Smart Craft、品質検査をデジタル化する品質管理機能をリリース

〜生産記録と品質記録を一元管理することにより詳細な品質記録の追跡が可能に〜

株式会社Smart Craft

株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役 浮部史也、以下「当社」)は、製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の新機能として、品質管理機能をリリースしたことをお知らせします。

品質管理機能は、Smart Craftの工程管理機能と組み合わせることで、生産記録と品質記録を統合データとして一元管理できます。これにより、企業のトレーサビリティ強化や信頼性向上に貢献し、製造現場のDXを加速します。

■開発の背景

近年、製造業では、個別工程の改善だけでなく、「稼ぐ力」の向上が求められています。しかし、従来の品質管理のデジタル化は、トレーサビリティやペーパーレス化といった個別の取り組みが中心でした。

Smart Craftの品質管理機能は、作業指示、実績収集、進捗確認、集計/分析といったSmart Craftの工程管理機能と組み合わせることで、単なる品質記録の電子化にとどまらず、生産記録と品質記録を統合データとして一元管理できます。これにより、企業のトレーサビリティ強化や信頼性向上に寄与し、製造現場のDXを加速します。

さらに、APIによる基幹システムとの連携を活用することで、工場全体の最適化を実現し、「稼ぐ力」の向上に貢献します。

■品質管理機能を利用しているユーザーの声

某医療機器メーカー(手術支援Robot) 生産技術部門 DX推進リーダー

導入効果イメージ

従来の製造現場では、検査記録を紙帳票に記録し保管しておりましたが、製品トラブル等の有事の際には全て手作業で探す必要がありました。また、検査記録は15年間の保管が必要なので、紙の帳票を保管するために多大なコストがかかっている状況にありました。

Smart Craftの品質管理機能を活用することにより、 検査記録を電子化することができ、帳票の保管コストがゼロになりました。必要な記録をすぐに参照し、品質情報の分析も簡単にできるようになったので、管理者は報告書の作成の手間が不要になりました。

結果として、帳票の保管コスト100%削減、不具合発生時のトレース作業92%削減など、年間1200万円相当のコスト削減を実現しました。

■品質管理機能の特長

品質管理機能の利用イメージ

1. 専門知識不要既存の検査帳票に合わせて自由にフォーマット作成が可能

既存の検査帳票に合わせて検査項目や入力タイプをノーコードで自由に作成することが可能です。また、各検査項目のしきい値(規格値や管理値)を任意に設定することにより、異常値が入力された際には作業者に即座に判定結果が通知されます。

2. フォーマットの履歴管理と承認が可能

検査帳票が改定された場合でも、過去の変更履歴をすべてバージョン管理できます。さらに、承認フローの設定により、バージョン変更時の電子承認が可能です。誰がいつ承認したかの証跡管理に対応しており、権限管理による改ざん防止対策も実装されています。これにより、ISO9001の文書管理基準に準拠した運用が可能です。

3. モバイル端末によるダイレクト実績収集が可能

タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末に最適化された直感的なインターフェースを採用しており、作業標準書や検査手順書を電子閲覧しながら実績収集が行えます。さらに、変化点管理情報やロット・シリアル番号と検査記録が連携し、強固なトレーサビリティ体制を構築可能です。また、外部機器との連携により、計測値を自動入力することもできます。

4. 検査記録の承認が可能

管理者は、現場で記録された検査結果を遠隔地から承認できるようになります。これにより、記録だけでなく承認も電子的に行えるため、紙を印刷して承認印を押印するという二度手間が解消され、完全なペーパーレス化と業務の合理化を実現します。さらに、承認フローを柔軟に設定できるため、さまざまな運用ニーズにも対応可能です。

5. 瞬時の検索とリアルタイム分析が可能

電子データの強みである優れた検索性を活かし、不良が発生した場合でも、ロットやシリアル番号を入力するだけで瞬時にトレーサビリティを実現し、記録をすぐに取り出せます。さらに、ダッシュボードではパレート図をはじめとした柔軟なレポート作成が可能です。実績が積み上がるごとにリアルタイムでデータが更新されるため、紙の検査記録を転記する手間から解放されます。

■製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」について

Smart Craftは、製造現場の工程管理、品質管理、集計・分析といった一連の業務プロセスをタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を活用しデジタル化できる国産初のSaaS型のMESです。これまで紙やExcel等で行ってきた製造現場のアナログ業務をデジタル化することで、現場状況をリアルタイムで見える化し、製造データを一元集約します。Smart Craftの提供を通じて製造現場のDXを支援します。

サービスサイト:https://smartcraft.jp/


■株式会社Smart Craft 会社概要

株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。

会社名:株式会社Smart Craft

所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル

代表者:代表取締役 浮部 史也

設 立:2021年6月15日

資本金:8,109万円(資本準備金含む)

事業内容: 製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の開発・提供

URL:https://corp.smartcraft.jp/

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会社概要

株式会社Smart Craft

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URL
https://corp.smartcraft.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル 312号室
電話番号
03-3527-2464
代表者名
浮部史也
上場
未上場
資本金
8109万円
設立
2021年06月