Coupa(クーパ)、企業のESG規制への準拠を新たなイノベーションで支援(抄訳版)

Coupa BSMプラットフォームがESGサポートを拡大し、ドイツのサプライチェーンデューディリジェンス法への準拠を支援

Coupa

2022年5月17日、ベルリン
ビジネス支出管理(Business Spend Management、以下、BSM)のリーダーであるCoupa Software(NASDAQ: COUP)はドイツのサプライチェーンデューデリジェンス法(Lieferkettensorgfaltspflicht engesetz, LkSG)を含む、ESG(環境・社会・ガバナンス)目標達成に向けたグローバル規制への対応を支援する新機能を発表しました。
企業は、投資家、消費者、従業員、そして今や世界の規制当局から、持続可能性と社会的影響の改善を求められています。Coupaの調査では、組織の取り組みがもたらす総合的な影響について把握するためのデータが欠如しているため、ESG法の遵守を阻んでいることが明らかになっています。

具体的には、ドイツのサプライチェーン・デューデリジェンス法は2023年1月1日に施行され、ドイツ国内で3,000人以上の従業員を抱える企業に対して、サプライチェーンにおける人権侵害の監視と環境基準の遵守を義務付けています。しかし、世界中の企業の約3分の2(65%)が、よく活用するサプライヤーがESG基準を満たしているかどうか分からないと回答し、57%がサプライチェーンのESG基準準拠の正当性を確保するために有効なリスク管理システムを有していないことが判明しています。

Coupaの会長兼CEOであるRob Bernshteynは次のように述べています。
「企業の経営者やビジネスリーダーは変革をリードし、これまでのビジネスのやり方を変えていく意志を持っています。しかし、データ不足により実現が困難な場合が多いです。ビジネス支出のデータを収集し、AIと掛け合わせ、バイヤーとサプライヤーのB2B(企業間電子商取引)コミュニティからのインサイトを活用する戦略を取り入れることで、企業はリスクを積極的に軽減しビジネスのサステナビリティと収益性を高めることができます。CoupaのサステナブルBSMソリューションは、企業がよりインパクトのある支出決定を行うことを支援し、”Coupa Inspire EMEA 2022”で発表された新機能は、企業のサステナビリティの向上とESG規制の遵守を支援します。」

本件によるベネフィットは以下の通りです。
  • サプライチェーンデューデリジェンスのためのリスク評価:お客様は、デジタル評価を通じて、ドイツのサプライチェーン・デューデリジェンス法に特化したサプライヤーのESGコンプライアンス情報を要求・管理し、ドイツの規制当局に提出するレポートを作成することができるようになりました。
  • サプライヤーのリスクとコンプライアンスデータの可視化:お客様は、サプライヤーの財務状況、リスク、サステナビリティ情報を、調達イベントの実施時だけでなく、サプライチェーンのデジタルツイン上で直接、リアルタイムに可視化することができ、コンプライアンス確保のための適切な審査を行うことができます。
  • 組織横断コラボレーション: Coupaユーザーは購買調達、サプライチェーン、およびコンプライアンス業務全体にリスク管理を組み込み、組織のサイロ化を解消します。Coupaは、包括的なサプライヤーのリスク管理情報を、あらゆるビジネス支出の意思決定時に活用できます。

Coupaのグローバル製品コンプライアンス担当バイスプレジデントであるMarkus Hornburgは次のように述べています。
「世界の規制当局は、”企業はもはやESGを軽視することはできない。ドイツのサプライチェーンデューデリジェンス法は特に厳しく、多くの企業がESGリスクの理解を深め、最終的には1月の期限までにリスクを軽減しようと躍起になっている。”と述べています。他の国々でも、すでに関連する法律が制定が検討されており、企業は何百もの規制の詳細を理解し、対応することが求められます。CoupaのCompliance-as-a-Serviceは、このようなお客様の悩みを解決し、グローバル企業がコンプライアンスへのアプローチを合理化できるよう支援します。これにより、お客様は自社のブランドと収益を維持することができます。」

世界的なメーカーであるサンゴバン社は、Coupaを活用し軽量で持続可能な建築の世界的リーダーとしてのミッションを果たしています。Coupa主催の年次イベント「Inspire」では、その持続可能なサプライチェーンの変革が評価されています。
サンゴバン社のサプライチェーン・エクセレンス担当ディレクターであるPhilippe Boutonnet氏は次のように述べています。
「2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを推進しています。環境に良い影響を与えながら成長を加速させるためには、組織のサイロを取り払い、チーム間のコラボレーションを改善することが重要です。Coupaは、私たちがこの目標を達成するために重要な役割を果たしています。私たちは、CO2排出量の課題と最適化、サステナビリティへのアプローチの運用、ESG準拠の推進、輸送関連の排出量の平均20%もの削減のために、高度なデジタル・サプライチェーン最適化スキームを導入しています。」

PwCドイツのパートナー であるJan Joachim Herrmann氏は次のように述べています。
「PwCドイツでは、企業がサプライチェーンをエンド・ツー・エンドで管理するための適切なプロセスと品質管理を導入できるよう、全力でサポートしています。Coupaのビジネス支出管理(BSM)に対する包括的なアプローチは、当社のSmart Network Buying(SMB)ソリューションの原動力となっており、サプライチェーンのホットスポットを特定するための信頼できる唯一の情報源となり、企業がドイツおよびヨーロッパ全域の規制に準拠することを支援する態勢を整えています。Coupaと協力することで、企業がコンプライアンスを証明し、よりスマートな調達決定を行うことができると同時に、サプライチェーンに効率性とレジリエンス​​(回復力)をもたらすことができます。」

KPMG AG GermanyのパートナーであるStefan Löchner氏は次のように述べています。
「多くの国における規制の変更により、組織は短期間で必要なESGの改善を開始しなければならないという圧力が高まっています。これらのESGの課題に取り組むためには、規制要件を明確に理解し、企業のサプライチェーンと支出データを透明化することが必要です。これは、どのレバーが排出量の削減に役立つかを特定し、今後のモニタリングを容易にするために、ガバナンス、プロセス、システムの変更を遵守するための目標計画を策定するためのベースラインです。」

詳細はこちら
https://www.coupa.com/solutions/third-party-risk-management/sustainability-german-supply-chain-act

リリース原文はこちら
https://www.coupa.com/newsworthy/press-releases/new-coupa-innovations-help-businesses-comply-esg-regulations
 
Coupaについて
Coupa Software(NASDAQ:COUP)は、Business Spend Management(ビジネス・スペンド・マネジメント、以下BSM)のためのクラウドプラットフォームです。私たちは「Value as a Service(サービスとしての価値)」の提供を掲げ、サプライチェーンデザイン&プランニング、購買調達、支払い、財務のプロセスをひとつのクラウド型BSMプラットフォームに統合することで、組織における支出からの価値最大化を支援します。Fortune 100から世界で最も急成長している企業まで、2,500社を超える顧客がCoupaのBSMプラットフォームを通じてコミュニティからのインサイトを活用し、定量的な価値を継続的に実現しています。日本語での詳細についてはこちらをご覧ください。https://coupa.co.jp
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会社概要

Coupa株式会社

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URL
https://coupa.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-6625-5349
代表者名
小関貴志
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年11月