断力、表現力を求める問題へと変化しました。さらに今回はその変化に新課程という要素が加わります。国公立大学受験者を中心に、共通テストの思考問題や新課程の変化への対応が求められています。しかし実は、令和の受験はそのような変化だけでなく、選抜方法の多様化にも注目しなければなりません。
大学の選抜方式は大きく分けると、学力重視の「一般」、校長の推薦が必要な「学校推薦型」、活動や表現力、意欲重視の「総合型」の3つに分けられます。さらに私立大学の一般選抜は「学部別選抜」「全学部統一」「共通テスト利用・併用」「英語外部検定利用」などに分かれます。同じ選抜方式でも大学や学部学科によって、科目や配点、出題される内容は様々です。このような志望校の入試情報を把握し、さらに、合格に到達するための教材の情報、各科目の特徴、勉強法など多くの有益な情報を掴むことで大学受験勉強の効率は大きく向上します。以前と比べて、入試の多様化と、インターネットやSNSの発展による情報公開により、英語や数学のような「科目力」だけでなく、「情報力」も受験で成功するための重要な要素になりました。共通テストの範囲の増加や入試の多様化に対応し、最適な勉強をするためには、早い時期からの情報収集と、勉強の開始が必要になります。特に現在の高校2年生は新課程の初年度で、過去問がなく、情報も少ないことから、まとまった勉強時間が多く取れる夏休みからの本格的な受験勉強開始が受験に大きな影響を与えると私たちは考えています。
新課程共通テストの出題科目や時間についての主な変更点
・情報Ⅰが時間60分、配点100点で出題教科に追加。
・地歴公民が10科目から6科目に変更。地歴は総合25点と探求75点の組み合わせ。公民は公共25点と倫理か政治経済75点の組み合わせ。
・数学では数ⅡBが数ⅡBCに変わり、時間は60分から70分に変更。数ⅠAの選択問題がなくなりすべて必須問題へ。
・国語では、第3問に現代の生活に関わる題材について図やグラフを読み取る問題が配点20点で追加され、現代文110点、古文漢文90点。制限時間は80分から90分に変更。
新課程試作問題からみる共通テスト英語の傾向
新課程の試作問題が発表され、その中で英語リーディングはA問題とB問題の2つが公表されました。注目すべきことは、共通テストでは「ライティング」が測れないためか、ABともにライティングを意識した内容となっていたこと、A問題の語彙数が約1300語あったことです。共通テスト英語リーディング1題の最長語数が昨年の約1150語でしたが、それを大きく超えていました。共通テストになり、総語数は年々上昇し、2年連続6000語を超えています。80分の試験で、マークや見直しで5分と考えて、150wpm(word per minute:1分間に読める語数)で読む時間が40分、考える時間35分、120wpmだと読む時間は50分、考える時間25分になります。このように総語数が年々増えて、速く英文を読み取る必要性がましています。英語以外の科目でも過去のセンター試験、共通テスト、今回の試作問題を比較してみると、知識を詰め込んで点数が取れるテストから、分量が増え、思考問題や読み取り問題が増えていることがわかります。勉強量がより必要になっていることや、親世代の時代の入試とは大きく異なることを理解し、子どもをより早く戦略的な受験対策開始へと導くことが必要です。
AXIV for school 高校向け戦略特化型校内予備校 について
「AXIV for school」は、通常業務だけでも負担の多い教師に代わり、予備校のプロ講師が進路指導や学習計画策定と進捗の伴走を行い、自走できる生徒の育成と教師の残業軽減を目指す校内予備校です。
サービスの特長 〜 受験業界6つの常識破り「逆転の発想」 〜
一般的な予備校は科目指導がメインで受験校には触れません。多様化した受験では、受験校や選抜方式の選択次第で、大きく勉強内容が変化します。私たちは夢や目的に合わせて生徒に情報を伝え、受験校を積極的に提案します。
大学受験は学校以外の勉強時間の9割が自学自習です。自学自習の質と量の向上が、受験において重要です。しかし一般的な予備校ではサービスは授業。だから授業はプロ、戦略やサポートは学生講師。私たちは戦略やサポートを重視し、プロが担当します。
