三菱化工機、静岡市の一般廃棄物最終処分場浸出水処理施設建設工事を受注
静岡市は、現有一般廃棄物最終処分場の残余年数を考慮して、既存の沼上最終処分場の後背地に新たに一般廃棄物最終処分場を建設することとなりました。今回当社が受注し、新設する施設は90m3/日の処理能力を持ち、浸出水調整槽が8,800m3の浸出水処理施設です。埋立容量は132,000m3で、埋立期間は約15年を見込んでいます。
当社は、昭和51年(1976年)に初めて最終処分場浸出水処理施設を納入して以来、処理施設建設の実績を積み重ね、今回が55例目の納入となります。今後も全国各地の環境インフラ整備に貢献してまいります。
処理施設概要
工事名: 令和5年度環ご第2号 一般廃棄物最終処分場浸出水処理施設建設工事
建設場所: 静岡県静岡市葵区北沼上地内
契約金額: 2,734,000,000円 (税抜き)
工期: 令和5年10月12日~令和8年8月31日(予定)
水処理方式: カルシウム除去+生物処理+凝集沈殿+砂ろ過+活性炭吸着+キレート吸着+滅菌 → 河川放流
汚泥処理方式: 重力濃縮+遠心脱水
計画原水水質・計画処理水水質
水質項目 | 単位 | 計画原水水質 | 計画処理水水質 |
水素イオン濃度(pH) | - | 6.0~10.0 | 5.8~8.6 |
生物化学的酸素要求量(BOD) | mg/L | 250 | 20以下 |
浮遊物質量(SS) | mg/L | 200 | 10以下 |
Ca2+(カルシウム) | mg/L | 4,000 | 100以下 |
■本リリースの取り組みを通じて、当社はSDGs(持続可能な開発目標)における次の目標に貢献します。
・目標6 安全な水とトイレを世界中に
・目標11 住み続けられるまちづくりを
・目標12 つくる責任つかう責任
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