「デザイン」で途上国の水問題とジェンダー課題を解決しよう ー国際協力NGOがチャリティウォーク・キャンペーンの特製Tシャツのデザインコンテストを開催すると発表
途上国の「女性と女子」の自立支援活動を行う公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン(理事長:目賀田周一郎 事務局:東京都豊島区)は、同財団が来年2024年3月8日の国際女性デーから主催する、歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2024」キャンペーンのTシャツデザインコンテストを開催すると発表した。採用されたデザインは同キャンペーンの特製Tシャツの表面に印刷され、主にキャンペーンに参加者に着用される。
歩く国際協力「Walk in Her Shoes」キャンペーンとは
英語で「in one’s shoes(その人の靴を履く)」とは、その人の立場になるという意味。途上国の女性や女子は、学校に行く時間や賃金労働などを犠牲にして、毎日水汲みのために、8,000~10,000歩(約6キロ)の距離を歩いている。同キャンペーンは、国連が定めた「国際女性デー」の3月8日から5月31日までのおよそ3か月にわたり、途上国の女性や女子に想いを馳せながら歩き、歩いた歩数が寄付につながる健康的かつ気軽に参加できる国際協力の一つ。オーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカでも実施されているグローバルキャンペーンで、2024年は13回目の開催となる。
歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2023」キャンペーンの詳細情報は以下のURLから閲覧可能。
https://www.careintjp.org/walk_in_her_shoes/index.html
【Tシャツデザインコンテスト概要】
キャンペーン参加者が着用するオリジナルTシャツのデザインの募集
◇募集内容:
歩く国際協力「Walk in Her Shoes」キャンペーンにふさわしいTシャツ前面のデザイン
・ Walk in Her ShoesのロゴをTシャツ前面に入れる。
・ 以下1~5よりロゴをひとつ選択する。
・ ロゴの周囲には10mmの余白を設定する。
・ ロゴデータを希望する場合は、件名を「WiHSロゴデータ希望」とし、事務局までメール
(wihs@careintjp.org)にて依頼する。
・ Tシャツの色を指定する場合は、以下より1色選択する。
(ホワイト、グレー(PANTONE425Cに近い色)、ブラック)
・ Tシャツ背面のデザインは不要。(Tシャツ背面は協賛企業のロゴが入る)
・ 著作権その他第三者の権利を侵害していない作品にする。
◇賞:
・最優秀賞1点
(賞状、自身がデザインしたTシャツ5枚、オリジナルトートバッグ、歩く国際協力
「Walk in Her Shoes 2024」オンライン参加費無料)
・優秀賞2点(賞状、オリジナルトートバッグ、歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2024」
オンライン参加費無料)
◇参加方法:
キャンペーン事務局宛(wihs@careintjp.org)に作品をメールにて送信。
*件名を「Tシャツデザイン」とし、氏名、住所、職業、年齢をご記入のうえ、
作品をPDF、JPEG、GIFのいずれかのファイル形式にして添付する。
◇参加資格:どなたでも参加可。(複数応募可)
◇審査員:公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン事務局
◇著作権の扱い:入賞作品の意匠・商標・著作権に関するすべての権利は主催者に帰属するものとする。
◇結果発表:2023年11月中旬受賞者へ連絡、公式ホームページで発表
◇締切:2023年10月31日(火)
◇主催:公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
◇お問い合わせ先:
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパン
歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2024」キャンペーン事務局
email: wihs@careintjp.org
◇詳細情報は、以下のURLから閲覧可能
https://www.careintjp.org/walk_in_her_shoes/news/designcontest_2024.html
東京都内で開催されたチャリティウォークでキャンペーンTシャツを着用して歩く参加者たち
【参考情報】
途上国の女性にまつわる「課題」
世界では、4人に1人、およそ20億人*もの人々が、安全に管理された飲み水にアクセスできない。中でも特に深刻なサハラ以南のアフリカでは1人1日あたりの水使用量は、わずか平均30リットル未満とされている。特に女性や女子は、より大変な状況におかれている。毎日、家族が必要な食糧や水、そして蒔を調達するために歩いている。アフリカにおいて、その時間は1日平均3時間以上ともいわれており、このため、子どもたちは学校に行けず、また女性たちは例えば家計を助けるために働いたりすることができない。このことが更なる貧困の淵へと家族を追いやり、貧困を慢性化させている。
*出典:UNICEF/WHO「Progress on household drinking water and sanitation and hygiene 2000 ‒ 2020
「国際女性デー(International Women’s Day)」について
1904年3月8日のアメリカのニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、1975年の国際婦人年において、国連が3月8日を「国際女性デー(International Women's Day)」と制定。国や民族、言語、文化、経済、政治の壁に関係なく、女性がこれまで達成してきた成果を認識するとともに、女性たちの権利やジェンダー平等を広く呼びかけていく日として、毎年、世界中で記念行事が行われている。
国際協力NGO「CARE」について(https://www.careintjp.org/about/index.html)
CAREは、1945年から100か国以上で人道支援活動を実施している世界最大級の国際協力NGO。現在、9,300人の高度な専門性をもつスタッフが、1,600件以上の事業を通じて年間17,400万人に対し、自立のための支援を行っている。戦後ヨーロッパの被災者へ「CAREパッケージ(ケア物資)」を送ることから始まった貧困の根絶に向けた活動は、国連や各国政府の高い評価を得ている。
公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンについて(https://www.careintjp.org/about/carejp.html)
世界100か国以上で活動する国際協力NGO「CARE」の一員。第二次大戦後、米国市民が欧州の親戚らに緊急物資の詰まった「CAREパッケージ(ケア物資)」を届けたことが団体発足のきっかけ。ケア物資は、日本にも届き、1,000万人の日本人が支援を受けた。その支援を受けた人々が次は世界に恩返しをと、1987年5月、現在のケア・インターナショナル ジャパンを設立。災害時の緊急・復興支援や「女性や女子」の自立支援を通して貧困のない社会を目指している。
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