「新レンタル&校正センター」建設開始のお知らせ
計測機器の検査受託2倍に 28億円で大阪の施設拡張
アズワン株式会社(本社:大阪府大阪市西区、代表取締役社長:井内 卓嗣、以下当社)は、研究現場や製造現場でのさまざまな課題を解決すべく、当社サービス事業の中核となるレンタル&校正センターを2027年稼働に向け、新たに建設いたします。
1. 施設概要
所在地 大阪市此花区島屋(自社所有地※現センター隣地)
敷地面積 1,800坪 鉄骨4階建 延床面積 6,000㎡(※現センターの約3.3倍)
総投資額 約28億円
着工 2025年6月(2026年10月末竣工 2027年1月稼働開始予定)
設計施行 青木あすなろ建設株式会社
2. 背景と目的
【校正】
研究や製造の現場では、温度や湿度、濃度、重量、体積、圧力値、時間計測や長さ、厚み、微粒子検出、粘度・粘性の確認など、さまざまな計測機器が使用されており、これらの機器は、使用の過程で計測精度の点検・校正が必要です。そのため、おおよそ年に一度、これらの機器の点検・校正が行われておりますが、使用する計測機器メーカーごとに点検・校正を依頼することが多く、現場にて労力が発生しております。
このような背景を踏まえ、当社では現場から一括で校正や点検をお受けすることで現場の手間を削減し、作業効率改善に貢献してまいりました。
【レンタル】
商品を購入するのではなく、持たないことで手軽に実験を開始できるレンタルサービスも順調に業績が推移しております。研究や製造の現場において導入費用を抑えたい、定期的に新しい機種に買い替えたい、プロジェクトの期間だけ使用したい、といったご要望をいただいており、現在は汎用機器だけでなく大型実験機器の取扱いも開始しております。
この度、これらの事業を更に拡大してお客様のご要望にお応えすべく、レンタルアイテムの拡充や校正メニューの高度化、多様化に向け、商品保管及び作業スペースの拡大、設備の拡充を図ることといたしました。
今後も当社の国内物流拠点との緊密な連携を通じて、研究者や製造現場の課題解決に向けた トータルコーディネーターとしてのサービス事業の強化を図ってまいります。

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