九州 × 女性 × ディープテック!起業支援プログラム「NEP新星コース」スタート!
九州地域でディープテック起業を志す女性を対象に、毎月約25万円の活動費の提供を行う「NEP新星コース」の公募が開始されました。
株式会社tayo(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:熊谷洋平)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が推進する「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業(以下、NEP)」の一環として、九州地域における女性のディープテック起業支援プログラム「新星コース」の運営を開始いたします。

実施背景
ディープテック領域での起業には、優れた技術シーズに加え、事業化の知見、資金調達、チーム組成、外部ネットワークなど、多岐にわたる要素が求められます。しかし、こうした支援機会やネットワークは主に大都市圏に集中しがちで、地方圏ではアクセスが限定される傾向があります。実際に、NEPにおける起業未経験者向けの既有のプログラム(開拓コース)においても、これまでの運営を通じて、参加者が関東・関西などの大都市圏出身者に集中しやすく、男女比の面でも女性の参加割合が相対的に低い傾向が見受けられます。
こうした状況を踏まえ、NEDOは、起業家育成において相対的に支援が行き届いていない女性および地方に焦点を当てた支援モデルの構築を目的として、「-女性・地方の未来を切り開く-(女性・地方向け起業家育成支援に関する調査・運営業務)」の公募を実施しました。株式会社tayoは、本公募に採択され、九州地域を主な対象として、女性によるディープテック起業の可能性を発掘・可視化する起業支援プログラムの企画・運営を担っています。
本事業の設計にあたって私たちは、ディープテック分野において女性や地方の起業予備層が支援に接続しにくい背景には、複数の要因が重なり合って作用している可能性があるという仮説を設定しました。具体的には、女性によるディープテック起業の先行事例が相対的に少ないことが、孤立感や自己効力感の低下につながり、起業支援への参加をためらう一因となっている可能性があります。これに加え、家庭・育児等との両立負担、支援者側の無意識のバイアス、情報やネットワークへのアクセス格差といった要素が重なり合うことで、「起業に関心はあるものの、支援に接続しにくい層」が可視化されにくい構造が生じているのではないかと考えました。
こうした仮説を踏まえ、株式会社tayoが運営する「NEP新星コース」では、九州地域を中心に、女性によるディープテック起業の可能性を発掘・可視化し、起業準備を後押しすることを目的とした起業支援を行っています。本コースは、起業家育成において相対的に支援が行き届いていない女性や地方の起業予備層に焦点を当て、多様な分野やキャリア段階、ライフステージにある参加者に対して、柔軟に支援を届けることを目指しています。
■ 2025年度 試行プログラムの実施と成果
女性によるディープテックスタートアップ創業を支援する起業支援プログラム「新星コース」は、2025年度に試行プログラムを実施しました。本試行プログラムにおいて、計6名(大学院生3名、大学教員1名、社会人2名)を採択しました
2025年度の試行プログラムでは、2ヶ月の期間内で、CIC Fukuokaでの1 DAY研修、オンラインメンタリング、オンラインミニ成果報告会を組み合わせた構成で実施しました。
【1 DAY研修内容】
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社会実装を見据えたワークショップ
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先輩起業家講演Fatima Bencheikh (ファティマ べンシュイク) 氏 (株式会社KOALA Tech 代表取締役CEO兼CTO)
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九州地域の起業支援者の女性担当者との交流
参加者同士の対話を通じて、事業構想を具体化するプロセスを体験いただきました。
参加者からは、
「ワークショップがよく練られており、短時間でも満足度が高かった」
「異なる分野・フェーズの女性と交流でき、とても刺激的だった」
といった声が寄せられ、起業への意識変化や次のアクションを明確にするきっかけとなりました。
これらの成果を踏まえ、2026年度からは通年型の起業支援プログラムとして展開します。
■ 2026年度 通年プログラム概要(予定)
支援内容
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活動報告書の提出、毎月約25万円(別途源泉徴収あり)の活動費の提供
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対面研修参加時の旅費(実費)の提供
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月一回以上のメンタリング機会
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定期的に対面/オンラインでの研修の参加
プログラム参加者に期待する成果
事業アイデアを「GAPファンドやその他事業化支援資金に応募可能なレベル」までブラッシュアップできること
■ NEP新星コースの特徴
新星コースは、女性・九州地域・ディープテックに焦点を当て、起業準備層に寄り添った支援を行う点に特徴があります。
新星コースならではのポイント
1.分野や属性に応じた柔軟な支援設計
若手研究者、育児中など参加者の属性を踏まえ、研修内容や関わり方を柔軟に設計しています。
2.少人数採択による密度の高い支援
比較的少人数の採択とすることで、参加者同士のつながりを深めやすく、事務局によるフォローや伴走支援をきめ細かく行うことが可能です。
3.事業化初期層を想定した伴走支援
起業や事業化が初めての参加者でも取り組みやすいよう、基礎的な考え方から段階的に学べるプログラム設計とし、伴走支援者とともに事業構想を具体化していきます。
■ 対象者
必須条件
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九州地域、近隣地域(中国地方、四国地方、沖縄等)に出身、在住、または将来的に事業展開を予定している女性
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将来的に起業を考えている方
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技術シーズを活用したビジネスアイデアを具体化したい方
対象テーマ
原子力分野を除くディープテック全般
加点条件・優遇措置
応募時点で「満40歳未満の場合」に加点措置※
応募時点で大学生(修士課程・博士課程含む)及び高等専門学校生の場合、本審査において一定の優遇措置を行います。
※ただし、出産・育児・介護等により研究活動を中断した期間がある場合は、考慮しますので、応募者プロフィールシートの学歴もしくは職歴に該当内容を含めるようにご記入ください
■ 2026年度 応募方法(予定)
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採択件数:10件/年
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公募期間:2026年2月5日〜2月25日
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公募説明会:2026年2月13日
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(イベントページ:https://tayo.jp/events/01KF80YRTAA6ARTYTT80G7RTZH )
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書面審査:2026年2月下旬〜3月上旬
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面接審査:2026年3月上旬〜3月下旬
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採択決定:2026年3月下旬
提出書類
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応募者プロフィールシート(所定フォーマット)
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技術の活用アイデア等説明資料(PDF、目安10〜15枚、最大30枚、様式自由)
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所属長の承諾書(所定フォーマット、該当者のみ)
※公募要領・説明資料・提出フォーム等の詳細情報は、以下の特設サイトよりご確認ください。
NEP新星コース特設サイト:https://nep-shinsei.tayo.jp
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