住友生命保険に次世代セキュリティ製品「Deep Instinct」を提供
多層防御を実現し、セキュリティ運用の効率化を支援
住友生命では、お客さまの健康情報や家族情報など大量かつ機微な個人情報を取り扱うため、セキュアな業務用端末が不可欠です。これまで、パターンファイルベースのウィルス対策のほか、EDR製品等によって攻撃の兆候を早期に検知し対応する監視体制の強化を進めてきましたが、セキュリティ対策製品から発せられる各種アラートへの対応業務の増加が懸念されていました。また、既知のウイルスパターンを登録したデータファイル等を更新していく作業が頻繁に発生し、システム運用上の大きな負担となっていました。
今回導入するDeep Instinctは、ディープラーニング(深層学習)を活用して将来発生しうるマルウェアやゼロデイ攻撃などの脅威を予測し、サーバやPCなどの機器への侵入をリアルタイムに検知して未然に防ぐサイバーセキュリティのソリューションです。過去に感染したファイルやOSなどのデータを収集・分析し、特徴を掴んでモデル化してマルウェアの情報を蓄えます。未知のマルウェアについても攻撃の可能性を予測し、端末への侵入を防いでシステムを防御します。また、従来は毎日必要とされていたデータファイルの更新に代わり、年数回のソフトウェアアップデート作業で最新の脅威に備えることができます。
住友生命は、職員が利用する約50,000台の業務用端末にDeep Instinctを導入することで、外出先での営業活動やリモートワーク環境でも、高いセキュリティレベルを維持しつつ、セキュリティ運用業務の効率化を実現します。
Deep Instinctについて
Deep Instinctは、世界初かつ唯一サイバーセキュリティの目的のために構築されたディープラーニング フレームワークを用いて、ランサムウェアやその他のマルウェアを阻止するために、予防を第一に考えたアプローチを取っています。既知の脅威、未知の脅威、ゼロデイ脅威を20ミリ秒未満で予測し、感染を防止します。その速さはランサムウェアの暗号化速度の750倍に相当します。Deep Instinctは、99%以上の精度で未知の脅威から防御しながら、0.1%未満という誤検知率を実現しています。Deep Instinct Prevention Platformは、既存のセキュリティソリューションを拡張・強化し、ハイブリッド環境における脅威に対する完全で多層的な保護を提供します。 Deep Instinctに関する詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
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