バングラデシュ人エンジニア紹介のVENTURAS、EWU大学とMOU締結 — 日本企業のITエンジニア採用をさらに強化

バングラデシュの若手優秀IT人材を日本企業へ、次世代エンジニアの育成と採用を加速

株式会社VENTURAS

バングラデシュ人エンジニアと日本企業との人材マッチングのパイオニア、株式会社VENTURAS(ベンチュラス)(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:上田代里子)は、バングラデシュの著名な工科系大学の1つであるEast West University(EWU)と、日本向けのIT人材送り出しに関するMOU(基本合意書)を締結しました。本提携は、過去7年間にわたるEWU大学との協力実績(学生向けキャリア支援、企業マッチング、ワークショップなど)をさらに強化し、中長期的なパートナーシップのもとで、日本企業の人材不足解消とバングラデシュのITエンジニアのキャリア構築を支援することを目的としています。

画像: VENTURASとEWU、日本送り出しに関する戦略的パートナーシップを締結(2025/2/26) - VENTURAS代表取締役社長上田代里子(中央左)とEWU大学 副学長 Professor Dr. Mohammad Ashik Mosaddik(中央右)

■ East West University(EWU大学)について

1996年に設立されたEWU大学は、バングラデシュ国内でトップクラスの私立大学の一つであり、特にコンピューターサイエンス(CSE)および電気電子工学(EEE)の分野で高い評価を受けています。

学生数は約10,500人で、CSE学部には約1,200人が在籍。卒業生はGoogle、Microsoft、NVIDIAなどの世界的企業で活躍し、また、国際的なプログラミングコンテストACM ICPC(国際大学対抗プログラミングコンテスト)の世界大会においても過去複数の優秀な実績を残しています。

国内外で高い評価を受けるEWU大学は、バングラデシュのIT・エンジニア人材輩出校の代表格であり、今回のMOUは日本企業にとって優秀な技術者を確保する重要な機会となります。

■ MOU締結の背景

日本では少子高齢化が進み、ITエンジニアの新規供給が減少する一方、デジタル技術の発展によりIT人材の需要が急増しています。その結果、エンジニア不足が深刻化し、多くの企業が優秀な技術者の確保に苦戦しています。経済産業省の報告によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると推定されており、多くの企業が優秀なエンジニアの確保に苦戦しています。特に、AI・データサイエンス・ソフトウェア開発などの分野では高度なスキルを持つ人材の需要が増加しており、日本国内の人材供給だけでは対応が難しくなっています。

一方で、バングラデシュは若年層の人口が多く、優秀なITエンジニアを輩出する国として国際的に注目されています。特に、East West University(EWU)のCSE(コンピューターサイエンス)学部は、高度な専門知識を持つ教授陣と産業連携による実践的なカリキュラムを有し、GoogleやMicrosoftなどのグローバル企業で活躍する卒業生を多数輩出しています。

本MOUは、日本企業が直面する人材不足の課題に対し、バングラデシュの優秀な若手IT・エンジニア人材を迎え入れることで、企業の成長と技術競争力の向上を支援する新たなステップとなります。

■ 両社からのコメント

株式会社VENTURAS 代表取締役社長 上田代里子:「本提携を通じて、バングラデシュの優秀なITエンジニアが日本企業で活躍し、技術革新や地方創生に貢献できる機会を創出できることを大変嬉しく思います。日本のIT業界における人材課題の解決に寄与するとともに、両国の経済的・技術的な発展に貢献してまいります。」

East West University 副学長 Prof. Dr. Mohammad Ashik Mosaddik:「本MOUの締結により、EWUの学生たちはグローバルなキャリアを築くための新たな道を手に入れました。日本企業での活躍を通じて、世界水準のエンジニアリングスキルをさらに高め、国際社会での影響力を拡大していくことを期待しています。」

今後、VENTURASとEWU大学は、キャリアセミナーの開催、企業との直接マッチング機会の提供、日本語教育のさらなる拡充などを通じて、バングラデシュと日本の人材交流を一層促進していく予定です。

画像: VENTURASとEWU大学、日本送り出しに関する戦略的パートナーシップを締結(2025/2/26) - MOU式典の様子。VENTURAS代表取締役社長上田代里子(左)とEWU大学 副学長 Professor Dr. Mohammad Ashik Mosaddik(右)

株式会社VENTURAS (ベンチュラス)について

2015年にバングラデシュにて初のEdTech企業として設立。「誰もが主体的に未来を選べる社会をつくる」をミッションに掲げ、公平な教育・就職の機会や情報の普及を目指しています。バングラデシュを代表する日系スタートアップの1社として、政府をはじめ、現地教育機関に幅広い認知とネットワークを保有。現在、バングラデシュ最大規模の小学生向けオンラインプログラミングスクールの運営を始め、エンジニア特化の日本語アカデミー、高度ITエンジニアの人材紹介事業、オフショアラボ型開発事業、など「教育・進学・就職」領域にて様々な事業を手掛けています。数多くの日系企業と現地有名大学の採用支援イベントの実績があり、これまで200人超を超える、当地No.1の日本企業とバングラデシュ高度人材のマッチング実績があります。

会社名 : 株式会社VENTURAS

所在地(本社) :東京都渋谷区神宮前6-23-4, 桑野ビル2F

所在地(ダッカ) : House-2E,Road-29,Gulshan-1,Dhaka-1212, Bangladesh

創業:2015年 (バングラデシュ) 、2020年(日本)

代表 : 代表取締役社長 上田代里子

拠点: バングラデシュ・ダッカ、東京都

事業内容:人材紹介・採用支援コンサルティング・オフショア開発・教育事業

URL:https://www.venturas.co.jp/

バングラデシュについて
バングラデシュは、人口約1億7,000万人、平均年齢24歳という若年層が多い国で、その経済成長が世界的に注目されています。2023年度(2023年7月~2024年6月)の実質GDP成長率は5.7%と予測されており、堅調な成長が見込まれています。また、2026年には最貧国(LDC)からの卒業が予定されており、さらなる経済発展が期待されています。

特にIT産業においては、バングラデシュ政府が「スマートバングラデシュ」政策を掲げ、2041年までにデジタル化を通じて社会・経済のスマート化を目指しています。IT分野の卒業生の増加や若年層の多さ、競争力のあるコストでのサービス提供などが強みとなり、日系企業からの注目が高まっています。2022年度の対日IT輸出は35%増加し、今後も二国間のビジネス展開が期待されています。

さらに、バングラデシュから日本への高度IT人材の就職も加速しており、日本企業におけるバングラデシュ人材の活用が進んでいます。バングラデシュのIT人材は、高度な技術力と柔軟な対応力を持つことで評価されており、特にAIやソフトウェア開発の分野での需要が増加しています。

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会社概要

株式会社VENTURAS

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URL
https://www.venturas.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-23-4, 桑野ビル2F
電話番号
080-8854-1488
代表者名
上田代里子
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2020年01月