一般的な予備校は授業のコマ売りサービスです。しかし1科目の成績が上がっても合格できるとは限りませんし、そもそもその科目にどれだけ時間を割くべきでしょうか。私たちは成績を上げるのではなく、合格させるために、全員に対し全科目の指導を行います。
一般的な予備校はインプット中心の一方向授業。それでは学校の得意な「授業」を延長しているだけ。私たちは「できる」を求め、双方向でアウトプット中心の1on1個別授業を行います。
大学受験はブラックボックスで、合格までの距離や今の位置が見えにくいものです。私たちはスマホ時間、学習時間、学習計画、受験戦略で、合格に至るプロセスを可視化して道筋を示します。
一般的な予備校での勉強法アドバイスは経験に基づく指導。私たちは科学的根拠に基づき、かつ現実的に継続できるようにシンプルにした勉強法で指導します。
教師の残業環境 ~残業減が課題~
2021年に日本教職員組合が行った調査によると、教員の平均労働時間は週62時間56分。残業時間は月96時間44分で過労死ラインと言われる月80時間を大きく上回る危険な状態です。さらに2022年度の教員採用試験の倍率は過去最低を記録。近年の大学受験は以前と比べて多様化し、一つの大学でも受験方式が複数存在する状況で、今まで以上に生徒一人ひとりに合わせた進路指導が受験の合否を大きく左右します。その進路指導で考慮すべき内容は多岐に渡るため、自ずと生徒面談の回数や時間は多く必要になります。科目指導と進路指導は全く別業務であり、三者面談や生徒からの進路相談など、教師の裁量により生徒毎に追加で時間を取ることが求められます。しかし、教員の仕事は集団授業やその準備が大半を占め、生徒個別に多くの時間を取ることは現実的にできません。生徒のことを考えれば考えるほど、全国の大学や受験方式を調べる業務が発生し、教員が今よりもさらに残業をしなければならない状況に陥ります。「AXIV for school」は進路指導や受験校選定、合格向けた学習計画の立案と管理など、「科目指導以外」に特化して代行することで、教員の残業をはじめとする労働環境改善を目指します。
会社情報
アクシビジョン株式会社 ~地方からITと情報の力で大学受験の常識を変える教育企業~
地域による教育格差をなくすという志のもと、大学受験成功のための戦略を伝え、様々な要素の可視化と、学習を効率化する事業をリアルやオンラインで運営。「AXIV ACADEMY」(アクシブアカデミー)の他、国公立特化オンライン塾「旧帝塾」、医療看護系特化オンライン塾「看医塾」などの、専門塾を展開している。参考書分析データを反映した学習塾向け受験戦略可視化システム「受験コンパス」(特許取得)や、高校向け戦略特化型校内予備校「AXIV for school」をリリースするなど、受験業界で画期的な様々なサービスを展開している。高校や自治体への講演依頼は、HPからご連絡ください。
商号: アクシビジョン株式会社
代表者: 代表取締役 鈴木 優志
本社所在地:〒441-3421 愛知県田原市田原町新清谷102−1
本部所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷4-37-15 3F
設立: 2011年9月
事業内容: 学習塾・教育IT(システム・アプリ開発)
資本金: 1,000万円
会社URL: https://axivision.co.jp
予備校URL: https://axivacademy.com/
高校支援URL: https://axiv-school.com/
代表情報
アクシビジョン株式会社 代表取締役:鈴木優志(すずきゆうじ)
大学3年で地域による教育格差をなくしたいと、人口6万人の愛知県田原市で起業。東大生と過去問や教材分析を行い、自社の生徒保護者だけでなく多くの予備校に情報を提供。学校や自治体で「日本の教育に革新を」と、大学受験での可視化と情報の重要さを伝える。
書籍『大学受験 志望校に「合格する子」の親がやっている6つのこと』Amazonランキング1位(2021/4/14)
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