経済産業省・JETRO主催「始動 Next Innovator」最終ピッチ審査会にFACTORY X 代表・神谷が審査員として登壇
〜 THINKER TO DOER(考えるだけの人から直ちに行動・実践する人へ) 〜
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2024年12月14日、経済産業省・JETROが主催する次世代イノベーター育成プログラム「始動 Next Innovator」の最終ピッチ審査会が開催され、FACTORY X 代表・神谷が審査員として登壇しました。
「始動 Next Innovator」は、シリコンバレーと日本を繋ぐ架け橋プロジェクトの一環として、次世代のイノベーションを担う起業家を育成することを目的に2015年に立ち上げられたプログラムです。
FACTORY Xの代表・神谷は、2021年に始動7期に採択され、2023年にはアルムナイ向け起業家育成選抜としてシリコンバレーに派遣されました。この経験を通じて、グローバルな視点と起業家としての心構えを深め、その成果を日本に持ち帰り、今度は審査員として次世代のイノベーターたちの成長を後押ししました。
「始動 Next Innovator」 とは
起業家シリコンバレー派遣プログラム「始動 Next Innovator」は、2015年度に「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」として立ち上げられ、次世代のイノベーションを担う人材の育成を目的としています。これまでの9年間で、約1,050名の多種多様なイントレプレナー(企業内起業家)やアントレプレナー(起業家)が巣立ち、さまざまな業界や場面で活躍しています。
急速に変化する社会環境に対応するために設計されており、特に新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行が引き起こした社会的変革により、グローバルに共通する新たな課題が浮き彫りとなりました。こうした環境の中で、既存の枠を超えて新たな価値を創出し、挑戦を続ける「イノベーター」が必要とされています。
「始動 Next Innovator」は、これらの社会課題に立ち向かい、解決に向けた行動を継続できる人材、つまり「Doer(行動者)」を育成することを目的としています。既存の枠組みを打破し、事業機会を見出し、新たな価値を生み出すための実践的な経験を提供します。
審査総評 - 始動 Next Innovatorを通じて得た学びとその影響を語る -
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審査後の総評として、神谷は自身が「始動 Next Innovator」に参加したことで得た学びや影響について、次世代のイノベーターたちへと語りました。
かつて、神谷は趣味の一環として生産機器を使った体験イベントを開催しており、「始動 Next Innovator」へ参加したのは興味本位でした。しかしいざ講義に参加してみると、その進行に堅苦しさを感じ、自身の考えるイノベーションとの相違に辞退を考える瞬間もありました。
そんな時、事業の壁打ちをしてほしいと同期のひとりから頼まれました。実施した壁打ちは非常に喜ばれ、その姿に「この人たちと一緒に過ごしてみたいな」と感じたことで、プログラムを続けることにしました。
最終ピッチ審査にて、神谷は自分の思うイノベーターの定義を表現したピッチを実施。その内容は審査項目には沿わないものでしたが、その様子をみた審査員や同期たちから高く評価され、自分の声が他者に届く可能性を知りました。
プログラム終了後、人生で初めて、公の場でショートピッチを披露。その場にいた多くの人々からの声援を受けました。またその場に居合わせた同期の起業家と投資家が資金調達のために意見を交わしている瞬間を目の当たりにし、起業家や投資家とはどのようなものなのか、スタートアップの仕組みを理解することができました。
またイベント前日に、来日していた始動のメンターから告げられていた「君は起業家に向いている、人を喜ばせることができるからね」という言葉もありました。長年夢みていた在庫のモデルがスタートアップであれば事業化できるかもしれないと思い、FACTORY Xの構想を描き始めました。
FACTORY Xの創業後、始動アルムナイ向けの起業家育成選抜が初めて公募され、神谷はシリコンバレー選抜として派遣されます。現地で出会ったメンターや投資家たちから、事例を交えた起業家の心構えを教わる中で、日本で事業を進める中で抱いていた違和感が払拭され、クリアになっていきました。この経験が、神谷の起業家としての生き方の地盤を作ることができました。
「始動 Next Innovator」を通して、神谷は自分の声を届けられる可能性を知りました。それを知ることができたのは、プログラムはもちろん、同期のメンバーやアルムナイの方々と出会えたからです。FACTORY Xの立ち上げの際にも多くの声援・支援が届き、後押ししてくれました。
「これからもこうした機会が続いてほしいです。シリコンバレーに選ばれた方々は多くを学び、その知識を広めていくことが重要です。そして、選ばれなかった方々も諦めずに情報を共有し、事業を続けていってほしい」と、次世代のイノベーターたちに期待を寄せ、総評を締めました。
お知らせ
■ 採用
フルタイム・副業を問わず、事業開発・システムエンジニアを募集しています。
その他の職種も随時採用を開始していきますので、事業に共感いただける方は気軽にご連絡ください。
詳細:https://www.factory-x.com/recruit
■ 中日新聞 インタビュー記事「起業家という生き方」掲載
1月10日(金)の中日新聞・朝刊にて、「起業家という生き方」特集にFACTORY X代表・神谷 喜穂のインタビュー記事が掲載されました。
神谷が起業家になるまでや、愛知県三河地区の製造業企業を中心に寄せられた声により本気で世界を変える起業家を目指すことを決めたエピソードが掲載されています。是非ご覧ください。
詳細:https://www.factory-x.com/250110
■ 独立行政法人 中小企業基盤整備機構「サポイン倶楽部」 FACTORY X 代表・神谷 登壇
テーマ:ものづくり中小企業×スタートアップ 〜オープンイノベーション〜
1月27日(月)にSTATION Aiにて行われた「中小機構サポイン倶楽部 令和6年度 総会」にてFACTORY Xが登壇しピッチを行いました。
詳細:https://www.factory-x.com/250127
会社概要
会社名:株式会社FACTORY X(ファクトリーエックス)
代表取締役:神谷 喜穂
設立日:2022年9月28日
本社:愛知県岡崎市久後崎町字宮前1番地
事業内容:在庫戦略モデルの開発・展開
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