株式会社SUNABACO、ロボット・フィジカルAI・DX推進の専門部署「EX robotics」を新設

〜外部エンジニア丸投げの限界を打破し、医療・造船などの現場プロ自らがAIとロボットを操る「物理空間の市民開発」を加速〜

株式会社SUNABACO

DX人材育成およびフィジカルAI開発を手掛ける株式会社SUNABACO(本社:熊本県八代市、代表取締役:中村 良、以下「SUNABACO」)は、ロボット・フィジカルAI(Physical AI)・DX推進に特化した専門部署「EX robotics(イーエックス・ロボティクス)」(URL:https://www.ex-robotics.com/)を新設したことをお知らせいたします。

「EX robotics」では、従来の「外部エンジニア主導によるロボット開発」の限界を打破し、医療や造船をはじめとする高度な専門知識を持つ現場のプロフェッショナル自身が、生成AIとロボット制御技術を習得して現場課題を解決する「フィジカルAI時代の市民開発(シチズンデベロップメント)」を強力に推進してまいります。

■ 「EX robotics」設立の背景:なぜ従来のロボット導入は現場で失敗するのか

現在、生成AIはソフトウェアの世界から物理空間を動かす「フィジカルAI」へと急速に領域を広げています。多くの企業が現場の自動化・ロボット化を目指し、外部の優秀なFDE(Forward Deployed Engineer:現場派遣エンジニア)やSIerを現場に送り込んでいます。

しかし、医療や製造、造船といった専門性の高い現場において、「外部のエンジニアがヒアリングし、要件定義をして開発する」という従来のプロセスには、「暗黙知の翻訳ロス」という構造的な欠陥が存在します。

医療現場: 医師や看護師、コメディカルの絶妙な力加減や、患者の状態に合わせた臨機応変な動線

造船現場: 一品一様で毎回微妙に異なる船体ブロックの形状や、熟練工が視覚と手の感覚で行う微調整

こうした「現場の暗黙知」は、言語化して外部エンジニアに伝えた瞬間に本質が抜け落ちてしまいます。ドメイン知識(業界・業務の専門知識)を持たない外部エンジニアがどれほど優秀でも、現場のリアルな感覚を100%理解してコードやロボットの軌道に落とし込むことは不可能です。

結果として、「仕様書通りには動くが、現場では怖くて使えない・邪魔になるロボット」が生まれ、わずかな動作修正にも数ヶ月の再見積もりと再実装を要し、現場が疲弊していくという失敗パターンが日本のあらゆる産業で繰り返されてきました。

■ 逆転のアプローチ:「10年かかる現場の専門知」×「AIでショートカットできる実装力」

SUNABACOはさまざまな産業の現場に入り込む中で、「業務の専門知識がない外部エンジニアに開発させるよりも、現場の専門知識を持ったプロに『生成AIとロボットの動かし方』を教育した方が、圧倒的に現場で使えるものが出来上がる」という決定的な事実にたどり着きました。

外部のエンジニアが医師の診断眼・手技や、造船の熟練工の現場感覚を身につけるには10年単位の時間がかかります。一方で、現場の専門家がロボットを動かす仕組みを身につけるハードルは、AIの進化によって劇的に下がっています。

  • 生成AIによる実装(Vibe Coding): 自然言語でやりたいことを構造化できれば、AIがコードを生成する。

  • ROS(Robot Operating System)とフィジカルAIの普及: ロボットの頭脳と神経系がオープンな標準規格として整備されている。

  • 直感的なロボットティーチングシステム: 「Toyota YUBI」に代表されるような、人間の動きや感覚をそのままロボットに教え込める(模倣学習・ダイレクトティーチング)仕組みが登場している。

  • だからこそ新部署「EX robotics」では、「エンジニアに現場を教える」のではなく、「現場のプロに生成AIとロボットの仕組みを教える」というアプローチで、最短距離かつ本質的な課題解決を実現します。

■ 先行事例:医療から造船へ、すべての「現場」を内側からアップデートする

1. 医療現場での実践:倉敷中央病院 臨床医学研究所との共同プロジェクト

一つとして同じ状況がない「専門知識の塊」である医療現場において、SUNABACOは公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 臨床医学研究所と医療用フィジカルAIの共同開発に向けたMOUを締結し、取り組みをスタートさせています。

▼ 関連リリース:株式会社SUNABACO、日本有数の高度医療機関である倉敷中央病院の臨床医学研究所と、医療用フィジカルAIの共同開発に向けたMOUを締結

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000082558.html

本プロジェクトでは、医師やコメディカルの方々自身にROSとフィジカルAIの構造(アーキテクチャ)、そして直感的なロボットティーチングシステムを教育し、自ら開発できる環境(リビングラボ)を構築しています。

これにより、「処置の際にこの角度で器具を支えてほしい」「検体搬送でこの段差と動線をクリアしたい」といった現場のリアルな課題が、翻訳ロスゼロでその場のロボット実装へと直結しています。

共同開発中の汎用フィジカルAI

2. 造船現場での実践:一品一様の現場における自動化

このアプローチは現在、「造船」の現場でも同様に推進されています。医療と造船は一見対極にあるようですが、「対象(患者/船体ブロック)の状態が毎回異なり、高度な専門知識と臨機応変な判断が求められるため、従来の画一的な産業用ロボットでは自動化が困難だった」という点で構造が極めて似ています。

造船所においても、船造りを知り尽くした現場のプロが生成AI、ROS、最新のティーチングシステムを手にすることで、「本当に使える自動化・ロボット化」が現場の内側から立ち上がり始めています。

弊社で開発中の造船向け完全自立ボロック塗装ロボット
開発中の造船塗装ロボットソフトウェア

■ 今後の展望:ソフトウェアの「市民開発」から、物理空間の「市民開発」へ

SUNABACOはこれまで、プログラミングを特別なエンジニアだけのものから解放し、現場の課題を最も知る人が自らシステムを作る人材育成を全国各地で行ってきました。

新設する「EX robotics」は、その領域を画面の中から現実の物理空間へと広げる「フィジカルAI時代の市民開発(シチズンデベロップメント)」の中核を担う専門部署です。

高価なロボットと外部エンジニアをセットで導入し、現場を外から変えようとする時代は終わりました。これからのAI時代に圧倒的なイノベーションを起こすのは、「深いドメイン知識を持った現場のプロフェッショナル」×「生成AI」×「フィジカルAI(ロボット)」の掛け算です。

SUNABACOおよび「EX robotics」は、現場を最も愛し、現場の痛みを最も知る人たちが、自らの手でAIとロボットを自在に操り、未来の現場を創り出していくための最強の「武器」と「教育」を、あらゆる産業の現場へ届けてまいります。

■ 「EX robotics」概要

部署名:EX robotics(イーエックス・ロボティクス)

事業内容:ロボット・フィジカルAIの社会実装支援、現場プロフェッショナル向けAI・ロボット制御教育、リビングラボ構築支援、DX推進支援

公式サイト:https://www.ex-robotics.com/

■ 株式会社SUNABACO 会社概要

所在地:熊本県八代市本町1-10-43

代表者:代表取締役 中村 良

事業内容:フィジカルAI開発、DX人材育成など

URL:https://sunabaco.com/

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社SUNABACO 広報担当:若林

TEL:070-3843-2932

Email:sunabaco@gmail.com

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社SUNABACO

14フォロワー

RSS
URL
https://sunabaco.com/company/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
熊本県八代市本町 1丁目10-43
電話番号
070-3843-2932
代表者名
中村まこと
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2020年09月