チケット転売の不正を防止する新技術がオンラインチケット購入アプリで導入開始!

〜 世界初の本人認証システム「バックグラウンド認証®︎」が不正転売を防ぐ 〜

株式会社AnchorZ

株式会社AnchorZ(本社:東京都台東区、代表取締役 CEO:徳山 真旭)は、オンラインチケット購入アプリに「なりすまし」を防止する機能を簡単で安価に追加できる開発キット「バックグラウンド認証SDK(*1)」を2023年9月より導入しました。
本SDKの導入により、チケット販売会社の売上機会損失の減少とブランドイメージを保護しながら、消費者が安心してチケットを購入ができるサービスをワンストップで提供します。

1.概要

この「バックグラウンド認証®️」は、日本・アメリカ・中国をはじめ、28件の海外特許を取得した世界初(*2)の認証技術です。不正な第三者の利用を複数の要素による連続認証によって既存の認証技術では防げなかった「なりすまし」を防御する最新の認証アルゴリズムです。

その新規性・進歩性・信頼性に関する論文は、生体認証の国際フォーラムとして世界で最も権威のあるIEEE(IJCB2023)でも採択されています(*3)。

これまでの認証技術では防ぐことができなかった不正利用を検知して防ぎ、正規取引による購買者のみが購入後に会場へスムーズに入場することができる環境を提供します(図Ⅰご参照)。なお本システムは、数十万人規模で行われたオンラインチケット購入アプリ経由の取引でも先行導入されております。本SDKを組み込むだけで、人気アーティストのイベントでチケット不正転売を防ぎながら、ライブ会場での入退場もスムーズに行うことが可能となりました。


2.背景

チケットの転売には様々な問題が存在し、消費者やイベント主催者、法律当局などが関心を持って様々な取り組みをしています。日本では2019年に「チケット不正転売禁止法」という法律が施行され、イベントのチケットの不正転売が禁止されました。しかし、トレンドになっているアーティストやタレントのライブやスポーツイベント、舞台などへ参加したいファン心理を利用した不正転売は現在も横行しており、興行主や演者・選手、本来のファンにとって非常に残念なものとなっています。特にインターネットを経由したチケットの売買については抑制が難しく、巧妙化するオンラインでの不正転売に対してより効果的な対策が望まれてきました。


【バックグラウンド認証®の主な特長】

  ①誰にでもすぐに使える:認証操作不要(パスワードの記憶などが不要)

  ②不正利用防止:利用者が変わった時点で「なりすまし」を検知し、アプリ操作にロックがかかります。

     チケット購入アプリにおいては、同一人物の複数購入や不正な高額転売を防止します(正規転売は可能)

  ③高いセキュリティ:世界的で最も権威ある国際フォーラムでの論文に採択されており、新規性・進歩性

     だけではなく、その信頼性においても高いセキュリティであることが認められています。


   バックグラウンド認証®は、利用開始から終了まで正規の利用者による操作であることの真正保証が可能

   となります。そのためなりすましによる被害を削減し、認証の負担を理由とした顧客離脱を防ぐなど、

   利便性とセキュリティを一挙に向上させることが可能です。


                                                図Ⅰ:バックグラウンド認証®の仕組み

                                   *アプリを第三者が利用しようとすると自動でロックします


                                                        表Ⅰ:他認証技術との比較

                              *バックグラウンド認証®は、本人の存在そのものが「鍵」となります

           (複数の情報をもとに利用者が本人かどうか確認しつづけるため、2段階認証も必要ありません)


3.今後の展望

今後は、他のアプリにも「バックグラウンド認証®SDK」を提供することにより、消費者やイベント主催者、法律当局の皆様のお役に立ち、不正転売問題を解決したいと思います。私たちは、この技術がチケット販売のアプリへ標準搭載され、ファンの皆様に安心してイベントを楽しんでいただけることを願い、引き続き開発を続けてまいります。


*1「バックグラウンド認証®︎」SDK:ソフトウェア開発者が特定のプラットフォームやフレームワーク上で

     アプリケーションを容易に開発するためのツールセットです。私たちの最新の認証技術を提供する「バッ

     クグラウンド認証®︎」SDKは、機能の実装からテストまでの開発プロセスをスムーズにする一連のライブ

     ラリ・ツール・ドキュメント、そしてサンプルコードを提供します。

*2 日本・アメリカ・中国に於おいて本プログラムの特許取得済(日本:特許第6077191号、アメリカ:US
  10,452,823、中国:ZL201680038128.4)

*3 IEEE(IJCB2023):https://ijcb2023.ieee-biometrics.org


【株式会社AnchorZ 概要】

  会社名:株式会社AnchorZ

  本社:東京都台東区浅草橋3‐22‐9第一野村ビル2F

  代表取締役社長 兼 CEO:徳山 真旭

  設立:2009年4月1日

  事業内容:セキュリティソリューション「DZ Security®︎」の自社開発と受託開発等


【本件に関するお問い合わせ先】

  担当者:太田

  電話番号:03-5829-6440

  メールアドレス: anz-sales@anchorz.co.jp

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会社概要

株式会社AnchorZ

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URL
https://anchorz.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
台東区浅草橋3-22-9 第一野村ビル2F
電話番号
03-5829-6440
代表者名
徳山 真旭
上場
未上場
資本金
8499万円
設立
2009年04月