産業用CO2レーザーマーカー Videojet 3350 シリーズ 発売
手作業による調整を減らし、生産工程の自動化に貢献。
CO2レーザーマーカー Videojet 3350 シリーズはプラスチックや紙包材への印字に適しており、食品・飲料・医薬品・電子部品・押出成形品等の分野でロット番号・日付・図形などを印字・マーキング・彫刻する用途にお使いいただけます。
ビデオジェット社公式ホームページ 製品紹介
Videojet 3350 シリーズ 共通の特長
出力 30 W
最大 2,000 文字 / 秒 の高速マーキングが可能
最高 900 m /分 の生産ラインスピードに追従
9.3 µm、10.2 µm、10.6 µm の3つの波長から選択可(※ご購入時に選択)
上記の特長を基本としつつ、さらに用途に応じて選べる2つのバリエーションをご用意しました。
1:【VJ3350】
広範囲の印字や、一度に大量の製品に印字する用途で活躍します。対象物によって印字の位置が異なる場合にも、広い領域をカバーできる本モデルをご検討いただけます。
最大 601.0 mm x 439.8 mm の広範囲の領域にレーザーを照射
ヘッドの向きを32通りに変更できる追加アクセサリ「BTU(※)」を利用可 (※Beam Turning Unit の略)
(上図)追加アクセサリ「BTU」のイメージ
2:【VJ3350 Smart Focus】
同一の生産ラインの中で製品切替(段取り替え)が行われる場合に活躍。手作業の調整を減らし、生産工程のオートメーション(自動化)に貢献します。
手作業の調整無しで焦点距離を変更……(印字面とレーザーマーカーの間の距離)を事前に複数パターン設定することが可能。操作画面から使用する設定を選択すると焦点距離が自動的に調整(※)される。レーザーマーカーの取付位置を変えずとも異なるサイズの対象物に印字可能(※有効範囲内に限る)
「手作業の調整」とは
レーザーマーカーの印字可能領域(X軸・Y軸)の中に対象物が収まっていても、レーザーの焦点(Z軸)が合っていないと鮮明な印字ができなくなります。
例えばマーキングする飲料容器や食品包装を「サイズ違い」に切り替えるとき、レーザーマーカーと製品の間の距離が変わってしまうため、印字したいポイントに焦点が合わなくなります。当社の従来品の場合、レーザーマーカーや対象物の位置を物理的に移動させて焦点を合わせる調整作業が必要でした。
更に、VJ3350 Smart Focus には次の特長があります
マルチレベルマーキング……同じ印字領域内にある距離の異なる面に対し、2.5 次元技術を用いてマーキングする機能。電子部品のような凸凹した製品に複数箇所のマーキングを行う用途で活躍。
均一平面補正……領域全体を均一なスポットサイズでマーキングすることにより、領域の端の方でも優れたマーキング品質を維持。
パイロットビームフォーカスファインダ……レーザーの焦点と位置の正しさを容易に確認できる機能。セットアップにかかる時間を短縮。
レンジモードとサイズモード……焦点距離(Z軸)の有効範囲が大きくなるモード・印字領域(X軸・Y軸)が広くなるモードの2つがあり、簡単に切り替えることが可能。
製品動画
※電波法による届け出が必要な製品となります。
本製品の使用を開始する前に設置場所を管轄する総務省通信局へ「高周波利用設備許可申請書」を提出して許可を得る必要があります。詳細につきましては弊社営業担当までお問い合わせ下さい。
ビデオジェット社について
ビデオジェットは世界で初めてインクジェットプリンタを産業用に製品化したメーカーです。現在では世界30か国に支店、135か国に代理店があり、インクジェットプリンタやレーザーマーカー、サーマルインクジェットプリンタなどの産業用印字機器を製造・販売しています。約40万台以上の導入実績を持ち、世界中の約3万工場で今日もビデオジェットの印字・マーキング機器が使われています。
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