女性1000人を対象にした「デリケートゾーンに関する調査」を発表!70%以上がデリケートゾーンを気にしている! 一方で、女性の約80%はデリケートゾーンのケアをしていない!?
”夏”はデリケートゾーンが最も気になる季節!デリケートゾーンの悩み1位「生理のときの不快感」 2位「ムレやすい」 3位「におい」。キャンプ、プール…夏のレジャーを楽しみたい女性に、ケアのポイントを紹介
調査の結果、デリケートゾーンが特に気になる季節を「夏」と回答した人(6割以上)が最も多く、デリケートゾーンが最も気になる季節は「夏」と判明しました。
デリケートゾーンの気になることは、1位「生理のときの不快感」、2位「ムレやすい」、3位「におい」が上位を占めました。夏は、デリケートゾーンの「ムレ」による不快感が高い季節でもあります。キャンプ、プールなど、
楽しいレジャーが盛りだくさんの夏こそ知りたい、デリケートゾーンケアのポイントについて、専門家である産婦人科医師・高尾美穂先生に聞きました。
<「女性のデリケートゾーンに関する調査」レポートサマリー>
■デリケートゾーンへの意識について
- 全体の7割以上の女性が、デリケートゾーンが気になっていると回答
- デリケートゾーンが特に気になる季節は「夏」と回答した人が6割以上
- デリケートゾーンについて気になることは「生理のときの不快感」が最多
- 8割の人がデリケートゾーンについて相談する相手がいない
- 現在、デリケートゾーンのケアをしていない人は約8割。約6割は一度もケアをしたことがないと回答
- デリケートゾーンのケアをしたことがない人のうち、7割の人がケアに興味あり
- 興味があるのにケアしていない理由1位は「ケアの方法が分からない」
- これまで実施したケア方法は、1位「アンダーヘアのケア」2位「おりものシートや生理ナプキンをこまめに替える」3位「入浴時にボディソープで意識して洗う」
◆イーク表参道副院長 産婦人科医師・スポーツドクター・ヨガ指導者 高尾美穂 先生
「セルフケアを通して自分のからだを知り、理解することが重要です」
デリケートゾーンは機械的刺激に強い一般的な皮膚、つまり「扁平上皮」の部分と、ツルっとしていて傷つきやすい「粘膜」の部分という2つに分けて考える必要があります。
扁平上皮はショーツがあたる部分、腟の内側に代表されるような、つるつるした部分が粘膜です。
また外陰部のうち皮膚の部分は、手の甲や腕とくらべて何が違うのかといえば、くぼんだり、出っぱったりも、
人それぞれで、そして凹凸があるからこそ手入れが行き届きにくく、さらに直接目で確認することができない部位のため、他の部位を洗うよりも断然難しい場所です。そこを分けて考える必要があります。
粘膜部分のうち、腟内に関しては自浄作用があると考えられており、ある程度の菌のバランスで成り立っていて、
2・3日経つと、元通りに戻り、あとは生理の際に外へ排出されることで洗い流されます。
一方で、扁平上皮の部分は、顔やからだと同じで乾燥が起こりやすい場所です。乾燥が原因で、かゆみを引き起こすこともあります。乾燥が原因のかゆみであれば、保湿することにより乾燥が改善して、結果的にかゆみを改善させることができます。
また、ほかの皮膚の部位と同様に摩擦によって、肌荒れが起こることがあります。外陰部は、歩く、立つ、などの
日常的な動作でもショーツによって擦られる部位であり、摩擦によるトラブルも起こり得ます。
ですから、一般的な皮膚の部分に対処する方法を、外陰部の皮膚の部分にも行っていただければよい、とお考えください。
ただ、体に触れるものからは、どんな部位でも経皮吸収します。だから、いい成分、安心できる成分であることが望ましいですね。自分なりに、安心できると思えるものを選ぶことが大切です。
デリケートゾーンのケアでも、自分なりにちゃんと自分の体のことは知って、セルフケアすることで理解することが重要です。
■7割以上の女性が“デリケートゾーンが気になることがある”と感じています。
「あなたはデリケートゾーンについて気になることがありますか。」と尋ねたところ、21.5%が「とても気になる」と回答し、51.8%が「やや気になる」と回答しました。
「とても気になる」「やや気になる」を合わせると、73.3%の人がデリケートゾーンについて気になることがあると感じていることが分かりました。(図1)
■6割以上が、デリケートゾーンが特に気になる季節は「夏」と回答しています。
図1で、「とても気になる」「やや気になる」「どちらでもない」と回答した人に、「デリケートゾーンが特に気になる季節はありますか。」という問いに当てはまる季節を全て選んでもらったところ、61.9%が「夏」を選びました。続いて多かったのは36.2%が選んだ「特にない」で、夏以外の季節を選んだ人の割合はいずれも20%未満でした。(図2)
■デリケートゾーンについて気になることを聞くと「生理のときの不快感」と回答した人がおよそ6割でした。
さらに、「ムレやすい」「におい」「かゆみ」が気になると答えた人が半数以上いました。
