社内外の情報を統合し最適な情報を提供する次世代XR×AIソリューション「Up-Agent」を開発。第一弾として施設案内アプリの「Up-Agent Guide」をリリース
アップフロンティア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長: 横山 隆之)は、AIを活用した情報活用の基盤システム「Up-Agent」を開発しました。社内外に点在する情報を統合し、ひとりひとりの“今”に必要な情報をお届けします。
また、「Up-Agent」を活用したサービス第一弾として施設案内アプリ「Up-Agent Guide」をリリースしました。本アプリでXR×AIの技術を活用した新しい案内サービスを展開します。
本リリースでは「Up-Agent」と「Up-Agent Guide」を順にご紹介します。

■Up-Agentについて
【開発背景】
近年、情報が急速に増え続ける一方で、必要な情報に“いつ・どこで・どうやって”アクセスすべきか分からないという課題が顕在化しています。膨大な情報源の中から、自分にとって最適な答えを見つけることは簡単ではありません。
こうした状況を踏まえ、アップフロンティアは 「AIに質問するだけで、誰もが必要な情報にたどり着ける世界」 を目指し、情報活用の基盤サービス 「Up-Agent」 を開発しました。これまで培ってきた最先端技術の研究開発の知見を活かし、複雑化する情報環境の中で、誰もが効率的かつ確実に情報を活用できるよう支援します。
【システム概要】
複数の情報源を統合し、AIを活用して必要な情報を最適な形で提供する、情報活用の基盤システムです。外部の公開データ、社内資料、業務データなど、多様な情報を一つに集約し、横断的に活用できる環境を構築します。
AIとの自然な対話を通じて、ユーザーへ最適な情報を提供します。ユーザーの質問内容や状況、背景も踏まえながら、わかりやすく的確な回答を生成します。
さらに、スマートフォンをはじめ、ARデバイスなど幅広いデバイスで利用可能です。利用シーンや環境に応じて、最適なインターフェースで情報にアクセスできる体験を提供します。

【特長】
「Up-Agent」は、お客様の情報活用を効率化するため、以下の5つの特長を備えています。
①データを統合して活用
分散しがちな業務データやドキュメント、担当者に依存した属人化情報を一つに統合し、質問するだけで必要な情報にアクセスできます。社内外のあらゆるデータを登録することで一元管理でき、既存の業務システムや公開サービスとのAPI連携により、外部データも含めた柔軟な情報活用が可能です。
②AIとの対話で課題を解決
複雑な操作や専門知識は不要で、AIとの自然な対話により、誰でも簡単に情報を得られます。曖昧な質問でも意図を読み取り、“本当に必要な情報”へ導くことが可能です。
③マルチデバイスでどんな環境にも
スマートフォン、ARデバイス、首掛け型のデバイスなど、幅広いデバイスで利用可能です。利用シーンや環境に合わせて、最適なデバイスをご提案します。屋内外、オフィス、工場、観光施設など多様な現場で活用できます。
④誰でも対話できるよう多言語で対応
グローバル化が進む現代に対応し、外国人の方々にも利用いただけます。ユーザーの利用言語に合わ せて、AIの回答が自動で最適な言語に変換されるため、観光施設での案内や外国人スタッフの教育・研修など、幅広い利用シーンに対応します。
⑤カスタマイズパッケージで導入しやすい
すぐに使える基本機能を備えたカスタマイズパッケージのため、ゼロから開発する場合と比べて、低価格・短納期で導入可能です。お客様の課題やニーズに合わせて柔軟に調整できます。
【Up-Agentが提供するソリューション】
「Up-Agent」の特徴を活かしたお客様の業務効率化、顧客満足度の向上をサポートするサービスを展開します。
第一弾として、施設案内アプリの「Up-Agent Guide」をリリース、施設案内における新しい体験を実現します。
■Up-Agent Guideについて
【アプリ概要】
美術館・博物館などの展示施設での無人ガイドや、工場・物流倉庫などの産業施設における業務サポートとして活用できる施設案内アプリです。
QRコードから必要な情報へ簡単にアクセスでき、さらに自然対話によるAIへの質問で各々のユーザーの興味・疑問などの知的欲求に応えます。
従来の「用意された情報を受け取るだけの受動的な体験」とは異なり、ユーザーが自ら質問して情報を引き出す能動的な体験へと転換し、より高い体験価値を提供します。AIとの自然な対話により、答えが“その場で目の前に現れる”新しい体験を実現します。

【特長】
観光施設のガイド体験や業務のサポートに最適なサービスを提供します。
①情報に簡単にアクセス
QRコードを読み取ると、AR表示で場所を選ばずに情報を表示できます。複雑なボタン操作がないため、どなたでも簡単にご利用いただけます。「迷わず、すぐに理解できる」 誰にとってもストレスのない情報アクセス体験を実現します。
②AIが質問に答える
AIとの自然な対話を通じて、ユーザーの興味・関心や状況に応じた疑問に答えます。ユーザーは従来の受動的な体験ではなく、「知りたいことをその場で深掘りする」 能動的な体験に変わります。
③マルチデバイスに対応
来場者の誰でも使いやすいスマートフォンから、現場作業の邪魔をしないハンズフリーのARデバイス、音声だけで操作できる首掛け型デバイスなど、幅広い端末に対応しています。利用する環境に合わせて、「誰でも、どこでも、負担なく使える」 最適な体験を提供します。
【活用事例】
①イベント・商業施設
来場者が作品横のQRコードを読み取るだけで、ARによる作品解説を楽しめます。さらにAIが対話形式で、作家の背景や関連作品など多角的に情報を提供します。ひとりひとりの関心に応じた深い学びを実現すると同時に、施設スタッフの案内の負担を軽減し、来館者満足度を高めます。

②工場・オフィス
作業員は設備や資材付近のQRコードを読み取るだけで、ARで操作手順や点検情報を確認できます。AIに質問すれば、故障事例や最適な対応方法を即座に提示します。個々のスキルに依存せず誰もが安心して作業でき、現場の効率化と安全性の向上を実現します。

■今後の展望
アップフロンティアは「Up-Agent」を情報活用のインフラとして進化させ、人と情報の距離を限りなくゼロに近づけることを目指します。ユーザーの“知りたい”に瞬時に応える体験を創出し、あらゆる業界の情報活用をアップデートします。
さらに、「Up-Agent」活用の第2弾サービスの開発も推進中です。AIを活用した“情報との新しい関わり方”を提案し、未来のスタンダードとなる体験価値をお客様へ届けます。
Up-Agent特設ページ:https://up-frontier.jp/up-agent
Up-Agent Guide特設ページ:https://up-frontier.jp/up-agent-guide
【本件に関するお問い合わせ】
アップフロンティア株式会社
お問合せURL:https://up-frontier.jp/contact
電話番号:03-6427-4711(代表)
担当:XR担当窓口
【会社概要】
会社名:アップフロンティア株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前5−7−20 神宮前太田ビル4F
設立:2005年12月20日
資本金:5,250万円(資本準備金5,250万円)
代表取締役社長:横山 隆之
従業員数:58名
株主:経営陣
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