【エムズ】導入事例:寿司店の制服が“海辺に眠る資源”から誕生。エムズが手がける使用済み漁網リサイクルプロジェクト
“魚を届ける人”の装いに、海への想いを込めて。寿司チェーン「魚べい」とエムズが取り組む、サスティナブルなユニフォーム提案。

株式会社エムズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長:徳間壽美子)は、この度、株式会社Genki Global Dining Concepts(本社:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:藤尾益造)が展開する寿司チェーン「魚べい」様の新ユニフォームをデザイン・立案いたしました。今回手がけたユニフォームは、海と深く関わる寿司店という「魚べい」様のブランド背景に着目し、 “サロン部分に、使用済みになった漁網を再利用した素材”を採用。環境への配慮とストーリー性を兼ね備えた、唯一無二の「使用済み漁網から生まれた環境配慮型サロン」が完成いたしました。
※詳細のお客様インタビューは2025年7月発刊のサービスユニフォームカタログへ掲載予定です。
漁網は漁師の財産、そして未来へのバトン
「使用済み漁網」と聞くと、多くの人が海に漂う“ゴーストネット”を思い浮かべるかもしれません。しかし実際には、日本の海沿いにも、役目を終えた漁網が山のように積み上げられています。

役目を終えた漁網は、本来であれば産業廃棄物として適切に処理されるべきものですが、処理の手間や費用、そして漁師の高齢化や担い手不足といった課題が重なり、多くの漁網がそのまま放置されているケースも少なくありません。
そんな中、漁網を「使い捨てではなく資源として活かそう」という想いのもと、漁業関係者や繊維メーカーの間でリサイクルの取り組みが始まっています。

株式会社エムズも、飲食業界に多数のユニフォームを提供してきた立場からこの活動に強く共感。実際に長崎の漁港を訪れ、漁協の方々との意見交換や現地での視察を行い、「装いから海の未来を考える」という取り組みに対して理解を深めました。
使用済漁網が制服に。想いが形になったユニフォーム
こうして誕生したのが、今回の「魚べい」様との本プロジェクトです。エムズからリサイクル素材を用いた企画を提案したところ、魚べい様にも大きなご賛同をいただき、海で役目を終えた漁網が、今度は陸で「寿司を届ける人」のユニフォームとして第二の人生を歩み始めました。
回収された漁網は再生繊維へと生まれ変わり、「魚べい」店舗でスタッフユニフォームとして採用されております。

「魚を獲る網」から「魚を届ける服」へ 。海から、寿司屋へ。ストーリーのある一着。
このプロジェクトは、ただのリサイクルではありません。
制服という日常のアイテムを通じて、海の課題を身近に感じるきっかけをつくることを目指しています。
「これ、漁網からできてるんだ」と気づいたその一言が、未来への第一歩になるかもしれないと考えています。
「魚を食べる人」から、「海を守る人」へ。
そんな未来の担い手がひとりでも増えることを願い、今後も海洋環境の保全と水産資源の持続可能性に貢献する取り組みを続けてまいります。

株式会社エムズについて
株式会社エムズは、サービスユニフォームの分野で新しい価値を提供し、環境にも配慮した製品を作り出している企業です。デザイン性と機能性を兼ね備えたユニフォームは、常にトレンドを意識し、業界をリードしています。「次の笑顔へ、つないでいく。」という理念のもと、より良い社会づくりに貢献し、企業や施設から信頼される製品を提供しています。
【会社概要】
社名 :株式会社エムズ
代表取締役会長兼社長 :徳間 壽美子
本社 :神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-15 パレアナビル9F
ホームページ :https://www.ms-uni.com
TEL :045-476-3500
設立 :1989年1月
資本金 :6,000万円
従業員数 :正社員93名 パート82名(2024年6月現在)
事業内容:ユニフォーム企画デザイン及び製造・販売/カタログによる既製ユニフォームのコーディネート
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