Back Market、「1円スマホの割引規制」に関する最新調査を発表
約4割が「今後中古スマホ購入の可能性がある」と回答
これまで日本では、新品のスマートフォン端末代金を大幅に割引し、1円などで販売する「1円スマホ」が多数存在し、多くのユーザーが新品スマホを購入してきました。その反面、毎月の通信料金の高騰などの課題や、中古販売店への圧迫、携帯料金の引き下げやサービスの競争を阻害することが問題視されてきました。
それらの背景から、総務省は2023年12月27日に新品スマートフォン端末の割引対象や上限額の見直しを強化する『携帯電話端末の割引に関する規制』を施行しました。
Back Marketでは、この規制の認知度や施行後の影響について調査するため、全国の男女308名を対象に「1円スマホの割引規制」に関する調査を実施しました。
■調査サマリー
6割以上のユーザーが「1円スマホ」割引の規制開始を認知
「1円スマホ」割引を過去利用したことがあるユーザーは26.3%
「1円スマホ」割引の規制後、新品スマホの購入意欲が低下したユーザーは30.2%
「1円スマホ」割引の規制後、中古スマホ購入を検討するユーザーは4割以上
中古スマホ購入検討時、最も不安に感じる点は「購入後の故障リスク」
■調査概要
・概要:1円スマホの割引規制に関する調査
・期間:2024年3月29日(金)~2024年4月1日(月)
・方法:インターネット調査
・対象:全国20〜60代の男女
・人数:308人
※Back Market Japan調べ
60%以上のユーザーが「1円スマホ」の割引規制開始を認知
はじめに、「1円スマホなど過度な割引に対する規制が2023年12月27日より始まったことを知っていますか?」と質問したところ、
・はい:60.1%
・いいえ(当アンケートで知った):39.9%
と、6割を超える方が1円スマホの割引規制が施行されたことを知っていることがわかりました。
「1円スマホ」割引キャンペーンを過去利用したことがあるユーザーは26.3%に留まる
次に、「1円スマホの割引キャンペーンを過去に利用したことはありますか?」と質問したところ、
・はい:26.3%
・いいえ:73.3%
と、過去に1円スマホのキャンペーンを利用したことがある方は、3割に満たない結果となりました。「1円スマホ」の割引の認知度は高いものの、今回の調査結果では、「1円スマホ」の割引キャンペーンを実際に利用するユーザーはそれほど多くないことがわかりました。
「1円スマホ」割引キャンペーンがお得と感じたユーザーはわずか31.5%
続いて、「1円スマホの割引キャンペーンは実際にお得だと感じましたか?」と質問したところ、
・はい:31.5%
・いいえ:5.8%
分からない(利用していない):62.7%
と、1円スマホの割引キャンペーンをお得だと感じた人はわずか約3割に留まる結果となりました。
■「1円スマホ」割引の規制後、約3割のユーザーの新品スマホ購入意欲が低下
次に、「1円スマホの割引が規制されたことで、新品スマホの買い替え・機種変更する意欲は低下しますか?」と質問したところ、
・はい:30.2%
・いいえ:14.0%
・変わらない:55.8%
1円スマホの割引規制により、約3割が「1円スマホ」の割引規制により、新品スマホの購入や買い替え意欲が低下したことがわかります。
「1円スマホ」割引の規制後、中古スマホ購入を検討するユーザーは4割以上
一方で、中古スマホに関する意向を調査するべく、「1円スマホの割引が規制されたことで、中古スマホの購入を今後検討しますか?」と質問したところ、
・検討する:13.3%
・検討する可能性がある:32.5%
・特に検討しない(新品スマホを購入する):54.2%
という結果になりました。
今後中古スマホの購入を検討、または検討する可能性がある方は合わせて45.8%でした。5割弱の方が中古スマホを視野に入れるということがわかり、今後中古スマホを選択される方が増えることが推測されます。
中古スマホ購入検討に際し、最も不安に感じる点は「購入後の故障リスク」
最後に、今後、中古スマホの購入を検討するにあたり、ユーザーが不安に感じる点はどのような部分なのかを調査するため、「中古スマホの利用や購入検討に関して、不安に感じる点はありますか?」と質問したところ、
・購入後の故障リスク:219人
・セキュリティ面での懸念:173人
・品質の悪さ:172人
・返品や交換などのサポート体制:125人
・販売元の信頼性:89人
・特になし(中古スマホで満足している):9人
という結果になりました。
6割以上のユーザーが「1円スマホ」割引の規制が開始されたことを認知している一方、過去利用したことがあるユーザーは26.3%に留まり、3割のユーザーが新品スマホの購入意欲が低下したことがわかりました。スマホ購入の選択肢として、中古スマホ購入を検討するユーザーは4割以上となった反面、「購入後の故障リスク」を最も不安に感じているようです。
品質を担保し、購入後の故障リスクをサポートするBack Market
今回の調査でもわかった、中古スマホの故障リスクを懸念するユーザーが多いことを踏まえ、Back Marketでは、購入できる商品そのものの品質の担保に努め、さらに購入後の故障リスクをサポートするサービスを提供しています。
Back Marketでは、携帯電話やパソコンなどのデバイスのリファービッシュ品(整備品)のみを取り扱うプラットフォームを展開しています。
業界最長の1年間の動作保証と購入後30日間の全額返金保証を提供することに加え、修理販売者である「リファービッシャー」が販売する「リファービッシュ」品の品質を維持するため、下記の項目を実施しています。
ミステリーショッピングによる抜き打ち検査
すべての販売者に品質憲章(チェックポイント)を掲示・動作確認を依頼し、品質を担保
バックマーケット独自のアルゴリズムを使い、在庫の中から最も品質スコアの高い製品をWebサイト上に表示
上記のような取り組みをもとに、中古スマホの購入で懸念される不安要素をできるだけ排除し、安心してご利用いただけるよう努めています。
その他、購入者がより安心してリファービッシュ品を購入できるよう、通常30日程度の保証に対して、Back Marketでは1年の長期的な動作保証を提供しています。新品以下の価格で、中古品以上の品質と保証を持ち合わせたリファービッシュ品の普及に取り組んでいます。
また、2024年3月からは、Back Marketで提供する通常の保証に加え、突然の事故に対応する成功率90%以上を誇る業界最高水準のデータ復旧サービス、落下、水漏れ、ひび割れなどに対する修理費用や修理できない場合の補償等を行う「Back Up」サービスの販売も行っています。
Back Market(バックマーケット)とは
Back Market Japan株式会社は、携帯電話やパソコンなどのデバイスのリファービッシュ品(整備品)のみを取扱うプラットフォームとして、2014年11月にフランスで設立され、世界18ヶ国で事業を展開するユニコーン企業の日本法人です。自社で中古端末の購入・修理・販売は行わず、「リファービッシャー」と呼ばれる中古品の買取と修理を施し販売する修理販売者に対して、リファービッシュ品の販売を行うプラットフォームを提供しています。
リファービッシュ品の品質を維持するため、ミステリーショッピングによる抜き打ち検査の実施を行っているほか、通常30日程度の補償に対して、1年の長期補償を提供するなど、新品以下の価格で、中古品以上の品質と保証を持ち合わせたリファービッシュ品の普及に取組んでいます。
所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-18 The Iceberg
事業内容:リファービッシュ品販売サイトの運営
設立:2020年11月
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