また、図1で「とても気になる」「やや気になる」「どちらでもない」と回答した人に、「デリケートゾーンについて気になることは何ですか。」と質問し、当てはまるもの全てを選択してもらったところ、60.6%が「生理のときの不快感」を挙げ、半数以上の人が、「ムレやすい」「におい」「かゆみ」が気になっていることが判明しました。(図3)
■約8割がデリケートゾーンケアについて相談する相手がいないと回答しました。
尚、デリケートゾーンが気になっている人でも、7割以上が誰にも相談していないことが分かりました。
「デリケートゾーンケアについて、悩み事や困っていることを誰に相談しますか。」と尋ね、当てはまるもの全てを選択してもらったところ、全体の78.8%が「いない」と回答しました。図1で「とても気になる」「やや気になる」と答えた人でも、75.9%が「いない」と回答。
全体に比べ、友人やドクターに相談する割合がやや高かったものの、ほとんどの人が、デリケートゾーンケアに関して誰にも相談していないことが判明しました。(図4)
■現在、デリケートゾーンのケアをしていない人は約8割。また、デリケートゾーンが「とても気になる」人でも、約6割がケアをしていないことが分かりました。さらに、デリケートゾーンのケアを一度もしたことがない人が約6割でした。
続いて「デリケートゾーンのケアをしたことがありますか?」と質問すると、全回答者のうち、「現在している」と回答した割合は21.5%、「していたがやめた」と答えた割合は20.1%で、「したことがない」と回答した人が最も多く、58.4%を占めました。
また、図1でデリケートゾーンについて「とても気になる」と回答した人では41.5%が「現在している」と回答したものの、23.2%が「していたがやめた」と回答しており、35.3%は「したことがない」ことが分かりました。
また、「やや気になる」人では、「現在している」と答えたのは19.7%で、「していたがやめた」人は23.0%、さらに57.3%が「したことがない」と答えました。デリケートゾーンが「とても気になる」と回答していても、現在ケアしていない人が58.5%で、「やや気になる」と回答した人では、80.3%の人がケアをしていないことが判明しました。(図5)
■デリケートゾーンのケアをしたことがない人のうち、7 割の人がケアに興味を持っています。
しかし、興味を持っている人にケアしていない理由を尋ねると、7 割以上が「ケアの方法が分からない」と回答しました。
また、図5で「デリケートゾーンのケアをしたことがない」と回答した608 名に、「デリケートゾーンのケアに興味はありますか。」と尋ねたところ、18.1%が「ある」と回答し、「少しある」と回答したのが53.3%でした。
71.4%がデリケートゾーンのケアに興味を持っていることが分かりました。(図6)
図6 でデリケートゾーンのケアに興味が「ある」「少しある」と答えた人に、「デリケートゾーンのケアをしたことがない理由は何ですか。」と尋ね複数選択で回答してもらったところ、「ケアの方法が分からない」と答えた人が最も多く、73.7%を占めました。続いて、「お金がかかる」が41.7%、「どの専用化粧品を選べばいいか分からない」が30.0%、「相談できる人がいない」が21.4%でした。
ケアの知識や情報、相談相手が十分でないことが、ケアをしない大きな理由になっていることが分かりました。(図7)
■デリケートゾーンのケアをしている人、していた人に、ケア内容を聞いたところ、1位は「アンダーヘアのケア」、2位は「おりものシートや生理ナプキンをこまめに替える」、3位は「入浴時にボディソープで意識して洗う」でした。保湿をしている人は他の項目と比較して少ないことが分かりました。
さらに、図5でデリケートゾーンのケアを「現在している」「していたがやめた」と回答した人に、「デリケートゾーンについて、どんなケアをしていますか、またはしていましたか。」と複数選択で尋ねると、半数以上が「アンダーヘアのケア」を挙げ、また半数近くが「おりものシートや生理ナプキンをこまめに替える」と回答しました。また、「入浴時にボディソープで意識して洗う」人が33.7%、「専用ウォッシュを使用」している人が26.6%いました。一方、「お風呂上りに保湿」「専用クリームを使用」「専用オイルを使用」など、保湿関連の項目を挙げる人は、他の項目と比較し、少ないことが分かりました。(図8)
【産婦人科専門医 高尾美穂 先生 プロフィール】
女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長。婦人科スポーツドクター。婦人科診察を通し、女性の健康をサポート。マターナル(周産期)ヨガ、骨盤底筋トレーニングヨガ、アスリートヨガをはじめ、ヨガセッションも積極的に行っている。また、プロアスリートのメディカル・メンタルサポート、女性アスリートに向けた、医学的知識の提供などにも積極的に参加。日本スポーツ協会においては、スポーツドクターの養成に携わっている。
【カエタステクノロジー 会社概要】
会社名: カエタステクノロジー株式会社
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